アーサー・コナン・ドイル
訳:小林司/東山あかね
[注・解説:C・ローデン 訳:高田寛]
『シャーロック・ホームズ全集⑦ 恐怖の谷』★★★
少々ブランク ホームズカムバック!!
忘れていませんよ~(笑)
どうしても後回しになってしまった。
(一緒に読書しているコが長期出張になったため)
さて再会です(^▽^)/
--------(抜粋)
ある日ホームズのもとに届いた暗号の手紙。見事解読するも、殺人はすでに行われていた!背後にひそむホームズ最大の宿敵・モリアーティ教授の影。
奇妙な殺害現場からホームズが導きだした意外な答えとは?そして事件はかつてアメリカに存在した謎の殺人者集団の存在を明らかにしてゆく…。
「ホームズ物語」最後の長編作
決定版、充実した注と解説、全イラスト復刻
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そう「谷」と言えばモリアーティ教授との決死の対決を彷彿
中盤戦・・第一作の『緋色の習作』に展開が似ているなと(ただしサービス精神はこちらに軍配!)
舞台が20年前の過去へとぽーんと飛んで、別物語の様相になります。
途中でもはやホームズではないと苦笑します。
しかし挿絵が一掃一新?されて余計に渋くなり、
年齢と絵のギャップがあり過ぎる感・・みな老けて見えませんか?(^▽^;)
特にマクマード・・どう見ても老人じゃない?
ラストはするすると完読
素直に楽しめました(突っ込み等はシャーロッキアンに任せよう)
酒のつまみともなり、ホームズ話で盛り上がりました。
毎度のことだけど、今回の注・解説
途中から「英国版では・・」とどうでもよい解説になっていてウザイ!(苦笑)
いらんがな~この情報って必要ですか!?
確かに英国と米国での掲載の仕方が変わっているのは理解出来ましたが、物語と関係ある?
後ろを読みかえす人の気持ちにもなってほしいわ。
読んで後ろの解説、読んで後ろの解説、その繰り返し・・エンドレス!
読むなって話ですよね(^▽^;)たまには愚痴
残すところあと二作となりました。
パロディホームズは別腹
既にお次の課題本について思案
翻訳物から離れて、和製で昭和で探偵で?