田口ランディ
『馬鹿な男ほど愛おしい』★★★
たま~に読みたくなる。
馬鹿なオトコにハマって笑ってしまっている時に?(笑)
今距離が近づきつつある。
しかし外部要因で揺らぐことが。。
困った。気持ちは確かにあるのに。
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傷ついた心を見て見ぬふりをすると、人間はだんだん自尊心を失うのだ。これは心を侵食するとても悪い病気だ。傷を見ないふりすると、心は次第に腐って、弱って、気力を失って、そして自分に対しての自己評価が低くなって、決断力が低くなって、決断力がなくなって、最後には自分の人生を見失ってしまう。
愛なんてなくたって、ただ男であるってだけで、女を救えるのは男なんだ。
セックスも恋愛も、気持ちよくなりたかったら自発的に動く方がてっとり早いのだ。
「私は私である」
心はいつも「ひとりにしないで」「ひとりになりたい」この二つの方向に引っ張られながらベクトルを描いている。表と裏のバランスがとれて初めて、心のベクトルは美しく伸びていくらしい。
「約束って、嫌い。予感と確信さえあれば、約束なんて必要ないもん」
求めれば、魂はかならず呼びあい引き寄せあう。世界のどんな場所でも、必要な人と必要な人がくっつくのである。
「人生はすごく短い。自分のダメなところを直している時間はない。人と比べるな。いいとこだけ見て生きていけばいい」