昭和歌謡を紹介する歌番組でGSのブルーコメッツを見ました。それもレコード大賞を獲った頃ではなく、恐らく80年くらいの最後の日劇ウエスタンカーニバルでの再結成の映像。
そこでギターの三原綱木氏が使ってたのがオレンジスクーザー。これを使ってる人を見るのは凄く久しぶり。80年位にはリーリトナーを代表として、335のユーザーが軒並みこれを使ってました。
日本のギタリストでは高中氏も代表ですが、土方隆行さんも335にこれを差してるのを見たことあります。が、その数年後のインタビューで「以前はオレンジスクイーザーを使ってましたが、音が立たなくなるので今は使ってません」とおっしゃってました。一応コンプレッサーという位置づけですからそういう面があるのでしょうね。
で、何がどうかというと、あれを見かけたのがそれこそ80年前後の2~3年であって、今はまったく使ってる人を見かけないと。調べてみたら中古品か復刻版かで今も当時と同じ1万円くらいの価格で買えるので、まぁ市場的にもそういう評価なのでしょう。
ルックス的にあれを差してるのが流行というのがあったのでしょうが、歴史が審査するというか今は誰も使ってないという点で、当時調子に乗って買ってしまったりしなくてよかったなぁと。最も当時私は高校生だったので、ああいうわけのわからないエフェクターに1万円も出す余裕は無かったですが。おまけに当時レスポールしか持ってなかったので、あれは使いにくかろうと。
それにしても、当時も335かヤマハのSG以外のギターであれを使ってた人はいるのでしょうか???