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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

イソツネ山

2024-10-08 | 山登り・ハイキング(2023年)

 

 



とある週末、奥多摩散策へと出かけました。
残念ながらお天気は曇

今回はまだ未踏の残→多摩100山 多摩百山

コースno.08 水根からトオノクボ、イソツネ山、境集落


降り立ったバス停は私達だけ。
登山道入口が見当たらない(^▽^;)
ヤマレコを開いて確認
なんとトンネルのスグ脇から一気に急登を登りトンネルの上へ。



上から道を見下ろす感じでスタートです。
踏み後もまばらな登山道 荒れ荒れ~
奥多摩のマイナー過ぎる山はそうなのです。

歩き始めて数分もすると踏み後が分からなくなった(^▽^;)

再びヤマレコを開いて確認
うーん何となくの方向感覚で登ってゆく。
それがまた急登も急登
整備された急登と、踏み跡ない急登は全然違う。。

山慣れしたお友達だったからよかった!







結構な荒れた急登に 苦戦一時間!?
サバイバルもよいところ。。



緑の蔓が伸びに伸びていて気になった👀



ドキッ!!!
何か潜んでいるようにも見えた👀



巨石群を横目に急登を登る登る 汗汗



土の柔らかい斜面で、崩れ落ちる難所



缶の目印?👀



倒れ木を横目に急登を登る登る。



やっほー✋おーい



中々ハードな山行きに笑い・・
手付かずの奥多摩好きなんですけどね(笑)



イソツネ山(846M)頂上です(^▽^)/
バス停から約一時間半弱
もちろん誰もいません。貸し切り♬





イソツネ山展望はありません。
・・ツネ・・ツネの泣き坂なかった?
小河内ダムから三頭山への道ね。



ちょっぴり明るいのでおにぎりタイム
静かな山で私的には満足

夏山の人の多い北アルプスから、地味~な奥多摩に戻ってきた感
華やかな山から、静かな山歩きへとシフト
それぞれが特色があって、季節を感じる奥多摩時間



下山は周回として、御前山下山で使用したことのある境橋バス停へ。
そもそも登ってきた急登の荒れ場を降りる気はなかった。



頂上からスグ展望が開けた👀


ちょっとした展望👀





続く道は木の枝が張り出して荒れ放題



あ!大岳山!(キューピーね!)下界の集落も見える👀

この斜面を駆け下りることにしました。
わーきゃー



炭焼き跡?
途中休憩所的小屋があったけど、微妙な作りで近づかなかった。
女子二人行動は、余計な好奇心は持たないに限る。
 
リフトのレールがあり昔の繁栄跡
この広場から林道が伸びていて、昔は車で登れたよう。
ただこちらも荒れに荒れていて、ちょっとしたホラー廃道
 
ショートカットしようとヤマレコを開いて確認



道なき道を降りる降りる。



どう見ても廃屋発見



電線は来ているけど・・木が倒れている・・
登山道から生活道へ。



家をぐるりとなぞって下ります。



緑に埋もれ、自然に還る。
ゴミがあちこち落ちていて缶のデザインが昭和だった。



あの山は御前山あたりかな?緑に埋もれてる集落



また廃屋・・廃集落ですね。
これもまた栄枯盛衰を彷彿とさせる景色
捨てられた里山の姿を目の当たりでした。



段々畑かな。
人の手が加えられないと、こうやって自然はどんどん元の姿に戻る。
あるべき姿



陽が出て来て緑が美しい。



廃屋が続きます。探検隊みたい。



ぎゃーーー!障子の破れ怖し!!
(かむろ荘FB)
決して近づいていません。生活道を通らなければ下山出来ないのです。。

廃墟ロマンも何もない。
 
彼女とは以前も偶然奥多摩の廃集落を歩いたことがある。
今後どんどんこんな廃屋が増えてゆくんだろうね。
救いはお天気が曇りから晴れ間に変わり、明るかったこと。



 
廃道→廃村→次は廃線(水根貨物線跡)です。
日原の方にも廃線が見えるけど、ここにもあったのね。


今にも電車が通ってもおかしくない?いや結構老朽化かな?




廃線の下をくぐります。



境集落が見えてきて人心地 何だかホッとしました。
無事下山です。


この道は境バス停のトンネル脇に通じてます。




奥多摩はトイレ美化活動にかなりの力を入れています。

最初はどうなることかと思ったけど、
景色よりも何よりも人工物vs自然の脅威
タイムスリップして人の生活があった集落を見てみたい
そんな思いにとらわれた山行きでした。
 
おなかがぐーっと鳴りました。
そろそろお昼です。
 
 

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新しい家族迎えました半年と三週間経過

2024-10-08 | わんこ

 



ケロケロケロッピ🐸
わんこぐんぐん成長中



今のわんこは水飲みが下手です。
飲みたびにゴホゴホ咳き込むわんこです。

水場は台所とトイレ脇の二ヵ所(前のわんこと同位置)
一緒に寝る時は臨時で枕元に水場を作ります。
そこで飲む姿を毎回観察
勢いよく飲むからなのか毎回咳き込んでます。。うーむ
「ゆっくり飲んだら?」
こればっかりは教えることはむずかしい。
経験値から水飲みが上手くなるよう、様子を見ているしかなさそうです。





わんこが毎日ガジガジしている味わい深い🍎りんごの木🍎




  災害の話 年々台風の規模が半端なくなってきている。予測不可能な災害

災害時は物流が滞る恐れがあるため、人間・ペット共に、備蓄は余裕を持って確保しておくと安心

  必ず必要なもの

 フード・水(5-7日分)

 常備薬・療養食

 クレート・ケージ

 予備の首輪・リード

 食器・紙皿など 

 トイレ・マナー用品

 上記の他、お気に入りのおもちゃなど、うちの子が普段から愛用している相棒がいると安心!

避難することになった場合、「必要最低限のもの以外に何を準備しておくか」など、
一度家族で話しておくのもよいそう。

 





残暑厳しくそろそろお散歩デビュウかな?
 

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大雪山 旭岳

2024-10-08 | 山登り・ハイキング(2024年)

 

 






✿オヤマリンドウ✿



ロープウェイ乗り場を後にして旭岳方面へ。



かわいい避難小屋
歩きやすい散策コースになっていて、観光地な雰囲気で人も多め。



姿見の池
神秘的なブルーと旭岳のダイナミックな姿が美しい・・
展望台はかなりの外国人観光客で賑わっていた。
ここは日本!?なんてね。







避難小屋がある広場から先は荒々しい登山道
 


途中ヘリの音が響き渡る「遭難者!?」 
荷揚げではない雰囲気 気になりみんな立ち止まる。



吹きあがる煙 硫黄臭が温泉地みたい。



途中離脱する人を横目にぐんぐん登る。
ペースを少し上げてゆきます。



砂礫や岩稜の登山道 ただ危険個所はなく歩きやすい。



吹き上げる風が雲をどんどん上昇させる。
気流の速さで晴れたり、曇ったり・・間に合うかな?



雲の中に入ると視界ゼロ。。
全く持って景色が違う。



高度が上がって雲の上へ⛅





先程までいた姿見の池が遥か遠くに👀
風が心地よく、解放感!




 
もう一息で頂上 手前のクランク




13:28

登り始めて約1時間半で旭岳(2,291M)
北海道最高峰 (^▽^)/でもあり、北海道中心部に位置する大雪山系の主峰

しかし雲の中⛅





「三角点を大切にしましょう!」▲



これは何??



大雪山旭岳|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE! (visit-hokkaido.jp)

大雪山国立公園 旭岳ビジターセンター (asahidake-vc-2291.jp)
 


雲が晴れる気配がないので待つことなく下山することに。



上昇気流に乗った雲の勢いがスゴイ!!
波乗り🌊 雲乗り的な⛅


雲に飲み込まれるーーー!!!



何はともあれ!
北海道の山に登れて(それも北海道最高峰であり、日本百名山でもある)
うれしい気持ちでいっぱいでした。




頂上から少し下ると晴れ間が・・移りゆく。
山の天気はそうなのです。


帰りは巻いて巻いて~
小一時間で避難小屋まで降りてきました。



「お疲れさまでした」
旭岳ロープウェイ登山 おすすめです!

またいつの日か再訪したいです。



2024夏休み北海道の旅

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『大江健三郎全小説8』完読

2024-10-08 | 大江健三郎

 



大江健三郎全小説8

 

2019年4月10日 第一刷発行
株式会社講談社

 

--------(抜粋)

 

「古代から現代にいたる神話と歴史を、ひとつの夢の環にとじこめるように描く。場所は大きい森のなかの村だが、そこは国家でもあり、それを超えて小宇宙でもある。創造者であり破壊者である巨人が、あらゆる局面に立ちあっている。語り手がそれを妹に書く手紙の、語りの情熱のみをリアリティーの保障とする。僕はそういう方法的な意図からはじめたが、しかしもっと懐かしい小説になったと思う(著者・『同時代ゲーム』)

【収録作品】
M/Tと森のフシギの物語
同時代ゲーム

──森の神話

 

著書について

大江健三郎
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞、94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。
 

--------

 

・同時代ゲーム

再読してみて、さすがにこれだけ大江さんを読み込んできたこともあり難なく読めた。
理解出来たか出来ないかは別として、最初読んだ時の難解さは解消され、パターンも読めてきたところもある。

「壊す人」

「村=国家=少宇宙」

 

 

 

O - ◆BookBookBook◆

 

O - ◆BookBookBook◆

大江健三郎『同時代ゲーム』???読書会課題本ある意味ホットな作家さんなのでチョイス大江健三郎と言えば、ノーベル文学賞作家です。大江健三郎-Wikipedia--------(抜粋...

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超ハードカバーをバッグに入れて通勤読書で読む。
本当は家で集中して読みたいんだけど・・時間に追われている。
本編は結構前に完読していても、巻末の解説に苦戦


クリストファー・ラムズホトム-イシャウッド
・境界線を越える作家:大江健三郎の『同時代ゲーム』とポストコロニカル日本

---

このような「第三空間」について書くマジック・リアリスト作家たちは、植民地支配者の文化の均一性に抵抗するために、第三空間に生ずる「リミナリティ」、「ハイブリディティ」という手法をたびたび使っている。文化的差異は、文化の豊富な多種多様性から生じる意味や価値観の「不統一性」に対面しているからこそ、文化の「調和した」全体性は消却せざるえない。

---

こんな文面が永遠・・・(^▽^;)
日本人より難しい日本語を知っていて、全く持って意味不
もっとやさしく解説して?

それでも読み進めてゆくと、登場人物達の名前の由来が紐解かれている。
『古事記』『日本書紀』との繋がり

マジカルな出来事ね。




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K

2024-10-08 | 作家別諸々(か行)





窪美澄
『夜に星を放つ』★★★★+


図書館の予約本
いつ予約したのか記憶になかった。

第167回直木賞受賞作(読後に知りました)

・真夜中のアボカド +

・銀紙色のアンタレス

・真珠星スピカ 私的に好きな作品

・湿りの海

・星の随に(まにまにと読)

上記5編収録の短編集

初作家さんの出逢いはいつも楽しみで、期待と失望が入り混じる。
まず作家さんの情報を見てからスタート
大体は作品群に聞いたことがある作品があるか、
何かしらの賞を受賞しているか、そのあたりが気になるところ。

窪美澄 - Wikipedia

この窪美澄さん全く持って知らない作家さんだった。

それが、最初の一編を読んだら「作風が好きかも」と思った。
クセがなく読みやすい。
どちらかと言うの内に籠った主人公たち
電車の中でホロリとさせられた。

短絡的に簡単にハッピーエンドにならない現実を描いていたのもよかった。


他の作品も読んでみたい。
そんな作家さんに出逢えた収獲ある図書館本でした。
おすすめです。
 
 






 

 




流れ星に願いを☆彡 - ◆BookBookBook◆
流れ星に願いを☆彡 - ◆BookBookBook◆

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先日の飛騨高山の旅2日目は乗鞍岳登山口がある畳平に宿泊遙か遠くにある台風の影響なのか、夏の不安定な天気の影響なのか、夕方時には靄が覆い視界ゼロで、夕陽を見ることは...

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十勝岳連峰縦走

2024-10-08 | 山登り・ハイキング(2024年)





おはようございます。
早朝4時半の十勝温泉です。









たまにボケているなわたし・・と思うことがあるけど、
今回の北海道旅行で一番のボケをかましたのはこの十勝岳です(^▽^;)

駐車場は半分以上が埋まってて、さすが日本百名山
まさか二日連続で登るとは思ってもみなかった。
この日は別行動することになり、北海道十勝岳は単独行です。
このあたり肝は据わっているかな?
前日に北海道出身の知人とルートのやり取りはしていて安心していた。



早朝登山口からスタート
(登山口でまちがいはない)



ナナカマド
夏なのにさすが北海道!!



お天気はよいけど、結構な風が吹いていた。
暴風の経験は、青森の八甲田山
出発する人達を何人か見かけ、ここまで来たら行くしかないなと出発



整備された登山道



後ろを振り返ると下界は明るい。



スタートしてから数分で既にダイナミックな火山帯
自然美に魅せられる。
さすが北海道・・登ってみないと分からない。



✿エゾオヤマリンドウ✿





そろそろ陽が登る。遠目に大人数のパーティーが見えた。



実は途中で道迷い。。(^▽^;)
数分間の話
コレは心配されるから誰にも言ってない。
岩場で緑のペイントを目印にぐんぐん上がったら道がなくなった。
ヤマレコさまさまでGPSを確認
スグ引き返して元のルートに戻った次第





その後「富良野岳」の矢印を見てその方向へ。


✿ミヤマアキノキリンソウ✿
ビタミンカラー!!元気をもらう。



✿スズカゼリ✿







異変に気づく「富良野岳」ん?
私が向かっているのは「十勝岳」
「富良野岳」って何??
 
ん?ん?ん?
とりあえず見晴らしがよいところまで一気に登りヤマレコを確認
 
えー!!!
そもそも登山口がまちがってる!!!
元々は直行ルートで十勝岳を往復、お昼前には下山予定だった。

しかし現在十勝岳縦走コースを歩いていた。
地図を見て計算すると8時間超えコース(^▽^;)
まだ早朝6時前、普段だったら時間に余裕もありシフト可能だけど、今回は合流時間がある・・

一瞬今来た道を戻ろうかと考えがよぎったけど、晴れ渡る山並みを眺める。
「十勝岳縦走」も巻いてがんばればよいんじゃない?
スマホの電波も入り、電話して合流時間を遅らせてもらうことに。
ピンチはチャンス!?
違うね・・(笑)

そうと決まれば後は進むしかない!

十勝岳縦走 歩き始めて1時間経過時の出来事でした。
色々あるけどアクシデントも楽しむ勢いでね。



朝陽が照らし出した山に雪渓がまだ残る。



そんな一人あたふたしている時に、下から登って来た人がいて、ついホッとしたのもあり、挨拶がてら話しかけてしまった。
その流れで一緒に歩くことに。

長い行程になりそうだけど、気分は高揚してました。



2024夏休み北海道の旅

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