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2021-06-29 | 貴志祐介

 

貴志祐介
『ミステリークロック』★★


会社のコから借りた『コロッサスの鉤爪』のもう片方
ハードカバーは一冊として出したのに、文庫本では二冊に。
 
 
なんとじゃないよ(笑)一冊でよいでしょ 印税欲しさ?
吉田修一もあったけど、文庫本分けて同時発売やめてほしい。
京極夏彦並みに厚い文庫本なら分かるけど・・
最近の文庫本は価格設定が高い。
いつだったかな。春樹の文庫本が1,000円超えでレジで驚いたことがある。
ぼったくりでは?それでなくとも紙離れが進んでいるのにね。
悪循環だと思いません?
文庫本が400円ぐらいで買えた時代があった。
 
 
さて防犯探偵・榎本と犯人たちの頭脳戦
安定して楽しめる一冊


まず『ゆるやかな自殺』
舞台は暴力団ヤクザの事務所
ってことで双方登場せず榎本オンリー
短編も短編であっという間に解決
 
小気味よくてよかった。
ダラダラ無駄に描写が長いとね。
定番の純子さんのズレた推理がなかったのが物足りないような。



そしてメインの『ミステリークロック』
一言・・このからくりを理解出来た人はいるのか??
ご丁寧に図解があるけど、意味分かりませんけど!!(笑)
「電波掛け時計の偽装」
何でしょう?ポッチの役割理解不能・・
困ったなぁ消化不良です。
なので後味がよろしくない終わり方でした。
 
簡単なトリックだともう少し工夫したら?って思うけど、
今回は逆というめずらしい展開でした。
 
 
近々『ミステリークロック』を読んだコとこのネタの話をする予定

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