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2017-09-28 | 司馬遼太郎


司馬遼太郎
【ワイド版】
『街道をゆく 29 秋田県散歩・飛騨紀行』★★

http://publications.asahi.com/kaidou/29/index.shtml

象潟から秋田、能代を経て鹿角へ。


こちらは角館、田沢湖を得て乳頭温泉へ。
そう全くダブってない(笑)
時代を経てもなお秋田独自の風土を感じた。
なんせなまはげにも出逢えた~








抜粋は飛騨(いつか行きたい飛騨高山温泉)
そう言えば温泉備忘録・・今月は記録しようかな。

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飛騨は、旧国名である。
岐阜県の北半分の山地をさす。県の南半分の平野は河川がゆたかに流れ、日本史にさまざまな影響をあたえた美濃国である。美濃国は穀倉地帯だから上代から米の税をとってきた。山ぐにの飛騨国から米の税をとることができないために、使役をもって税とした。その使役も、官がやる建築事業にかぎられていた。つまりは、飛騨の匠とは、飛騨から徴用される木工の下級労働者の総称だったのである。



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飛騨を文化の熟成という面から見なおした最初の人は、柳宗悦(1889~1961)であった。柳は、いうまでのなく民芸美の発見者であり、またそれについての美的運動の推進者でもあった。美についての思想家としては日本史上、千利休とならぶ存在といわねばならないが、かれが太平洋戦争中に執筆した「手仕事の日本」(『柳宗悦全集』第十一巻)においては、飛騨のすぐれた工芸についてふれている。


ここの品物でとりわけ不思議なのは木工具でありまして、全く他の日本のものと類を異にし……。


とあり「飛騨春慶」の美しさと品のよさをたたえている。



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「美濃は秋で、高山は晩秋で、この奥飛騨は初冬ですね」



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SMSで「秋田?」って送ったら、
「なんで知ってんの?」だって(笑)
そう 去年は一緒に行ったのよね・・

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