CSで放送してたのを録画しました。オリジナルの放送は昭和52年9月。この人は昔から知ってたのですが、テレビとはいえちゃんとワンマンショーをちゃんと見たのは初めてです。歌唱力と一言でいうのは簡単ですが、声量、リズム感、音程とか音域とか表現力とかそういうのは物凄いものがあるのはわかりました。
まぁゲストに宝田明が出てきてミュージカル風に歌ったりするのは好みでないので、「ふ~ん」という感じで見てたのですが、固まってしまったのが終盤に歌った「約束」のとき。
この曲はラジオで何回も聞いて「なんと悲しい歌、なんと迫力のある歌唱」と思ってたのですが、まさかあれをテレビで見られるとは。ちょっと試しで録画したのが、保存版にしたいような気分になりました。歌の力は凄いですね。とはいえ、何回も繰り返して見るかというと悲しすぎて無理なのですが。
美空ひばり、江利チエミと並んで「三人娘」として人気があったのは
もう随分昔でしょうが、あの時代のスター歌手はどなたも
大人のエンターティナーとしての存在感がありましたね。
ところで管理人様は「ちあきなおみ」はお好きですか?
旦那さんを亡くされた日から歌う事を封印して、事実上の引退状態と
なっていっますが、それが惜しんでも余りあるくらいの凄い歌手でしたね。
何しろあのひばりさんが唯一認めた歌手ですから。
一般にはレコード大賞「喝采」が有名ですが、「黄昏のビギン」
「矢切の渡し」(細川たかしではなくこの人のオリジナル曲です)
その他にも様々なジャンルの曲を完璧に自分の色で歌い上げてしまう。
その中でも圧巻なのがアニマルズの「朝日のあたる家」を「朝日楼」として
日本語で歌ったものです。これ動画サイトでもいつくかのバージョンがあり
ますが、私が好きなのはテレビ「素晴らしき仲間」で放映されたものです。
管理人様もぜひ鑑賞して下さい、圧倒されますよ。