4月27日の産経新聞(共同通信配信)より
駅のホームで化粧しているのを注意され、トラブルになった相手の女性を電車に接触させて重傷を負わせたとして、警視庁渋谷署は27日、傷害容疑で東京都目黒区、飲食店従業員、小田島晃生容疑者(22)を逮捕した。
調べでは、小田島容疑者は同日午前11時半ごろ、港区の東京メトロ広尾駅のホーム上で、川崎市の無職女性(65)から化粧を注意されたため、女性の肩を揺さぶってふらつかせ、入線してきた電車の先頭車両に接触させて頭や胸の骨を折るなどの重傷を負わせた疑い。
小田島容疑者は「化粧用のスポンジで汗をふいていただけで、本当は化粧をしていないと女性に言おうとした」と供述しているという。
小田島容疑者はホームのベンチにいて、女性から「こんなところで化粧するんじゃないわよ」と言われ、「ねえねえちょっと」と言いながら女性を追い掛け、肩を揺さぶったという。
容疑者が本当に汗を抑えていただけだったのか化粧をしていたのはわからないが、いずれにしても化粧用のスポンジを使っていたことで65歳の女性から注意されたのだろう。65歳ぐらいである程度の家柄の出ならば礼儀作法については小さい頃から躾られているだろうからやはり気になったのだろう。なぜ注意されたかピンとこない人、特に女性はマナー知らずといわれますよ!
今現在では廃刊になったのかもしれませんが、新潮文庫に「ドタンバのマナー」という文庫本があります。著者はサトウ・サンペイ氏。朝日新聞で長らく連載された朝刊4コママンガ「フジ三太郎」の作者と言ったほうがわかりやすいかもしれません。このマナー本、文庫本ですが著者からわかるようにもちろん全編マンガで描いてあり、そこに解説が面白く、わかりやすく書かれています。監修は足利時代から続いている大名の「作法の宗家」小笠原流であります。
さて、その「ドタンバのマナー」の中に、“ちょっとした仕草が人格を下げる”というページがあります。本文は・・
どんな状態にあれ、人前で耳打ちをすることの出来る人間は、人の心が推し量れない人間である。
女性で口に手を当てて笑うのは、英国ではそしり笑いととられるし、フランスでは情交関係のサインととられるそうで、外国人も増えた今日、十分気をつける必要がある。
人前での化粧やブラッシングは、美人製造工程を見せるわけで、効果的でない。外国でやると売春婦と思われる。
と、あります。これを知らない日本人女性がとても多い!おそらく小田島容疑者はマナー知らずだったんでしょう。最近では電車の車内でも平気で化粧する女性がいます。揺れる車内でよくアイラインが引けるものです。非常ブレーキでもかかったらあらぬところへラインが引かれるか、ブラシが目に入るか!?
まあ、日本国内ならまだいいでしょうが、GWで欧米で旅行に行っている日本人女性のなかには今ごろ“オネーサン、イクラデスカ?”などと聞かれて恥をかいている人が何人かいることでしょう。
駅のホームで化粧しているのを注意され、トラブルになった相手の女性を電車に接触させて重傷を負わせたとして、警視庁渋谷署は27日、傷害容疑で東京都目黒区、飲食店従業員、小田島晃生容疑者(22)を逮捕した。
調べでは、小田島容疑者は同日午前11時半ごろ、港区の東京メトロ広尾駅のホーム上で、川崎市の無職女性(65)から化粧を注意されたため、女性の肩を揺さぶってふらつかせ、入線してきた電車の先頭車両に接触させて頭や胸の骨を折るなどの重傷を負わせた疑い。
小田島容疑者は「化粧用のスポンジで汗をふいていただけで、本当は化粧をしていないと女性に言おうとした」と供述しているという。
小田島容疑者はホームのベンチにいて、女性から「こんなところで化粧するんじゃないわよ」と言われ、「ねえねえちょっと」と言いながら女性を追い掛け、肩を揺さぶったという。
容疑者が本当に汗を抑えていただけだったのか化粧をしていたのはわからないが、いずれにしても化粧用のスポンジを使っていたことで65歳の女性から注意されたのだろう。65歳ぐらいである程度の家柄の出ならば礼儀作法については小さい頃から躾られているだろうからやはり気になったのだろう。なぜ注意されたかピンとこない人、特に女性はマナー知らずといわれますよ!
今現在では廃刊になったのかもしれませんが、新潮文庫に「ドタンバのマナー」という文庫本があります。著者はサトウ・サンペイ氏。朝日新聞で長らく連載された朝刊4コママンガ「フジ三太郎」の作者と言ったほうがわかりやすいかもしれません。このマナー本、文庫本ですが著者からわかるようにもちろん全編マンガで描いてあり、そこに解説が面白く、わかりやすく書かれています。監修は足利時代から続いている大名の「作法の宗家」小笠原流であります。
さて、その「ドタンバのマナー」の中に、“ちょっとした仕草が人格を下げる”というページがあります。本文は・・
どんな状態にあれ、人前で耳打ちをすることの出来る人間は、人の心が推し量れない人間である。
女性で口に手を当てて笑うのは、英国ではそしり笑いととられるし、フランスでは情交関係のサインととられるそうで、外国人も増えた今日、十分気をつける必要がある。
人前での化粧やブラッシングは、美人製造工程を見せるわけで、効果的でない。外国でやると売春婦と思われる。
と、あります。これを知らない日本人女性がとても多い!おそらく小田島容疑者はマナー知らずだったんでしょう。最近では電車の車内でも平気で化粧する女性がいます。揺れる車内でよくアイラインが引けるものです。非常ブレーキでもかかったらあらぬところへラインが引かれるか、ブラシが目に入るか!?
まあ、日本国内ならまだいいでしょうが、GWで欧米で旅行に行っている日本人女性のなかには今ごろ“オネーサン、イクラデスカ?”などと聞かれて恥をかいている人が何人かいることでしょう。