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「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」第2弾見ました

2024年01月04日 | TV番組レビュー

 昨年暮れに放送されました。ご存じ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が女性のみのグループになったその第二弾。

 7月に放送された第一弾は、赤江珠緒、三船美佳、高城れにの3名が挑み見事成功しました。今回はスケジュールの都合ということで、メンバーが高城れにからたけうちほのかに交代だと冒頭で紹介されました。ということは、最初の三人はレギュラーという予定だったのでしょうか。

 なお、こちらについては、Wikipediaにも結果が記載されておりご存じの方も多いと思いますが、まだご覧になっておらず知りたくない方は以下はご遠慮下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回の第二弾は、番組サイトによると「冬支度が始まった東北地方縦断の難ルートに挑む! 今回のルートは山形県・湯野浜温泉をスタートし、3泊4日で目指すゴールは青森県・龍飛崎という東北縦断の旅! 日本海沿いを北上するか…、内陸へ迂回して北上するか…。」というもの。

 私も青森をはじめトーホグに10年ほど住んだインチキ東北人であって、これを見てシーズン的にもルート的にも厳しいなあと思いました。何よりも、前回は成功したものの特に赤江さんの初日のはつらつぶりと最終日の疲労困憊ぶりの落差を見て、同情する気持ちも強く持ちましたので。

 今回は赤江さんがリーダー役としての貫禄は出たものの、一番の問題は3泊4日で歩いた距離が合計68kmだったこと。過去のバス旅シリーズでも最長だったとか。結果的にはまったくゴールには到達できず失敗に終わったのですが、これでは成功したとしても疑問が残る企画です。

 うまく乗り継げば行ける設定なのかどうかは知りませんが、女性だけの三人旅で今回のルートは過酷なのではないでしょうか。徒歩距離の多さもそうだし、何よりも宿泊場所がなく初日がラブホ、二日目が飲み屋さんの座敷で雑魚寝だったというのも、「かわいそう…」という思いが先に立ってしまいます。

 今の世の中男性だから女性だからというのも言いづらい気はしますが、出かける前の身支度とか就寝前の肌の手入れにかかる時間や、徒歩の最中のトイレとかその辺は絶対違いはあります。それを考えると、やたらと到達地点のハードルを上げるよりはルートのチョイスでスリルを味わえるような設定にすればよかったのにと思ってしまいました。

 「たまむすび」リスナーだったものとしては、赤江さんが陸上部出身で健脚なのは知ってますが、出産後は体調不良が目立つこともわかっており、その辺も気になった部分です。終了後に「次もこのメンバーでやれと言われたらやります!」ときっぱり言ったたけうちほのかさんと、「いやちょっと考えます。」と冗談交じりの本音を言った赤江さんの差も気になるところです。

 まあ番組として面白いといえばそうですし、結果が気になる部分もあったのですが、やはりバス旅はバスに乗ってなんぼのものではないでしょうか。次回は半年後かもしれませんが、赤江さんが出るなら見たい気もあり、あんまりきついのだと無理はしてほしくない部分もあり、です。