朝日新聞特別報道部
『プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実』★★★
知っているようで知らないこと。
知らされていないこと。
知ろうともしなかったこと。
知りたくなかったわけじゃない
ただ時間が必要だった。
事故が起こる前の記憶はのどかな海沿いの寂れた街
海岸沿いの国道を走る目線の先には火力の鉄塔が2本
恩恵で出来た立派な建物群
今でも思い出す図書館
広いスペースにたくさんの本 人は少なくうらやましいと思ったこと。
帰省中 付近を運転していたら検問にあい、
免許証の住所が都内だったからなのか注意を受けたこと。
仲良かったお友達が地震時 働いていた。
それはめずらしいことじゃなく誰かしら知り合いに関係者がいた。
何不自由ない将来を約束されていた感
打ち捨てられた漁港
岩沢の海での波乗り風景
よく家族と行った海辺の公園
全て失われこれから先も復興の兆しは見えない。
放射能 手元に線量計
無色透明無味無臭
それなのに再稼動?
「世界有数の地震国になぜ50基を超える原発ができたのか。なぜ深刻な事態が想定されなかったのか。事故が起きた時、なぜ十分な対応ができなかったのか。官僚は政治はなにをしていたのか。」