『大江健三郎全小説5』
『ピンチランナー調書』が課題となり、今回は5巻チャレンジです。
私的には『空の怪物アグイー』が気になってました。
だって空の怪物ですよ!?大江さん・・(^▽^;)?
だって空の怪物ですよ!?大江さん・・(^▽^;)?
--------抜粋
障害者の息子との共生を描く作品群
「ぼくはすでに自分の言葉の世界にすみこんでいる様ざまな主題に、あらためて最も基本的なヤスリをかけようとした。すなわち、個人的な日常生活の癌のように芽ばえた異常を核にして、そのまわりに、欺瞞と正統、逃亡することと残りつづけること、みずからの死と他者の死、人間的な性と反・人間的な性というような命題を結晶させ、再検討することを願ったのである」(著者・『個人的な体験』)
「ぼくはすでに自分の言葉の世界にすみこんでいる様ざまな主題に、あらためて最も基本的なヤスリをかけようとした。すなわち、個人的な日常生活の癌のように芽ばえた異常を核にして、そのまわりに、欺瞞と正統、逃亡することと残りつづけること、みずからの死と他者の死、人間的な性と反・人間的な性というような命題を結晶させ、再検討することを願ったのである」(著者・『個人的な体験』)
【収録作品】
空の怪物アグイー
個人的な体験
ピンチランナー調書
新しい人よ眼ざめよ
──共生
著者について
大江健三郎
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。
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順不同 読書会課題作から。
・ピンチランナー調書
--------(抜粋)
--------(抜粋)
地球の危機を救うべく「宇宙?」から派遣されたピンチランナー二人組!「ブリキマン」の核ジャックによる民衆の核武装?……。内ゲバ殺人から右翼大物パトロンの暗躍までを、何もかもを笑いのめし、価値を転倒させる道化の手法を用いて描き、読者に再生への希望と大笑いをもたらす。死を押しつけてくる巨大なものに立向い、核時代の《終末》を拒絶する諷刺と哄笑の痛快純文学長編である。
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上記のように説明されているけど笑いはないし痛快でもない。
イーヨー!!!
私的にイーヨーにほっこり癒しを感じるのです。
上記のように説明されているけど笑いはないし痛快でもない。
イーヨー!!!
私的にイーヨーにほっこり癒しを感じるのです。
「少年爆殺される 早朝の銀座で
マジか!逃げ果せたか、不発かと思いました」
「ピンチ 自伝ですか?
一筋縄ではいかない・・」
「いきなり「ヤマメ軍団」ついてゆけない~(笑)」
「森が迷子、で森を殴りつける」
マジか!逃げ果せたか、不発かと思いました」
「ピンチ 自伝ですか?
一筋縄ではいかない・・」
「いきなり「ヤマメ軍団」ついてゆけない~(笑)」
「森が迷子、で森を殴りつける」
「血みどろ・・妻の馬頭が半端ない(笑)
森がイーヨーにかぶる」
「何故か若返る」
「毛虫の毛が生きてる!?」
「良い性交が毛虫の毒を消したのさ。
めでたしめでたし」
haha 延々とやり取りは続く(省略)
後日談として知るが、森の失踪は(現実で言えばイーヨー)実話でもあった。
そのエピソードは衝撃だった。
さらっと書いていたけど現実は「誘拐事件」となっていてイーヨーが連れ去られていた。
なので現実はもっと厳しいものだったと窺い知れる。
この物語とリンクしているのは、森(イーヨー)が発見されたのが駅だったこと。
もし・・そこから先の悪い妄想も胸を打つ。
「何故か若返る」
「毛虫の毛が生きてる!?」
「良い性交が毛虫の毒を消したのさ。
めでたしめでたし」
haha 延々とやり取りは続く(省略)
後日談として知るが、森の失踪は(現実で言えばイーヨー)実話でもあった。
そのエピソードは衝撃だった。
さらっと書いていたけど現実は「誘拐事件」となっていてイーヨーが連れ去られていた。
なので現実はもっと厳しいものだったと窺い知れる。
この物語とリンクしているのは、森(イーヨー)が発見されたのが駅だったこと。
もし・・そこから先の悪い妄想も胸を打つ。
・空の怪物アグイー(私的に気に入った★★★★)
単純に怪物モノかと思ったら・・
アグイーとはカンガルーほどの巨きさで木綿の白い肌着をつけた赤んぼうで、
それは空を浮遊していて、時々降りてくる。
👻
それを聞くと大丈夫!?と思うけど、許容してしまうのが大江ワールド
どんな展開でも最近パターンが読めてきた(笑)
ぶっ飛んだ登場人物が多過ぎて、まともな人物を探すようになってしまう。
--------(抜粋)
六〇年安保以後の不安な状況を背景に“現代の恐怖と狂気”を描く
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そう言われてもピンとこない時代
そう言われてもピンとこない時代
「ルイ14世を脅かした肉屋って何ですか(笑)ツボ」
かれのアグイーの世界