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先週NHKで放送していた「「うたコン」生演奏&生放送の舞台裏!」というのを見ました。「うたコン」は毎週火曜の夜にNHKホールから生放送されている歌番組ですが、あの演奏がどのように作られているかを紹介するものでした。
この番組では長年歌い継がれている往年のヒット曲が披露されることも多く、アレンジャーは「元々知っている人のイメージを壊さないように」と配慮しながらだそうです。
確かにあの番組では若い歌手が昔の曲を歌う際にもアレンジは基本的に元の形ですし、番組の基本姿勢としてそういうのがあるのですね。
画像は尾崎紀世彦のヒット曲「また逢う日まで」を島津亜矢が歌うためのリハーサルの様子で、バンドで一旦演奏してみてからアレンジャーが「サビをもっと派手に盛り上げたい」と意見を出し、そのように演奏を手直しするという丁寧な作業をやってました。
その際には、サビに会場全体で手拍子を合わせるように前説で練習しようという話もあって、色々仕込みがあっての番組というのがわかりました。
そしてバンドで演奏した仮のオケの録音を事前に渡し、歌手側もアレンジを理解した上で本番に臨むという流れ。実際に出演歌手からも「事前にアレンジを聞かせて貰えるので助かる」という声がありました。
この番組は「生演奏&生放送」というのが魅力であって、確かに「うたコン」を見てると紅白より見ごたえあると感じることもしばしば。逆に紅白の人気回復策もこの辺にありそうな気がしますけど、まあ意見には個人差があります。
「うたコン」も色々な企画がありますが、「プリンプリン物語」が放送継続されることが決定しましたし、この機会に人形劇テーマの特集やって欲しいです。「ひょっこりひょうたん島」を出演者全員でやって、古くはチロリン村とか新八犬伝、真田十勇士とか。「紅孔雀」のテーマは紙ふうせんでしたか。
「人形歴史スペクタクル 平家物語」のエンドテーマは尾崎亜美さんの「VOICE」でしたが、今もステージで歌ってますしこれをテレビで聴ければ喜ぶ人も多いはず。
「プリンプリン物語」は、もちろんプリンセスプリンプリンの石川ひとみさんがテーマ曲と「ハッピーアドベンチャー」。ゲストはボンボンやルチ将軍の神谷明さんと花のアナウンサーつボイノリオ先生、それに軍曹の緒方賢一さんがいいでしょうか。
ゲストにも歌っていただいて、緒方さんはもちろん「軍曹のエレジー」、つボイ先生は「はべれけれ」と折角だからヒット曲の「金太の大冒険」も歌っていただきましょう。さすがにNHKのテレビだと「吉田松陰物語」は無理でしょうし。まあそうやって妄想は膨らむのでございますですよ。(と、完全に話は脱線して終わる…。)
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