図書館で借りました。著者は江戸川乱歩賞受賞者で「亡国のイージス」「終戦のローレライ」などでお馴染みですが、文庫の裏表紙によるとこの作品は「出版界の話題を独占した必涙の処女作」だそうです。
この人の作品を読むのは初めてだったのですが、実は相当苦戦しました。今月の1日BLUFFのライブに出かける電車の中で読み始めたのですが、読了したのは昨夜。連休中の楽器オフの行き帰りにも当然読んでたのですが、なにしろ390Pページあるし文字数は多いし設定はややこしいし。
新興カルト教団による地下鉄テロ事件の真相に絡む自衛隊、警察庁、特殊工作員などがいて、そこに北朝鮮まで関係してくるので思わず「ややこしやぁ~」とつぶやきながら読んでました。
主な登場人物こそ桃山、保、葵、佐久間、涼子、金谷くらいでそんなに多くないのですが、それぞれがどういう人か説明せよということになると、桃山=元警察官の警備員、金谷=暴力団員くらいしか即答できず。それぞれがどういう組織でどんなことをやってて今は何をしてるかというのが私の理解能力を超えました。
ということで、面白くないことはなかったのですが残念ながら私は泣けず。読み応えがあるといえばそういう作品になるのかもしれませんが、きつかったなぁ。途中でやめなかったのは桃山という人物の描き方が結構魅力的だったからということに尽きるでしょう。
この人の作品を読むのは初めてだったのですが、実は相当苦戦しました。今月の1日BLUFFのライブに出かける電車の中で読み始めたのですが、読了したのは昨夜。連休中の楽器オフの行き帰りにも当然読んでたのですが、なにしろ390Pページあるし文字数は多いし設定はややこしいし。
新興カルト教団による地下鉄テロ事件の真相に絡む自衛隊、警察庁、特殊工作員などがいて、そこに北朝鮮まで関係してくるので思わず「ややこしやぁ~」とつぶやきながら読んでました。
主な登場人物こそ桃山、保、葵、佐久間、涼子、金谷くらいでそんなに多くないのですが、それぞれがどういう人か説明せよということになると、桃山=元警察官の警備員、金谷=暴力団員くらいしか即答できず。それぞれがどういう組織でどんなことをやってて今は何をしてるかというのが私の理解能力を超えました。
ということで、面白くないことはなかったのですが残念ながら私は泣けず。読み応えがあるといえばそういう作品になるのかもしれませんが、きつかったなぁ。途中でやめなかったのは桃山という人物の描き方が結構魅力的だったからということに尽きるでしょう。