正月に野鳥観察で有名なスポットに行ったのですが、そこはカモ、ガン、ヒシクイ、オオバンなどが大量にいて、何羽いるかはスタッフが毎朝数えてるんですと。
数えるったって10羽くらいなら私もわかりますが、多い種類では千羽以上だそうで、あの人たちはどこで数えるトレーニングを受けてるのでしょうか。鳥だってじっとしてるわけではないし、結構広い場所なので双眼鏡使ってやってるだろうし。
そういえば、大晦日の紅白歌合戦でも会場の審査はどっかの大学の野鳥の会の人が数えてました。あの辺、正確性と迅速性も求められるので結構大変そう。もしかして、全国野鳥観察選手権とか、野鳥計測の段位とかそういうものがあったりするのでしょうか。毎年新入生を「キミ、なかなか野鳥を数えられそうな眼をしてるね。」とか言って勧誘してたりするのかも。いろいろ謎です。
昔の紅白歌合戦では野鳥の会の人が赤と白の札を会場の部分ごとに数えてボードに書き、それをソロバン日本一の人が出てきて計算するというのが定番でした。実はあの時に出てきたソロバンの人は私の大学の同期で、学部は違ったので話はしたことがなかったのですが、友人から聞いたところでは当時から「名人」と呼ばれてたそうです。
紅白には何年か連続で出てましたが、プロフィールを見るとソロバンに力を入れ過ぎて受験勉強には手が回らなかったとか。それでまあソロバンはできても国立大学ではなく京都の某私大と。ソロバンは極めるのもなかなか大変なんですね。ただ、その人は大学で教職課程を修め、卒業後は出身高校の教師になったとか。なかなかたいしたもんです。
それを考えると、野鳥を数えられてソロバンもできる人であれば、紅白歌合戦では重宝されるのではないでしょうか。私はどっちも無理です。仕方ないので歌を紅白を目指します。(って、余計無理)