ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ロシア、「戦争反対でもプーチン支持」意に沿わないブロガーは「外国の代理人」と弾圧/北朝鮮のミサイル

2024年03月20日 | 政治

讀賣新聞の記事によればロシアでは「戦争反対でもプーチン支持」が多いという。
「国難」を乗り切るにはプーチンに・・・という。

その中で一節をとりあげてみた。

>モスクワの投票所で話をした英語教師(65)は「戦争は反対で、毎日平和を望み祈っている。ただ、政治の安定も大事。プーチン大統領は経験豊富で安定をもたらしている」と語り、プーチン支持者だと明かした。

そして私が気になったのはこれである。

 最近、ウォルコフ氏が注目するのは、プーチン政権がネット上の情報統制を巧みに展開している点だ。若年層が情報源としているネットは、「10年前は自由な言論空間だったが今は違う」という。政権は親プーチン派の論客を支援し、若者への浸透をはかる。
政権の意に沿わないリベラルな独立系ブロガーなどは「外国の代理人」に指定して弾圧を強めている。
「国難乗り切るにはプーチンしかいない」ロシア世論は安定重視、戦争には反対なのに支持する人も - 記事詳細|Infoseekニュース

★ ブログ主・・・私が気になるのは・・・と書いたのは、既に日本でも今のロシアのように「政権の意に沿わないリベラルな(日本では保守でさえ)「外国の代理人」(日本の場合は「共産党に惑わされて」・・・など「反日」の一言で片づける)というような非論理的な決めつけが横行している、それも敵意を込めて書く人もいる。
こういう事態は何かの教祖と同質だ。異論は受け付けない。
ロシアの民主勢力はこうしたやりかたに命まで奪われるほどに苦労して悲惨だ。
戦争では思想信条の自由は「自由」ではなくなる。目先のことばかり気になってしまうのだろう。
・・・ヒトラーやスターリンの時代もこうだったのでは?


北朝鮮がまたミサイルを日本海に発射した。まるで「自国の演習場」とでも?
北朝鮮が発射した3発は「短距離弾道ミサイル」
讀賣新聞によると・・・木原防衛相は「今後も各種ミサイル発射などの更なる挑発行為に出る可能性があると考えており、引き続き米国、韓国などと緊密に連携しながら必要な情報の収集、分析に努めるとともに、警戒監視に全力を挙げる」と強調した。・・・(米国が気が変わったらどうするのか?)

国会では「自分は知らん、あの人が・・・」という醜態だ。
日本の政治家の中でどれほど日本の為に尽くそうという気があるのか、聴こえてくるのは恥ずかしいニュースばかりだ。
土台がダメなのに「世界情勢が危険で今こういうことを問題にしている時か?」という「隠そう」という意識がとんでもない暴論にすり替えられている。

言っておくけれど、「土台」のワルイところに花は咲かない。国家国民を考えるより自分のみっともない「お遊び」や「票」に分別もなく、それ以外は考えていないように思える。これでは日本の心配などアタマにないだろう。
「今、そんなことを論じる時ではないだろう」というのは自分たちが追及された時に使う常套句だ。
民度の低い人たちがそう思っているのだろう。毎度「環状線思考」だ。
ろくでもない政治家は日本のことなど考えが及ばない。そういう政治家は「その為に政治家になったのではない、特権を享受するためだ」、と思っている。

その他・・・花粉症の私はやはりマスクをすると状態がマシになる。以前、飲み薬を医院で貰ったが、頭が重くなったりするのでできるだけ飲みたくない。コロナ対策でマスクをしている2~3年は症状がでなかった。

3回休んでいた「着付け教室」、血圧が高かったせいか、いつも疲れ果てていた。
やっと先日行った。日々気をつけていたので今回は疲れなかった。ザクロジュースを毎日飲んでいる。
血圧の状態も良くなってほっとした。
体重も2キロ減った。
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本日は1953年の実演録音で、ヴェルディ「アイーダ」から第一幕の3重唱をお聴きください。
アイーダにマリア・カラス、アムネリスにジュリエッタ・シミオナート、ラダメスにクルト・バウム、
このバウムは元チェコのボクシングでチャンピオン、この人がテノールになって一流のステージに。
でもカラス、シミオナートという最高の女性の歌手が争うテノールだったらイタリアのテノールが何人もいるはず、バウムは声量はあるが美声ではない。指揮はバルビローリ。

Verdi - Aida - Trio - Giulietta Simionato, Kurt Baum, Maria Callas - Barbirolli (ROH, 1953)



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昨日、ピンクのチューリップを買った。



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「反プーチンの正午」に呼応か、大統領選の投票最終日に有権者が列…ナワリヌイ氏支持者を拘束 /ウクライナとロシアの歴史から考える

2024年03月17日 | 政治

「反プーチンの正午」に呼応か、大統領選の投票最終日に有権者が列…ナワリヌイ氏支持者を拘束

読売新聞

ロシア大統領選は17日、3日間の投票日の最終日を迎えた。露独立系メディア独立系メディア「メドゥーザ」などによると、正午にはモスクワ、中部エカテリンブルクなど各地の投票所で有権者が行列を作った。

 2月に獄死した反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻らは、17日正午に投票所に行き、プーチン露大統領以外に投票する「反プーチンの正午」という運動を呼びかけており、それに呼応したものとみられる。独立系人権団体「OVDインフォ」によると、中部ウファでは投票箱にナワリヌイ氏の写真を入れようとした男性が拘束された。

 メドゥーザによると、アルメニアやカザフスタンの露大使館でも現地時間の正午に行列ができた。タイのプーケットでは、正午に「お金で雇われているのではない。私たちは無料で、あなたに反対の投票をする」とのメッセージを掲げたロシア人男性が一時、警備員に拘束されたという。
「反プーチンの正午」に呼応か、大統領選の投票最終日に有権者が列…ナワリヌイ氏支持者を拘束 (msn.com)


【ロシア大統領選】 併合4州でプーチン氏への投票強制を懸念



動画の解説・・・15日に始まった大統領選挙の投票は、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部ドネツク州など4つの州でも行われています。 AP通信によりますと、期日前投票の際には、銃を持った軍人と共に職員が投票箱をもって民家を回り投票を強制したり、投票しないと社会保障を受けさせないと脅したりするケースがあったということです。 占領地域において、今回の投票は、ロシアへの忠誠心を試すものだという指摘も出ています。 こうした中、ロシアメディアなどは、ウクライナ軍がロシア占領地域にある投票所を攻撃し死傷者が出たとも伝えています。 (2024年3月16日放送)

なぜかチャンネル桜をはじめ、「ロシア派」がいて戦争に至った長年の歴史をご存じない有名人が多いようだ。ソ連が何をしてきたか・・・ウクライナの農作物が豊作だった年、それを取り上げ、多くのウクライナ人が餓死したこと、古くはウクライナの英雄がコサックを組織してロシア帝国のピョートル皇帝と戦い悲劇の戦死をとげたことは、ヴィクトル・ユゴーの文学や、リストの交響詩「マゼッパ」にも描かれている。
そしてロシア人のチャイコフスキーもオペラ「マゼッパ」を作曲した。

ロシアには巨匠と呼ばれる偉大な演奏家がいた、と自慢しているが、リヒテル、ギレリス、オイストラッフ、スターン、ホロヴィッツなどみんなウクライナ人だ。スターンなど故郷でスターリンによる皆殺しがあり、母親と共に命からがら亡命。彼は長らくモスクワ等でのコンサートを拒否してきた。
つい最近のナントカ条約などではない。またプーシキンの叙事詩にある「イーゴリ公」は実在の英雄でルーシを守る為、草原の覇者のハンと戦った。

WIKI・・・「ルーシの地」(Русьская земля)として登場する。9世紀から13世紀半ばに存在したキエフ大公国の中枢であり、大公国の国号となった。

プーシキンの叙事詩をボロディンがオペラにした。ロシアはほとんどを草原のハーンに占領され、ルーシ(今のウクライナ)の英雄イーゴリが出陣、しかし圧倒的なハーンの軍に破れ捕虜となる。

ボロディン作曲「イーゴリ公~韃靼人の踊り」 (Половецкие пляски) (日本語字幕)





上記の写真はキーウ(キエフ)とモスクワの歴史の発展の対比を表しています。
数字は「西暦」です。・・・以上、長崎純心大学石井望准教授のサイトから。



ブログ主・・・またスターリン体制の中で、「豊作」だったのにウクライナ人が何百万人も餓死したこと・・・
今もウクライナの人たちは忘れません。「ポロドモール」です。

恐ろしいのは今のロシアと北朝鮮が兵器で強く結ばれていること、また北朝鮮の実情も不気味で不安になります。
日本は政治家が程度の低いことで国民を苦しめるのは恥ずかしいことで国辱です。
世界で危機が増えているのに、日本の政治家は「政治の土台」がまるでなっていない。
土台なしでは日本は何も発展しません。

ロシアの大統領選挙はプーチンに強引に決められている、ロシア国内の不満も弾圧で強制的に排除されています。それとバチカンのローマ教皇の節度のない発言です。
ただ「停戦」を言うだけならだれでも言えます。この教皇は日和見で、適当なことを言います。
戦争の歯止めになるどころか、ますます混乱を引き起こしていくようです。

ただ、日本の立場は・・・EUも戦々恐々しているのが現状です。ヨーロッパは何百年という戦いの歴史があるのです。しかし日本はヨーロッパほど長くはありません。まず日本国内を充実させ、能力のある誠実な政治家を求め、提灯持ち政治評論家などに騙されないだけの知恵・知識・感性を持つ人が増えることが必要と思います。あまりにも巨額のおカネを海外にばらまくようでは、日本人は人口が減っていくのに無計画です。

それと「クルド人問題」ですが、川口市では日々危険にさらされている、警察を警察と思わない、少女へのレイプや病院前で大騒ぎするなど、住民に恐怖を与えています。
これなど「観光ビザ」で来日し、そのまま日本に不法滞在しているとききます。
これも国会できちんと話をすべきです。

ブログのティールーム


ベッリーニ「夢遊病の女」~ああ信じられない、思いもしないこの喜び

これはサザーランドやマリア・カラスのような超高音や細かいコロラトゥーラのテクニックを誇る名ソプラノのレパートリーで、ソプラノであっても誰でも歌える曲ではありません。
しかし、イタリアのメッツオ・ソプラノのチェチ―リア・バルトリはそれを軽々とやってのけたのです。
バルトリは60歳前ですが、全く声が衰えていないのは徹底的にベルカントの発声を厳しく仕込まれたからといいます。輝く貴重なシャンパンのようです。聴衆は大喜びです。

Cecilia Bartoli - Ah, non credea mirarti...Ah! non giunge








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奥山篤信氏の痛烈なエッセイ、日本に抑止力などない、精神論や××××万歳など、腰の曲がるのを防ぐ「ラジオ体操」にすぎません!

2024年03月15日 | 政治

作家・評論家の奥山篤信氏のエッセイ、許可を得て転載しました。
文は痛烈ですが、何を隠そう、実は本物の愛国者であり保守のご意見番なのですがお考えは常に的を得ています。奥山ファン多いのです。憎めないチャーミングで自由奔放な文は真剣でありながらユーモアに溢れています。「アホッシュ」という言葉を発明?なさったのも奥山氏です。


◎保守も左翼もみーんな亡国主義者にすぎません:

アホな政治屋はばら撒けば景気が上がり所得が増えるなどの念仏をいまだに唱えている。しかもそのおこぼれをテメエの物欲満足資金にて姑息に裏金として横領しているのが日本を典型とするいまだに猿社会だ。アメリカの偉大さは常に今でもトップの技術レベルで新しいビジネスモデルを次から次へと考えて、それを小さな発明者が兆のレベルの長者にしているこのサクセス・ストーリーがあるのだ。日本にはこれがない。
姑息な歪な閉鎖的サラリーマンが姑息に顔色を見ながら組織でがんじがらめになって何もでてこない。

日本日本と偉そうに自慢して保守こそなどというているが、僕に言わすれば保守も左翼もアホ まるでバカ くだらない昔の栄光をなぞるようなまるで独創性のない日本史の自慢ばかり そして事大主義のxxxx万歳なる偶像主義者ども これじゃ社会は閉塞だ 

もっとも大切な安全保障はアメリカ任せ だれが日本のことなど命を張りますか?ほんまにおバカ アホだよ 日本の保守ども二×損得などもう崇拝するのをやめろ!もっと自らの防衛と損得勘定を自由主義資本主義を中心に考えろ!

くだらない説教やら日本の神話崇拝の精神論はノーサンキュー やめてんかあ 
そら左翼のいうように人間の命は大切だよ だから戦争になろうとも日本民族が傷つがつかない抑止力をもっと考えろよ!


シェルターもない核抑止力もない なんもないスッポンポン 裸の王様はどっかの宰相だけで十分だ 

最低の日本最低の抑止力 xxxx万歳に抑止力などおまへんわあ 
みなさんの腰が曲がるのを防ぐラジオ体操にすぎません!

ラジオ体操のイラスト/無料イラスト

奥山篤信氏プロフィール(Amazonから転載)
1948年、神戸市出身。1970年、京都大学工学部建築学科卒業。1972年、東京大学経済学部卒業。 1972年から2000年まで、米国三菱商事ニューヨーク本社の6年を含み三菱商事に勤務。 2001年より研究・執筆などの言論活動を開始。 「平河総合戦略研究所」代表理事、勉強会「平河サロン」を主宰するほか、映画評論家・文明評論家として活躍。還暦の後、2014年、上智大学大学院神学研究科修了(神学修士号)。2014年秋から1年間、パリ・カトリック大学(ISTA)に留学。 著書に『超・映画評〜愛と暴力の行方』(2008 扶桑社)、『人は何のために死ぬべきか』(2014年、 スペースキューブ)、『キリスト教を世に問う』(2017年、展転社)がある。『月刊日本』に映画評論を連載。


僕が選んだ近代建築家50傑 建築芸術を愛する男の夢
僕が選んだ世界の女優50選



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本日は1971年に、フランコ・コレッリがハンブルグで歌ったナポレターナ二曲をお聴きください。

Franco Corelli: Napolitanas (2)・・・「静けさに歌う」「今宵は山が美しい」






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たまにはこういう意見も。「文芸春秋」4月号の本松氏の台湾有事シナリオは机上の空論、とする説・・・

2024年03月13日 | 政治

このメールマガジンには次のようなことが書かれている。
一応、今の状況で所説を考えてみる、ということで抜粋をUPした。

・・・『文藝春秋』4月号に掲載された、本松敬史氏(元陸上自衛隊西部方面総監)の台湾有事シナリオ。
そのことごとくを「机上の空論」と喝破するのはジャーナリストの高野孟氏だ。「台湾有事は日本有事」の勇ましいスローガンに導かれ、我が国は再び“敗戦”への道を突き進んでいるのか。法解釈から戦闘想定、住民の避難計画まで、ご都合主義シナリオの目にあまるデタラメぶりを詳しく見ていく。

安倍・麻生の軽率なメッセージを“常識”扱い

本松は要旨次のように言う。

▼安倍晋三元首相が言い出した「台湾有事は日本有事」という言葉はなかば“常識”と化している。

▼が、日本側は「中国が台湾に侵攻すれば、隣接する日本が巻き込まれる危険性がある」という理解であるのに対し、台湾側は「我が事として日本が助けてくれる」と、180度異なった理解である。日本側にも台湾防衛のために自衛隊が協力すべきだと考えている方がいるかもしれない。 

▼しかしこうした認識は“現実”からかけ離れている。台湾防衛のために自衛隊を派遣することはそもそも法的にできないからである。

▼台湾とは正式な国交がないため、「日本台湾交流協会」台北事務所に元自衛官と文官が常駐しているだけで、台湾軍と自衛隊の直接交流はなされていない……。

第1に、安倍と麻生太郎副総裁(当時)が21年3月のデービッドソン=前インド太平洋軍司令官の「6年以内に中国が台湾に侵攻する」との議会証言に悪乗りして言い出した「台湾有事は日本有事」発言だが、定義もなく戦略的な検討もない無責任な軽口のようなものであったため、台湾側には台湾有事に際して自衛隊が参戦・加勢してくれるかの誤った期待を抱かせ、また中国側にはいざという場合には米軍だけでなく自衛隊をも最初から敵として計算に入れて作戦を立てなければならないかの過剰な対日警戒感を植え付けることになった。

国家と国民の安全を危険に晒す軽率極まりない対外的なメッセージであった。

相互防衛条約を結んでいれば「台湾有事は日本有事」として自衛隊を送れるけれども、「日本有事は台湾有事」でもあるので、例えばロシアや北朝鮮が日本を攻撃した場合は台湾軍が来援すると盟約し合わなければならない。

それには中国との国交を断絶して台湾と国交を結び、さらに日本国憲法違反を侵してそのような軍事同盟を結ばなければならないので、現実には不可能である。

第4に、それなのに、米軍と一緒になって台湾有事に対処するシミュレーションを盛んにやっているのは、「米軍の背中に隠れてやれば大丈夫だろう」という奴隷根性の現れに過ぎない。

中国側の戦争意思決定プロセスを理解していない

そのようなシミュレーションでは、まず日本政府は2016年の「安全保障関連法」に基づき、

  1. 重要影響事態(放置すれば日本の平和・安全に重要な影響を与える事態なので、米軍への広範な後方支援を行う)、
  2. 存立危機事態(米軍が先頭に入り日本の存立が脅かされる事態なので、日米安保条約に基づく集団的自衛権を行使して「必要最小限度の武力行使」を行う)、
  3. 武力攻撃〔予測〕事態(日本に対する武力攻撃が発生した〔またはそれが予測される〕事態なので、個別的自衛権に基づき武力行使する)

――の3つの事態のどのレベルなのかを認定することになっている。ところが本松の悩みは……、

▼迅速な「事態認定」を行う必要があるが、困ったことに事態認定を急ぐことで生じる問題も多々ある。

▼たとえば、「重要影響事態」と認定した段階で、中国は日本を「交戦国」とみなす可能性がある。すると、その時点で中国本土には数多くの在留邦人が、また南西諸島に住民が残留しているとすれば、中国の攻撃対象にされる恐れが出てくる……。

第1に、3つの「事態」のどれに当たるかの認定は、日本の超国内的な官僚的手続きにすぎず、中国はそんなものに興味を持っていない

日本が「重要影響事態」と認定したのを見て中国が初めて日本を「交戦国」とみなすかもしれないなどと心配するのは全くの机上の空論で、そもそも日米安保条約で米国に軍事的に従属して在日米軍基地の自由使用を認め、さらに自衛隊がその米軍と一体になって中国軍に当たることを想定した南西諸島の軍事基地化を進めている現段階を中国側から見れば、すでに「交戦国〔候補〕」と認定するに十分なはずである。

第2に、現実の台湾軍事危機の様態を考えれば、自衛官出身の軍事評論家=文谷数重が言うように〔本誌No.1223およびNo.1164参照〕中国は恐らく電撃的な短期決戦戦術を採って台北を制圧することに集中し、尖閣や南西諸島などへの戦力分散を避けようとするだろうが、それでも制海・制空権確保の邪魔になると判断すれば在日米軍と自衛隊を攻撃するかもしれない。

「中国は南西諸島だけを狙う」沖縄本島130万人の生命を軽視

第3に、従って、中国本土や台湾の在留邦人を救出する暇などなく、ましてや南西諸島10万の住民プラス2万の観光客を1週間もかけて九州方面に疎開させるなどという計画が画餅に終わらないはずがない。

仮にそれが上手くできたとしても、それが完了する前に台北の事態は決着している可能性が高い。

第4に、その場合、中国が狙うのは必ず南西諸島だと決め込んでいるようで、その証拠に沖縄本島の県民は島外へ出ず「屋内退避」をさせることになっている。

もし中国が開戦と同時に日本を狙うとすれば、まずは第7艦隊空母が駆けつけるまでの間、最重要の爆撃機・戦闘機・偵察機の出撃基地となる嘉手納空軍基地と、オスプレーによる兵員・物資の輸送拠点となる普天間海兵隊航空基地になるはずで、真っ先に避難させるべきは本島の130万人である。出鱈目なのだ。

メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2024年3月11日号より一部抜粋・文中敬称略。


・・・安倍さんが選んだ「防衛大臣」はこのとんでもない稲田朋美だったことも、知識や誠意がないのがわかる。

ブログ主・・・こうしたことに左右どちらの説も、国民のひとりとして日本を大切に思うのなら真剣に読まねばならない。なぜなら、保守系のyoutubeや文に慣らされ、時々、それが「もしかしたら正確ではなく票の為?」などとも考えなければならなくなった心境だからである。
 なお、上記のメルマガについては、ただ単に「参考」としたい。
一方、変なガチガチの特定の考えの人とは争いたくないし、またカルト的な尊皇思想の人たちは絶対に国民を護ろうとしないので、距離を置いている。「国防」と全く知識も実力もヤル気も言葉だけ、どんな卑怯なことや嘘で固めても、いざ選挙になったら「国防」と猫も杓子もいいう。この繰り返しである。
裏金やトーイツなど、また黒を白と言いくるめる黒い歴史に平気な政治家にそんな「離れ業」ができる能力も意思ももない。
ガチガチの「尊皇」「皇国史観」は無条件で尊敬せよというカルトが明治時代からできて昭和の戦争でピークに・・・結果、国民は貴重な命を散らした。背後の勢力が今も残っているのか???
私は左右の問題より、日本の無事と発展を考えるだけ。

政治の持っていきかたによっては、日本はいつのまにか「道具としての戦争」に引き込まれ、外国に誤った情報をだしていはいないか、「日本が弾当て」にされてはいないか、と考えるのは当然で、どこかの勇ましい説だけで考えたくない・・・どれほど今まで騙してきた凝り固まった勢力が脅してきたか、日本を護るどころか、利用しようとしてきたのはどこの勢力か・・・「どちらかに肩入れ」するのではなく、また「利用」されるのではない。今回の悪徳政治家の常套句「票」の為には何でもする、という事実もあったゆえに、過激で頑迷な意見は距離を置いて考えるという習性が身に着いたこともある。


やっと確定申告が済んだ。私はいまだに手書きで、もうそろそろ、「電子化」でしなければいけない雰囲気や方針になってきているので、次回はその「電子化」で書くしかないかなあ・・・

ブログのティールーム
Cara Mudah Membuat Scone

ヴェルディのオペラ「アロルド」、十字軍として出征した夫が戦死したという、妻はかつての恋人に心を寄せてしまう罪の意識にさいなまれる。(しかし夫は無事に帰還した)
このオペラは大変な題材だっただけに、これを歌いぬく歌手も、例えばアントニエッタ・ステッラやマリア・カラスのようにドラマティックでしかも繊細な表現ができるソプラノが歌う。
では美声と美貌で1950~60年代最高と讃えられたアントニエッタ・ステッラの歌唱で。

ANTONIETTA STELLA SINGS " CIEL, CH`IO RESPIRI"


Antonietta Stella Autographs – Tamino


アントニエッタ・ステッラAntonietta Stella, 1929年3月15日~2022年2月23日)

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政治家のレヴェルはこれでいいのか?/中国の結婚事情と少子化、男性が多いので女性は高い条件を求めるが・・・

2024年03月09日 | 政治

自民・藤原崇青年局長と中曽根康隆局長代理が辞任…懇親会にダンサー出席「不適切な対応だった」

読売新聞

自民党は8日、藤原崇衆院議員(40)(岩手3区、当選4回)が党青年局長を辞任したと発表した。
党和歌山県連が主催した青年局関係の会合後の懇親会に不適切な内容があったとして責任を取った。青年局長代理の中曽根康隆衆院議員(42)(群馬1区、当選2回)も同日辞任した。内閣支持率が低迷する中、岸田政権へのさらなる打撃となる可能性がある。

 懇親会は昨年11月、和歌山市内のホテルで同県連主催の「青年局近畿ブロック会議」後に開かれ、藤原、中曽根両氏や地方議員らが参加した。関係者によると、懇親会では露出度の高い衣装を着た女性ダンサーによるダンスショーが行われた。

 藤原氏は8日、岩手県奥州市内で記者団に「国民の信頼を損ねる行為で、不適切な対応だった」と陳謝した。党は、懇親会には公費が使われていないとしている。自民・藤原崇青年局長と中曽根康隆局長代理が辞任…懇親会にダンサー出席「不適切な対応だった」 (msn.com)

・・・ダンサーは2回登場し、初めの露出度は高くなかったものの、参加者の酔いが回ってきた2回目には下着のような露出度の高い衣装で出てきた
「これ騒ぎになるでしょ」自民党青年局が“過激パーティー”開催 「まるで下着」女性ダンサーがボディタッチも…党内からも批判の声 (msn.com)

こんな状態がおかしいと思わないか? 写真は報道で見つかりました。「酒池肉林」
自民党の会合で過激なショー 批判 - Yahoo!ニュース
上記の写真は下記のリンクをクリック。
<独自>自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用は党が支出 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

政治家の「民度」ってこんなもの・・・って思われても仕方がないのでは?恥ずかしいです。

 自民党だけではないのかもしれないが、政権与党としてその自覚も矜持もない。この汚れた体質を何とかしないと政治どころではない、こうしたことを平気でいるとやがて習慣化し、「酒池肉林」誰もとがめない、おかしいと思った議員も「こんなこと知らなかった。手拍子するしかなかった」という。懇親会って何?バカ騒ぎする会ではないはず。
誰がこんな恥ずかしい場面で「手拍子」するか? それができるか?


A bouquet of roses. Created by @mylittleflowershop - Bahrain. Follow us ...
次は妙佛氏のお話です。興味あるかたはどうぞお聴きください。
金持ちとしか結婚したくない女性の末路!経済全体にも悪影響が…
彩泥人物,中年人物,人物百态,摄影,汇图网www.huitu.com

中国では男性が多くそのため「結婚相手には財産家の男性」と言っている女性が多いが、一方男性は「そういう女性とは結婚したくない」と・・・結局、過去の「ひとりっ子政策」だけではなく、人口は減ってきているし、(離婚率も多いらしい)なかなか難しいという。

昨日は血圧を測ると160だった。あまりいろんなことにコンを詰めないようにしています、
しばらく「タオルグリップ法」をサボっていたこともありますが、これから頑張ります。

タオルグリップ法(高血圧改善)・・・2分握って1分休む。これを衆に3回
タオル1枚で高血圧が落ち着く!医師が教える「タオルグリップ法」とは?|nishikawaのタオルメディア『タオルト』 (towel-to.jp)


ブログのティールーム
<カフェときどきバー・お宿たけだ>人と人をつなげ笑顔と癒やしが生まれる場所|白山市のおすすめグルメなら旅色
イタリアにはかつてジュリエッタ・シミオナートやフィオレンツァ・コッソットのような超大型名歌手がいて、マリア・カラスやマリオ・デル・モナコ、フランコ・コレッリなどとの共演では火花を散らしたものだった。そしてイタリアオペラ界も超大物歌手の時代は過ぎてまもなく、別のタイプの名歌手が登場した。

チェチ―リア・バルトリ( 1966年 6月4日 - )という抒情的な声のメッツオ・ソプラノで、彼女は圧倒的な声を持つシミオナートやコッソットの後継ぎではなく、ヴェルディ以前のロッシーニやドニゼッティ、ベッリーニ、またはモーツアルトやイタリア古典歌曲を得意とした。自分の声をよく知り、決して重いヴェルディやマスカーニなどは歌わなかった。しかし一昨年はバルトリが決して歌わなかったナポレターナを歌い、そのコントロールされた声と音楽性に聴き惚れた。

本日の最初の歌はバルトリがはじめてナポレターナを歌った貴重な録音録画です。
一曲目は「あなたがとても好きです」、2曲目はロッシーニ作曲「タランテッラ」お祭りの踊りを歌います。
Cecilia Bartoli Napoletana, 2022

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