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PCで残すべきデータとは

2024年10月13日 | 日記・雑記・ただの戯言

 ノートPCが起動しなくなってヒヤヒヤした話は先日書いた通りですが、あらためてデータのバックアップの重要性を思い知ったわけです。それで、「それならば残しておくべきデータはどういうものか?」と考えてみました。

 私の場合は、そのノートPC内の個人使用のデータは110GBくらいありました。かなりの容量ですが、主な内容としては、

・CDから取り込んだ音楽
・スマホで撮った写真のバックアップ
・ラジオ番組の録音音源
・自分のバンドの練習とライブの録音
・EXCELのデータ
・PDFデータ
・書き溜めた文章のtxtファイル

など。

 一番容量の多かったのはCDから取り込んだ音楽ですが、PCで聞いたりMP3プレーヤーで持ち出したりするために入れてたので、自分で所有してるものもあれば図書館やレンタルで借りてきたものもあります。

 自分でCD持ってるのはもちろんバックアップの必要はありません。いつでもすぐに取り込めるし。レンタルCDとか図書館から借りて取り込んだものであっても、今やサブスク全盛ですしSpotifyにあるものはバックアップ不要。海外のバンドのベストアルバムなどはこれに当たります。

 スマホの写真は昨年SDがクラッシュした経験があり、その際に復元したデータをPCにバックアップしました。ただ、スマホのデータはauクラウドに自動的にバックアップされてるので、実際は困りません。

 EXCELのデータは家計簿とか住所録とか、日記代わりに使ってることもあるので割と重要。ただ、データサイズが小さいのでUSBメモリなどに保存するのを忘れなければクラウドまでの必要はなし。PDFファイルも同様。そんなに日常的に増えるわけではないし。

 txtファイルはちょっとしたデータやメモが多いので、これも案外重要。おまけに新しいサービスに登録した際は、IDもメモしてるのでそういうファイルがなくなるとサイトにログインできなくなることもしばしば。これはちゃんとバックアップとっておかないと。


 そうなると、世間一般ではなかなか持ってる人のいないデータとしてはラジオ番組の録音データとなります。先日も描いた通り、NBCラジオの「Happy Go Lucky」の3年分の録音データが3GBくらいありましたが、それ以外の様々な録音データも約8GBありました。これもちゃんとタイトルとか放送日時を整理しておかねばなりませんね。伊藤蘭 Ran To Youとか甲斐よしひろセイヤング21とか。

 そんなこんなで、そのバックアップのために色々なクラウドサービスを比較検討した結果、今回はOneDriveを選択。デスクトップPCのデスクトップを整理して、そこに置いたデータをマルっと同期することにし、ノートPCのデータは同期ではなくバックアップで保存することにしました。100GBにしたのでもちろん有料ですが、まだまだ余裕あります。そもそも無料のサービスってあんまり信用してないし、いざというとき文句も言いにくいし。

 また、大容量の保存媒体として外付けHDDも考えたのですが、今はUSBメモリ型のSSDなんてのもあるんですね。もっともそちらはまだ価格が高いので、USBとかSDカードの大容量で対応しようかと思います。クラウドでの同期と手元でのバックアップの二段階ならさらに安心感も高まる事でしょう。

 ドラマ「岸辺のアルバム」では、水害で家が流されそうになった時、母親役の八千草薫が取りに帰ったのは家族が仲が良かった頃の思い出が詰まったアルバムでした。今の世の中ならUSBメモリだけ持って逃げればいいので様相は変わるかも。その前に「クラウドあるからいいも~ん。」となるかも。ああいう情緒は出せませんね。まあ、いいんですが。


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