当方埼玉県西部在住です。昨年は「夕刊フジはいつどこで買えるか」という話をしましたが、今や日刊のスポーツ新聞も買いにくいのでした。
というのも、東武東上線の駅では軒並み売店がなくなってます。東武だからキオスクとはいわんのでしょうが、数年前まではどこの駅でも改札の横や向かいにあったのが、我が家から近い駅はどこも無くなってしまいました。
となると新聞を買うのはコンビニでしょうが、上り方向の最寄りは駅の両側にセブンイレブン、下り方向の最寄りは片側にファミマのみ、もう一つ離れた駅では片側にデイリーヤマザキがあるのみ。駅の売店というとまず新聞が手前にズラっと並んでた印象ですが、コンビニは店によって扱いが違うようです。
先日の日曜のこと。石川ひとみさんの記事がスポーツ報知に出たというので、家から徒歩3分の結構大きいローソンに行ったところ、あったのはスポニチ、ニッカン、サンスポ、デイリー、トーチュウ。
「なんでデイリーがあって報知がない?」と思いつつ、そこからまた5分程歩いてセブンイレブンに行ったら、なんとそこはニッカンだけ。あとは競馬新聞のみでした。新聞を立てるスタンド自体が目立たない場所だったので、明らかに力が入ってません。一瞬「あ、新聞そのものがない。」と思ったくらい。
当日は雨模様だったので、そこで一旦帰宅。今度は車で5分ほどのファミマに行ってようやくゲットしたという次第。ここは入ってすぐに一段高いスタンドがあって目立つようにしてましたから、スポーツ新聞に力を入れているところなのでしょう。
何年か前だと新聞を買いに行くのは駅と決まってたのですが、今はそうはいかなくなりました。そもそもニュースもスマホで読めるし、新聞が売り上げの大きい部分を占めるような商売は続かなくなったのでしょう。
活字離れといえば東武の川越駅は改札の中の本屋が何年か前に無くなったし、JR川越駅の売店も新聞や雑誌は置いてなかったような。あれもどっかのコンビニになったのでしたか。
そんなことなので、スポーツ新聞の見出しで世相がわかるということはなくなりました。そもそも見かけないし。そういえば、10年ほど前に東松山のコンビニでスポーツ新聞を立ち読みしている強者がいました。それも中身読んでからまたスタンドに戻す姿があんまり堂々としてたので、私はコピー機の操作しながら呆然と見送ったのでした。まあ、ああいう人は特殊なのでしょうけど。