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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

N

2016-10-26 | 作家別諸々(な行)



野田知佑
『ユーコン川を筏で下る』★★★+


野田さんは椎名さんつながりで知ってる。

アレックスとハナに癒される。

「世界一の川、それは日本の川だ」



毎日半身浴
今日はバスソルトを変えてみた。
明日はフランス

週末、お友達が遊びに来る。



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今回ユーコンを下るきっかけになったのは、30代後半のころ読んだ『National Geographic』1975年12月号掲載の特集『RAFTING DOWN THE YUKON』(by KEITH TRYCK,Photographs by ROBERT CLARK)



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生まれてないし。。



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レイク・ラバージュ

フータリンクワ

カーマックス

ドーソン



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ここでもオーロラが。




























意外な展開だった。
『TOKYO DESIGH WEEK 2016』
http://tokyodesignweek.jp/2016/tokyo/

夏のように暑くて新宿御苑からの道のりふらふら。
十勝ワインがからからの身体に効いた。
夕闇の外苑並木を歩いた時に昔ぐるぐると歩いたことを思い出した。
あれは誰だったんだろう?その誰か。

 

「あ 冠木くんちなみに日本酒の飲み方で人気一位は何だかご存知ですか?」

「え・・・何ですか?」

「手酌です」


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N

2016-09-14 | 作家別諸々(な行)



西川美和
『永い言い訳』★★★★


新刊のとき最初だけ読んだままに。 
今回試写会が当たったので(当選したのは初!)
ゆるりゆるりと読みはじめたら止まらなくなった。

日曜の午後 in新宿
予定が終わるな否や続きが読みたくて帰ったぐらい(小田急とマルエツと福太郎には寄った)

新宿の雑踏の中を歩きながら母とTEL
不思議な感覚に襲われる わたしは独りだ。どこへでもゆける。



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優しさの成分は、九十パーセントが、嘘である。



自分が認識しているより、ずっと早く、ずっと遠くへ、過去は飛び去って行く。手の届かない、遙か彼方に。



真実というものは、しばしば実がないものだ。



深く愛するものを失うことと、もう確かな愛を感じなくなったものを失うのとでは、悲しみの度合いは比較にならないが、後者の嵌る失意の沼の深さもまた計り知れない。



このひとは、私を抱いているのではない。誰のことも、抱いていない。奥さんのこともまた。



わからない事を恥じぬ態度こそが、成長の鍵である、と高校時代の教師が言った。



女たちのこの態度をぼくは知っている。どうぜ役立たずだと思ってるんだろ。あなたが余計な提案さえしなければ、物事はもっとシンプルで、まともだったのよ。何もかも、ややこしくするのはいつもあなたで、割を食うのはいつもあたし。口に出さないだけ優しいと思ってよ、と言いたいんだろ。



一度良い目を見たら同じような幸福が続くと期待する。続かなければ不満に感じる。幸福は不幸の種だ。








「ぼくの塾から御三家には五人くらいしか行けないんだよ」
「何、御三家って。野口五郎?」
「誰それ。開成、麻布、武蔵だよ。幸夫くん知らないの?」
「あーなるほど。そういうくくりね。よく知らないよ、悪いけど」



「見えないものを見る力のあるやつだけが、世界を進化させるんだもの」








「私があなたを愛したように、周りのみんなのことも愛してね」



「なるほど。クズだな」
ぼくみたいな男。
「おれも随分長いこと絞め殺しに行ってやるって思ってた」
どきどき。



私は、あなたの知らないところでよろしくやってるわ。



一体なんだろうか。この突発的に現れた庇護欲と使命感と、そして充足感は。父性を飛び越して、母性に走ったか。



朝未だき








<もう愛してない。ひとかけらも。>








「あるのもいいんですけど、無いのもいいかな~って」



「何これ。完全にやらせじゃんか」
「シッ! そんな言葉を不用意に使わないでください」






アスペルガー症候群



このひとのために、自分がちゃんと生きてなくちゃ駄目だ。



愛を得たのさ。



「ひどすぎる。あまりにもひどい。どうしてぼくらは、大事なものを傷つける?見えてるサインを見殺しにして、掴みかけた手も、離してしまう。チャンスを常に台無しにする。どうしてこんな風に何度も踏み外して、何もかも駄目にするの。嫌になるよ。本を読んでも、金を稼いでも、ちっとも賢くなりゃしない。いつまでこんな自分とつき合わなきゃならないの。もう嫌だ。もう嫌なんだ。ほんとはもう、生きてく気力なんて残ってないんだ」



――どんでもない一日ね。
そうだね。どんでもない一日だった。

――もういい加減、帰りなさいよ。家があるでしょあなたには。
そうだね。そろそろ、帰りますかね。



「あまり夢のある話を書けるほうじゃないんですがね」
「いや、夢は無くても。抜け道さえあれば」



一度ひらかれてしまえばふたたび裏には返せないのが「真実」だ。嘘つきと思われても、後で返す裏が残されているほうが、まだ未来があるのではないか。



「お作品、すばらしかったです」と言った。出た、「お作品」



時間には限りがあること、人は後悔する生き物だということを、頭の芯から理解してるはずなのに、最も身近な人間に、誠意を欠いてしまうのは、どういうわけなのだろう。



死は、残された者たちの人生に影をさしこませる。


つくづく思うよ。他者の無いところに人生なんて存在しないんだって。人生は、他者だ。



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明後日は試写会
モッくんに逢える♪


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N

2015-10-10 | 作家別諸々(な行)


長嶋有
『泣かない女はいない』★★★+

再読
今回は単行本で。

題名がインパクトで手に取った記憶
初出が2005年
平凡な中に なにか 引っかかるものがあった。

そう描写が上手い。



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我々は連帯しながら断絶している。








(シータは木登り平気だよね)








女の子たちに「公園まで散歩にいく」と説明したときは「公園でなにするんですか」といわれて困った。理由もなく歩くとか佇むということの説明が、うまく出来ないのだ。説明のいらない人にはいきなり通じてしまうことが嬉しくて、そして不思議だった。








「梯子はおりるときの方が怖いんだよ」








「~・・・・・・・・はじめてベッドに入ったときね、彼に『首、絞めて』っていわれたんだって!」

『私は締める』



「私がマゾだったら、首絞めてくれる?」







自分がへこたれている瞬間に愛すべき人間がなんの悲しみもなく過ごしているというのは、すごく安心することなんだと思った。








ごめんねといってはいけないと思った。
「ごめんね」でも、いってしまった。

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N

2015-02-11 | 作家別諸々(な行)


中野純
『闇と暮らす。 夜を知り、闇と親しむ』★★

夜の写真が満載で以前から気になっていた本


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【飲月】(いん・げつ)
コップや盃に注いだお茶、酒など水面に月を浮かべて飲むこと。そうすると、寿命が延びたり、妊娠したりするという。若返ったり不死身になったりするかもしれない。

【大谷闇】(おお・や・やみ)
栃木県宇都宮市の大谷石の採掘によって生産され続けている、複雑で広大な地下空間。

【皆既月飲】(かい・き・げつ・いん)
皆既月食中の月を盃などに浮かべて飲む月遊び。

【かぐやの梯子】(かぐや・の・はし・ご)
月光の天使の梯子。

【月窓】(つき・まど)
月光を浴室などに採り込むため、南向きの高い位置に設けた窓。

【肉体ヘッドホン】(にく・たい・へっどほん)
両手で両耳を塞ぐと、ズンズンズンズンと騎馬の大軍が押し寄せてくるような重い音が聞こえるが、これを楽しむこと。
自分の体の闇から聞こえてくるこの音の正体は、筋肉の収縮する音。

【雪夜見】(ゆき・よ・み)
雪明かりに浮かぶ夜景色を楽しみ、愛でること。


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ナイトハイク★
率先して行きたいわけじゃないけど怖いもの見たさ。
帰省すると夜の闇の濃さに感覚のズレを感じる。
田舎が暗いんじゃない。都会が明る過ぎる。
視覚以外の感覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が、暗闇を歩くことで研ぎ澄まされてゆく。
先日OYさんとNちゃんと飲んだ時に提案してみた。
男子がいないとはじまらない。




























「東京にいれるように調整してみたよ!」
聞き分けがよすぎて怖い。。素直に喜べない複雑な気持ち。
逆だったら落ち込み泣くか怒っていたくせにねー。

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N

2013-05-29 | 作家別諸々(な行)



西川美和
『ゆれる』★★★★


カバーが緑の吊り橋
先日清澄の古本屋さんで手に取った。
オダギリジョーで映画化されているのは知ってて。
語りを読み進めてゆく内に止まらなくなり一気に読破
気づいたら真夜中の2時を過ぎていた。

兄弟の絆と狂気

近々DVDを借りよう。


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K

2013-03-10 | 作家別諸々(な行)



金城一紀
『映画編』★★★


再びお友達の本棚より。
彼女チョイス!
一気に惹きこまれた。
真冬の横浜中華街~お家までの横須賀線があっという間だった。
出逢いの大切さ。
だから私はここにいる。



「来年、北海道にボード行きませんか?」
誘われ即返しつつ、これから身の回りの流れがまた大きく変わるのを思い。。
またお引越し。免許証に5つ目の住所 わーぉ


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