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楽天に頼んでおいたのが届きました。明日発売なのでフラゲということになりましょうか。おまけに楽天ポイント使ったので凄くお得だったという。(って、これはどうでもいいですが)
これはタイトルの通り石川ひとみさんのデビュー40周年記念のベストアルバムです。CDの帯には「祝40周年! 1978年のデビューから85年までにリリースしたシングル23曲に石川ひとみ自選の17曲を加えた全40曲。今もなお心に咲き続ける青春の歌。」とあります。
収録曲は以下の通りです。
DISC 1
1.右向け右
2.サムシング・フォーリン・ダウン
3.あざやかな微笑
4.らぶ・とりーとめんと
5.プリンプリン物語
6.I BELIEVE YOU
7.ミス・ファイン
8.さり気なくおし気なく(I Love Making Love To You)
9.オリーブの栞
10.まちぶせ
11.好・き・・・
12.ひとりじめ
13.パリからの便り
14.モナムール・モナミ(Masculin Singlier)
15.いつわり
16.さよならの理由
17.何も言わないで
18.メモリー
19.アモーレ
20.秘密の森
DISC 2
1.くるみ割り人形
2.ひとりぼっちのサーカス
3.ハート通信
4.おやすみ前に
5.秋が燃える
6.Blue Dancing
7.海のようなやさしさで・・・
8.夢番地一丁目
9.ひとりごと
10.三枚の写真
11.君は輝いて天使にみえた
12.あなたの天使
13.冬のかもめ
14.坂道
15.パープルミステリー
16.にわか雨
17.置き忘れたメモリー
18.恋
19.裸足でダンス
20.夢回帰線
私は1978年のデビュー当時はまだファンではなく、翌年の「ハート通信」で気になってレコードを買い始めました。この40年ずっと応援していたかというと、かなり不真面目なファンではあったわけですが、あらためてCDを聞くと唯一無二の歌声、表現力に聞き入ってしまいます。ずっと追いかけていたわけではないのですが、心の中ではずっと好きだったんだとあらためて認識しました。
彼女もいろんな曲を歌っているし、珍しい曲のライブ音源もあります。「まちぶせ」しか知らない人にも是非聞いて欲しい曲が満載のCDですね。どーですか、お客さん。
初めてこの曲を聞いた時の石川ひとみさんの歌声がたまらなく素敵で、
何かこう「ドキッ!」としたのを憶えています。
「珍しい曲のライブ音源もあります」
との事ですが、一寸気になる情報を...。
「夢で逢えたら」という曲は御存知ですか?
大瀧詠一さんの作品でオリジナルシンガーは吉田美奈子さんです。
(吉田美奈子さんは、尾崎亜美さんと共に初期のユーミンのアルバムに、
コーラスで参加していましたね)
スペクターサウンドにのせたエキゾチックなメロディーは、
私も大好きでして、まさにエバーグリーンな名曲ですね。
そして、本日タワーレコードに行った折視聴コーナーにて、
その「夢で逢えたら」のカヴァーのあらゆる音源を収録したCDが
リリースされていましたが、なんと4枚組み(!)で80曲余りの
バージョンが収録されています。
実に多くのシンガーによって歌われていたのですね。
大瀧さんもきっと喜んでいることでしょう。
そしてそのDISK1に石川ひとみさんのクレジットが!
さっそく視聴しましたが、コンサートのライブ音源でしょうか?、
聴衆の手拍子にのせたひとみさんの歌唱はやはり上手いですね。
曲の後半に語りもあって、エンディングには親衛隊の雄叫びもあり
おそらくアイドルど真ん中の頃だったのでしょう。
がそれだけではありません、DISK2にもひとみさんの名前がありましたが、
残念ながらそれは視聴出来ませんでした。
これはスタジオ収録の何かのオリジナルアルバムの音源なのでしょうか?
これも聴きたかったですね。
ちなみに同じDISKに先日ちらっと名前が挙がっていた北原佐和子さんの
歌もありましたが、思ったより上手かったですよ。
あと香西かおりさんもありさすがに上手いですが、意外に演歌っぽく
なくて良かったです。
石川ひとみさんの「夢で逢えたら」、管理人様は如何でしょう?
で、そのライブですが多分1982年に早稲田大学で行った「キャンパスライブ」だと思います。石川ひとみさんはライブというとその1枚しかないのですが、それに「夢で逢えたら」が収録されてました。あのセリフもハツラツと言うんですよね。プリンプリンよりはもっと大人っぽくしゃべってますが(笑)
で、もう一つのヴァージョンはわからないのですが、近年カバーアルバムもいくつか出してたのでそちらかも。ちなみに「キャンパスライブ」はCD廃盤なのでレア音源になります。それにしてもなかなかそそられるCDですね。大胆な企画ですけど。
石川ひとみファン歴まだ2年の若輩者KAZUと申します。
「夢で逢えたら」石川ひとみver.の2曲の内、キャンパス・ライブ収録曲以外のもう1曲について、ネタバレさせてしまい申し訳ありませんが、おそらくは2006年に発売されたひとみさんのアルバム「With みんなの一五一会 RADIO DAYS」収録曲と思われます。
前者のアイドルモード全開の、節々に絶妙な甘~い崩しを織り交ぜながら敢えて舌足らずに歌っているものとは打って変わって、バイオリンと一五一会(アコースティックギターとウクレレの中間みたいな音色の弦楽器)の至ってシンプルな伴奏で、初夏の心地よいそよ風のようにしっとりと聴かせてくれるもので、これはこれで癖になります。
私はいずれの曲も知らなかったのですが、ブログでシリア・ポールさん、吉田美奈子さん、森丘祥子さんと並んでひとみさんの歌をベストに挙げておられる方をお見受けしてどうしても聴きたくなり、キャンパス・ライブ、RADIO DAYS共に既に入手困難だったにもかかわらず何とか入手した(かなりの金額を吹っ掛けられた記憶が・・・)ものです。
まだ、今回の「夢逢え」カバーCDは入手していませんが(どうやらひとみさんの「アンソロジー」同様、このCDも私の地元では置いてある店が無いようです・・・ホント、政令指定都市とは名ばかりの非文化的でトホホな街です)、曲目を見る限り半分近くはこれまでに耳にしたことがあるみたいです(結構某動画サイトに上がっていたりして・・・)。
その中でも、やはりひとみさんVer.は2曲とも個人的にオススメです。
成る程そういう音源だったのですね。
ところで「一五一会」という名前の存在を始めて知りました。
さっそくネットでリサーチしたら、これはバンドのBEGIN
(イカ天でも活躍してましたね)とギターメーカーが共同して考案した
楽器だっだのですね。ネーミングは「一期一会」とかけたものでしょう。
で、それに関連する情報によると、石川ひとみさんとこの楽器は
深い関わりがあるのですね。
KAZUさんは既に御存知かと思いますが、過去に以下のアルバムが
リリースされていました。
みんなの一五一会 ~唱歌・童謡編
Withみんなの一五一会 ~フォークソング編
With みんなの一五一会 ~RADIO DAYS
With the best of 一五一会
最後のベスト盤はデビュー30周年の記念アルバムだそうで、先に話題に
あげた「夢で逢えたら」の他、「まちぶせ」「三枚の写真」「くるみ割り人形」
も収録されていますが、「悲しくてやりきれない」「なごり雪」等
フォークの名曲もあってこれも是非聴いてみたいです。
(ミッシェル・ポルナレフ「シェリーに口づけ」も歌ってたのですね。
願わくば「愛の休日」も聴きたい)
「夢で逢えたら」に話題を戻しますと、これは元々大瀧詠一さんが
アンルイスさんへ提供したそうですが、吉田美奈子さん、シリア・ポールさん
(久しぶりに名前を聞きました、今どうされているのでしょう?)
が歌ったバージョンが有名のようです。
「夢で逢えたら」のカヴァー集にはお二人の歌も勿論ですが、アンルイスさん
そして大瀧詠一さん御自身の音源もあり、とにかく多種多様なシンガーが
歌っていてラインナップを見るだけでも壮観です。
その中でひとみさんのテイクが二つも収められていて素晴らしいですね。
余談ですが、このアルバムを手にした時、昨年、TMNの「Get Wild」
にも同様の企画アルバムがリリースされていたのを思い出しました。
名曲は如何なる歌手、アレンジ、演奏によって聴いても「良いものは良い」ので、
今後こうしたアルバムがリリースされていくのではないかと思います。
(ですが、それだけに多くの音源があって軽く4枚組みのボリュームとなり、
結果、価格がリーズナブルでないのがチョッと...)
と言ってもア〇ゾンでは、最初期に予約注文された方以外は発送が遅れているようでしたので、PRの状況視察も兼ねて、あくまで店頭で買うことにしました。
ところが、私の地元ではまるで存在自体が抹殺されたかのように販売告知のカケラも何もなく、あえなく全滅・・・。
で、CDの倍もの交通費を費やして隣の大都市のタワレコ(昔は私の地元にもあったのですが、音楽的な環境が全くショボかったんでしょうね・・・早々に撤退してしまいました-_-;)まで行ってきました。
流石に百万都市、ということで現物を発見!したのは良かったのですが、玄関口の駅ビル内の店舗に1セット、繁華街のパ〇コ内の店舗に1セット、がそれぞれひっそりと置いてあるだけで、ほぼ同日にリリースされたアーティストや集団アイドルのCDやDVDが派手なPOPと共に山積みされていたのとは対照的に、リリースの告知も全くなく、本当に寂しいものでした(涙)
片や、聖子さんや明菜さんや奈保子さんはもちろん、石川〇リさんや石〇真子さんや岡田有〇子さん、岡田〇々さん、斉藤〇貴さん等々のアルバムなんかは結構な数と種類が置いてあって、中にはレコードのジャケットを模した復刻盤のようなアルバムまで置いてあったりして、何だかひとみさんがはるか片隅に追いやられているような印象さえ受けました。
本当に発行元も販売店も売る気があるのでしょうか・・・?
それとも、現物を発見した2店は置いてあっただけでもマシ、と考えざるを得ないのでしょうか?
この有様では、私の地方では、間もなくリリースされるであろうオリジナルアルバムの告知すら期待できそうにありません。
と、憤慨してしまいましたが、肝心のベストCDの方は、まだDisk1だけ聴いた段階で言いますと、私のようにCD-BOXを持っている人でも「買い」だと思います。
これまで出た数々のひとみさんの復刻盤CDの中でも、CD-BOXについては2巻とも最も音質が良い、という評価があるようですが、今回のアルバムは、そのCD-BOXの上を行っていると思います。
まずは、演奏の輪郭がハッキリしていること。
CD-BOXでは若干こもっていた高域がよりクリアになり、弦楽器やスネアの音がハッキリクッキリと聞こえます。
低域は相変わらず強めですが、高域が負けじとクリアになったおかげで違和感なく聴けました。
そして何よりもまず、肝心かなめのボーカルがより前面に聞こえるようになったこと。
流石に一五一会シリーズのように、とまでは行きませんが、演奏に比してボーカルが抑えめになってしまいがちだったものが、今回は結構前面に出て聞こえていると思います。
でも、編集だけでもこれだけ音質が改善できるんだったら、ハイレゾ音源での配布もやってくれたら良かったのに。
やっぱり、私が今回憤慨したセールスにしても、音源の提供方法にしても、事務所とか大物プロデュースのゴリ推しでもない限り、難しいんでしょうかね・・・。
どもです。KAZUさんが解説して下さってますが、その一五一会を用いたカバーアルバムが何枚かあります。が、私はそれらは持っておりませんのでほとんど語れないというか。そういえば、同じ曲ばっかり入ってるというと松崎しげるさんが「愛のメモリー」でやってたような。
>KAZUさん
購入おめでとうございます。音について、私は比較対象が「ひとみ…+シングルコレクション」で、音量音質ともに向上していると思ったのですが、CD-BOXよりもいいんですね。ハイレゾ音源とか希望はいろいろありますが、まずは私としてはオリジナルアルバム全部の再発を望むところであります。
「A面に恋をして 名曲誕生ストーリー」という本が最近出版
されましたが、その中で石川ひとみさんが「まちぶせ」について
インタービューで語っています。
かなりのページ数なので詳しい内容は本書を読んで頂きたいのですが、
「まちぶせ」との運命的な巡り合わせ、その結果「もう歌から離れよう」
と決めていた自分を引戻してくれた事への感謝がありました。
ところで、あのひとみさんバージョンのベースはオリジナルの
三木聖子さんと同じ後藤次利氏だったのですが、ギターはなんと
尾崎亜美さんに縁の深い鈴木茂さんだったのですね。
(三木聖子バージョンは松原正樹氏)
インタビューで
「ティンパンアレイのメンバーが参加しているって凄いですね」
と言われても「ティンパンって?」とひとみさんが応じていたのが
面白かったです。
「石川ひとみアンソロジー」ですが、私の住む街の行きつけの
CDショップ(今時珍しい個人経営)にもありましたよ。
ところが...。
よく自宅の本棚で本を立てる空きが無くて、本と棚の隙間に
横倒しで置いたりしますよね。それと同じようにひとみさんの
今回のCDが陳列されていたのです。
別に店の人は特に意識して無かったのでしょうが、やはり商品ですから
そこのところはひとみさんのCDに限らずちゃんとして貰いたいですね。
こんな現状を見ると、KAZUさんが仰るように
「本当に発行元も販売店も売る気があるのでしょうか・・・?」
とファンは疑問に思ってしまいますよね。
「夢で逢えたら」の企画アルバム凄いですね。
それと歩調を合わせて当時のシリア・ポールさんのアルバムが
CDとなって再リリースされています。
それにしても街のCDショップというと、うちの近所はツタヤだけになってしまって、もう完全に流行り物しかなく、覗いてみる気もしません。その辺は寂しい限りです。