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2023-03-02 | 村上春樹(翻訳物)

 

レイモンド・カーヴァー
訳 村上春樹
『ぼくが電話をかけている場所』★★

 

中々手に入らなかった春樹の初期の翻訳本

昭和58年7月 中央公論社刊

1986年1月10日 初版
1989年9月5日  13版

初版本じゃないけど、ぱらりと捲ると古本の香り

 

レイモンド・カーヴァー・・
レイモンド・チャンドラー・・

過去の備忘録にはないけど傑作選は持っているはず。

短編と詩を主としためずらしいスタンスの作家さん。

 

レイモンド・カーヴァー - Wikipedia

レイモンド・カーヴァー - Wikipedia

レイモンド・カーヴァー - Wikipedia

 

 

 

・ダンスしないか?



・出かけるって女たちに言ってくるよ

 どういう展開なのかアメリカっぽいね。
 日本じゃ・・ないない。

 

 

・大聖堂

 わけのわからない盲人って・・(苦笑)
 三人でがつがつと夕食を平らげる描写が臨場感

 

 

・菓子袋

 主人公が本のセールスをしている。
 そこから『中国行きのスロウボート』の百科事典販売の中国人が浮かんだ。

 

 

・あなたお医者さま?

 「私たち会うべきだと思うの」

 

 

・ぼくが電話をかけている場所

 引き続き電話がキーワード?

!!!
これは驚き 春樹の原点(と言えるよね?)井戸の話はここからもらったのね。
是非 春樹好きは読んでみて下さい。

抜粋は省略

 

 

・足もとに流れる深い川

 よく読み込まないと彼女の思考が・・オチを求めてはいけない。

 春樹のあとがき(巻末)にあるよう、カーヴァーは奇妙な執筆作業をする人らしく、
 ひとつの物語をリトライして短くしたり、長くしたりしていた。これは長い方の版

 

 

・何もかもが彼にくっついていた

 

 

 

ちなみにこの文庫本 定価290円です。
290円!!(1989年9月)

今がどれだけ文庫本の値段が高いかよく分かります。

 





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