横山秀夫
『クライマーズ・ハイ』★★★+
--------(抜粋)
昭和60年8月12日、御巣鷹山で未曾有の航空機事故が発生した。その日、衝立岩への登攀を予定していた地元紙・北関東新聞の遊軍記者、悠木和雅は全権デスクに指名される。はたして墜落地点は群馬か、長野か。山に向かった記者からの第一報は朝刊に間に合うのか。ギリギリの状況の中で次々と判断を迫られる悠木。一方で、共に衝立岩に登る予定だった同僚の安西耿一郎はその頃、倒れて病院に搬送されていた。新聞社という組織の相克、同僚の謎めいた言葉、さらに親子の葛藤、そして報道とは何なのか、新聞は命の意味を問えるのかという自問自答――。
あらゆる場面で己を試され篩に掛けられる、著者渾身の傑作長編
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さてこちら初☆横山さんです。
『半落ち』『臨場』等名作揃いで恐れ入ります。
読ませる 通勤読書の約20分没頭 一気に群馬へ。
そして堤真一
偏り読書に最近飽きてきた?というか、
もう少し冒険してみたくなったというか、
新たな作家さんを求めていたっていうのが本音かな。
そこで今回は最近よく耳にするようになった→本屋大賞
その上位3位に絞って読んでゆこうとゆう試み。
ただ既に読んだ本は省く。
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2004年本屋大賞の受賞作発表
大賞
『博士の愛した数式』
著/小川 洋子
(新潮社) 202点
2位
『クライマーズ・ハイ』
著/横山 秀夫
(文藝春秋) 148点
3位
『アヒルと鴨のコインロッカー』
著/伊坂 幸太郎
(東京創元社) 111点
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小川洋子と伊坂は読了済
印象に残ったのは
「悠木だ。コーヒーを淹れてくれ」
だね(笑)
そして最後の最後「読ませるなぁ」と感嘆
実りある読書でした。
久々のお酒にほろ酔い。。