新しいバンド「BLUFF」(ブラフ)というのを見に行って来ました。一応ホームページはありますがまだ仮称のバンド名になってる様子。(サイトはこちら) 写真を見てピンと来る人もいるでしょうが、メンバーは松木隆裕・川嵜淳一(tp)、吉田俊之(tb)、近藤和明(kb)、米川英之(g, vo)、斉藤貴之(b)、岡本郭男(ds)、今野多久郎(perc)、TOMMY(vo)という面々。
メジャーなところでは、吉田さんがスペクトラム、岡本さんがスペクトラムとAB'S、今野さんがスペクトラムとKUWATAバンド、川嵜さんがTOPS、米川さんがC-C-Bなど。なんと言ってもスペクトラムのメンバーが三人も揃うとあっては見ないわけにはいきません。
このバンドは昨年の11月に初回のライブを行っており、そのときは平日だったので見られなかったのですが、今日も平日だったもののGWのドサクサで仕事を適当に切り上げて駆けつけたという次第です。
昨年の初回ライブはほとんどシカゴのコピーだったように聞いておりますが、今回はシカゴやタワーオブパワーの曲に加えてバンドとしてのオリジナルも3曲ほどあり、シカゴをあまり知らない私にとってはありがたい構成でした。
Tp×2、Tb×1でサックスが入らないというホンセクはスペクトラムファンにとってはたまりません。もうオープニングから音圧バリバリで感涙ものでした。特に川嵜さんがハイノートを吹くときは回りの空気も震えるようで凄いです。(時折霧が立ち上るのも見えましたし…。)
演奏も凄いのですが、ボーカルのTOMMYさんという人が体格も声量も凄いこと凄いこと。今日聞いた曲としてはオープニングのオリジナルがかっこよくて一番気に入りました。終演後、松木さんにそう言ったら「もろ新田一郎って感じでしょ?」ですと。(笑)
会場は目黒のブルースアレイジャパンというところで軽く100名以上は入るのですが、平日夜にも関わらず結構入ってました。それも女性客が目立ちます。で、ステージが始まると米川氏に熱い視線を送っている人が多いようにも見受けられました。ギターが上手いのは知ってましたが、細身なのにボーカルが結構パワフルでたしかにかっこいいです。知り合いが「人気グループにいただけあって華がある」と言ってましたがたしかにその通り。残念ながら抱かれたいとは思いませんでしたが。(当たり前じゃ)
帰り際レジの前で並んでいたら、岡本さんが楽屋から出てきたので「お疲れ様でした~」と声をかけることができたのでまずは満足。実は生で聞いたのは初めてですがこうやって聞くとキックもスネアも直接心臓に響いてくるようで凄いドラムだっちゅうのを思い知らされました。
なお、今年のスペクトラムトリビュートライブはこのバンドでやるそうですが、本家の岡本さん、吉田さん、今野さんは抜きで、代わりにドラムは元TOPSの熊丸さん、トロンボーンは同じく元TOPSの工藤さんが出演するそうです。こちらも期待しましょう。
ということで本日はよいものを見せていただきました。まだ耳がキーンとしてるような気も…。