池澤夏樹
『キップをなくして』★★★
文庫本を読み始める前に裏表紙から、巻末の書籍案内を✓
古本だと数行の案内文もあり、それを読む楽しみがある。
その中から気になっていたのがこの本
池澤夏樹は一冊のみ。
名前からも夏なイメージで旅人
この『キップをなくして』は題名から昭和感が漂うのがよき。
「切符」
きっぷですよ!
それが通じなくなる時代がきている(もぅ既にかしら?)
ガチャン
駅員さんに改札を通る際、切符にハサミを入れてもらった記憶・・
キセル
そんな言葉もありました(^▽^;)
--------(抜粋)
少年の一夏、鉄道冒険ファンタジーの傑作!
改札から出ようとして気が付いた。ないない、キップがない!
「キップをなくしたら、駅から出られないんだよ」
どうしよう、もう帰れないのかな。
キップのない子供たちと、東京駅で暮らすことになったイタル
気がかりはミンちゃん。「なんでご飯を食べないの?」
ミンちゃんは言った。「私、死んでいるの」
死んだ子をどうしたらいいんだろう。駅長さんに相談に行ったイタルたちは――
少年のひと夏を描いた鉄道冒険小説!
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このあらすじを読んだだけでもわくわくしません!?(笑)
もー悪いけどミンちゃんの「私、死んでるの」がツボで・・
子供達を通して心の中が暖かくなる、やさしい気持ちになれる物語でした。
北海道へ旅する場面もよかったな。
来年は函館予定なので余計に現地の景色が浮かんで、再訪が楽しみに。
直感で出逢ったほっこり系な一冊でした(^▽^)/
久々のエステ in表参道
このイルミネーションを見れただけでもクリスマス気分(^▽^*)♪
平日の夜は人も少なく原宿駅までの帰り道はいつもとちがった。
今年も終わるなぁ~