今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ナウなヤングな雑誌のその後

2023年04月14日 | 昔の音楽雑誌の話
 
 ヤングな雑誌というと、ヤングギター、ヤングフォーク、ヤングセンスがその三本柱だと言われます。「月刊ヤング住職」とか「週刊ヤング模範囚」とかいう雑誌は売れないと思うので。なお、テレビ番組での三大ヤングというと、レッツゴーヤング、ヤングオー!オー!、ヤング720と言われています。(当サイト調べ)

 それらのヤング雑誌については昨年も記事にしましたが、70年代半ばの号が読みたくて今も中古でちょくちょく買ってます。自分が中学生でギターを始めた頃ということで、当時も読んでましたがさすがに毎号欠かさずチェックしてたことはなかったので。

 それで、実は今になって傾向がわかってきました。ヤングセンスは季刊でほぼグラビアと楽譜とギター講座のみ。インタビュー記事やコンサートレポはありません。明星の歌本の曲数を減らしつつ作りは豪華にした感じかも。(意見には個人差があります。) それにしても、あのギター講座は役に立つか立たないかよくわからなかったり。(失礼)

 ヤングフォークは月刊で、その時期によって内容が少々変わっててこちらも楽譜中心ではありますが、アーティスト特集やイベントの取材記事もあるので、ヤングセンスよりは読みごたえがあります。

 ヤングギターも月刊で現在もありますが、70年代の作りと今では相当変わってます。あらためて見てみると76~77年頃というのは、あんなにフォーク、ニューミュージック中心だったかと驚いて、今とは別の雑誌とも思えるくらい。何しろ、当時読んだアリスの特集記事がヤングフォークだと思ってたら、実はヤングギターだったというくらい。

 とにかくこの頃のヤングギターは、インタビュー記事やコンサートレポ、歌手による海外ミュージシャンのライブレポ、ミュージシャンの使用ギターの紹介とか凄く充実してます。

 ということで、今となってはなかなか出てこないのですが、ヤングギターのバックナンバーは手ごろな値段であれば買う事にしてます。ヤングセンスはもういいか、と。ちなみに、ある時期の「guts」もかなり面白いのですが、それはまた別の話で。