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S

2022-07-26 | 時代小説(お江戸物語)

 

 

金曜の夜から不在で日課のブログ訪問が出来なかった。
というか・・北アルプス🦋蝶ヶ岳は電波悪
週末はNOネットの世界でした。
それはそれでデジタルデトックってヤツ!
ケータイに縛られない世界が山にはあります!
みなさまどうですか?(笑)

下界に戻り現実に戻り今朝ブログを✓
毎度のメンバーさんがちゃんと訪問してくれているのを確認してなんだか安堵
みなさまありがとう~って感じです(#^.^#)


まぁたまにネットから離れるのもありです。
なのでこの週末世間で何が起こったのか不明・・🐵
知らなくても世界は平和に回ってます。

 

 


さてこちらは今回の山旅で持参した本

西條奈加
『心淋し川』★★★

 

忘れた頃にやってきた図書館の予約本
予約した日付を見てビツクリ!2021年6月ですよ!
そりゃあ忘れるよね~

第164回 直木賞受賞作品です。

心淋し「こころさびし」かと思いきや「うらさびし」と読ませる。
あぁうらさびしっ あぁうすらさむっ

 

この作家さん出身地が北海道で・・宇江佐真理を思い出してしまう。
宇江佐さんの熱き感情が入り混じる雰囲気とは一線を画す。

 

--------(抜粋)

 

「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」
江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。

青物卸の大隅屋六兵衛は、一つの長屋に不美人な妾を四人も囲っている。その一人、一番年嵩で先行きに不安を覚えていたおりきは、六兵衛が持ち込んだ張形をながめているうち、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして……(「閨仏」)。

裏長屋で飯屋を営む与吾蔵は、仕入れ帰りに立ち寄る根津権現で、小さな唄声を聞く。かつて、荒れた日々を過ごしていた与吾蔵が手酷く捨ててしまった女がよく口にしていた、珍しい唄だった。唄声の主は小さな女の子供。思わず声をかけた与吾蔵だったが――(「はじめましょ」)
ほか全六話

生きる喜びと生きる哀しみが織りなす、著者渾身の時代小説

 

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・心淋し川

 時代物だと分かっていても、十九歳が川に溜まったゴミを「塵芥」と表現するのは現代ではない。

 初作家さんだけど、綺麗な表現が多いような気がした。

 

・閨仏

 

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噂とは、言った相手からは直にきかずとも、どういうわけか巡り巡って必ず言われた当人にまで届くものだ。

 

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闇が濃いからこそ、表側は明るい

 

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今回も最後にひょんと男の一声

・はじめましょ

 ・・・塵芥(また出てきた(^▽^;))

 千駄木町の一角にある心町(こちらも「うら」と読)
 根津権現近辺の風景

 味気ない毎日の薬味

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安寧の中で錆びついていた心を揺り動かし、苦さと甘さを伴ったるいの面影を呼びさます。

 

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一筋縄ではいかない現実 ただ救いはある。

 

・冬虫夏草

 ふゆむしなつくさ 「とうちゅうかそう」

 越中富山の薬売りが出て来たお話は初かも・・(笑)

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「薬はこちらに置いていきますから、入り用な折に使っていただいて、お代は後から使った分だけ納めていただく。つまりは先に用いて利は後から。元禄から続く富山薬の慣わしです」

 

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 そして「芥」・・ここにでも出てくる。

 

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「子供のためと口にする親ほど、存外、子供のことなど考えてないのかもしれないな」

 

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・明けぬ里

 

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北アルプスとなると登山口駐車場問題があります。
週末ともなると早く行かないと満車(^▽^;)
当日の早朝はほぼ無理、夜中に到着しても遅いぐらい。。
今回も前日の夕方入り、その暇を持て余した時間の読書タイムでした。



 

 

西條奈加はクールな作家さんでした。


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