カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

韓国ドラマのキーワード⑨四季シリーズは尾道三部作である

2008-04-01 | 韓国ドラマのキーワード

国へロケ地めぐりの旅へ出たとき、昔も同じようにロケ地めぐりをしに尾道へ行ったことを思い出しました。

当時、大林宣彦監督の尾道三部作に夢中になり、その舞台の尾道へ行ったのでした。

「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」これらの世界は、ユン・ソクホ監督の四季シリーズにとてもよく似ています。

特に「時をかける少女」と「冬のソナタ」は共通点がたくさんあります。

①ある日、転校生である男性主人公がやってきて、女性主人公とお互いを好きになります。

しかし、二人には悲しい別れがあって、時がたち大人になった女性主人公に、まったく別人となった男性主人公が再会する。

②女性主人公にはおさななじみの男性がいて、彼女を好きである。

③スキー場が出てくる。

ほかの作品も比べてみたらいろんな共通点があるでしょう。

ユン監督が尾道三部作を見たかどうかはわかりませんが、自分の知っている場所をロケ地にし、美しい風景を、見る人々に再発見させるところ。

ヒロインがもっとも輝いている瞬間にドラマの主役にするところ。

そのヒロインの魅力を引き出し、美しく撮影するところ。

似ています。

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韓国ドラマのキーワード⑧「貧乏と緑の小瓶」

2008-03-30 | 韓国ドラマのキーワード

国ドラマに貧乏はつきものです。

これがないとドラマがぴりっとしません。

でも貧乏なわりに登場人物は飲みます。

最近は緑色の小瓶。

ちょっと昔のドラマは水色の小瓶でした。

貧乏でも食べることと飲むことは不思議にできるんですよね。

酒なんか飲まずに働きなさい!と言いたいところですが、飲まずにやっていられるか!というところでしょうね。

ぐでんぐでんに酔っぱらって、ゲーゲー吐いて、やっと好きだとか、本音が言えたなんてシーンよく見ました。

もちろん、影響されやすい私も安売りスーパーで買った緑の小瓶の韓国焼酎を飲みました。

ストレートで飲めて、ちょっぴり甘くて、くせになるんですよね。

もちろん、辛ラーメンには韓国焼酎です。

韓国に行って「ソジュ、チュセヨ」と飲んでみたら、当たり前ですがまったく日本で飲んでいたのと同じ味でがっかりしました。

何か損した気分でした。

このテーマについて考えてみたら、緑の小瓶は四季シリーズの秋と春には出ていましたが冬と夏には出ていなかったような気がします。

冬と夏は韓国を感じさせないようにドラマを作っていたことが、それだけでもわかります。

最近は緑の小瓶が売っていなくて、飲むことも少なくなりました。

真露とか、チャミスルとか、大瓶の韓国焼酎は売っているのですが、大瓶を買ってまで飲みたいとは思わないです。

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韓国ドラマのキーワード⑦「助けてるつもりが助けられている」

2008-03-29 | 韓国ドラマのキーワード

中に目が覚めてテレビをつけるとチャングムの総集編をやっていました。

初めて海を見たチャングムが靴を手に持って、海辺で飛び跳ねるシーン、とっても美しくかわいいです。

ふと、気がつくとそこにミン・ジョンホが立っていて、チャングムは思わず、靴を落としてしまいます。

キーワード⑤でも書いていましたが、韓国ドラマのカップルの関係は、お金持ちとか、地位が高いとか、健康とか、頭がいいとかいうように上位にある男または女が、貧乏とか、地位が低いとか、病気とか、頭がよくないとか下位にある女または男とがつきあいます。

しかし、初めのころは助けていると思っていたほうが、実は下位の相手によって助けられていたり、救われたりしているのです。

韓国ドラマではありませんが、のだめカンタービレの千秋とのだめもそうでしたし、チャングムのミン・ジョンホとチャングムもそうです。

ほとんどの韓国ドラマのカップルがあてはまると思います。

チャングムでいうと、ミン・ジョンホがチャングムに出会っていなかったら、ただのつまらない、ドラマに出ていた大臣たちのような高級官僚になっていたでしょう。

民のことなど考えることもなく、心が高鳴ることもない、机上の空論にとらわれるだけの人間だったでしょう。

そんな2人の関係を見ているとつくづく、生きることにいったい何が必要なのかということを考えさせてくれます。

自分の持っている価値観をもう一度見直してみよう。

そんな気になります。

だから、今日も韓国ドラマを見てしまいます。

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韓国ドラマのキーワード⑥「おとなりさん」

2008-01-04 | 韓国ドラマのキーワード

正月は「のだめ」を見続けて終わりました。

しかし、「のだめ」は面白いですね。

どこが面白いのかというと、主人公2人のキャラクターが抜群なのです。

のだめの欠けているところを千秋がついつい助けたくなる。

でも、完璧だと思われた千秋ものだめによって救われる関係なのです。

そしてオーケストラを作り上げていくことでできる仲間。

しかし、そこにあるのは甘えの関係ではなく、あくまでもよい音楽を作っていくための厳しい関係です。

のだめにも韓国ドラマとの共通点があります。

千秋とのだめがとなりに住んでいて同じ学校に通っていることです。

そりゃー仲良くなりますよ。

ドラマで主人公たちの関係を深めるには、同じ学校か、同じ職場で、住んでいるところがとなり同士、または同居にするのが最も簡単な方法ですよね。

やはり離れ離れだとなかなかドラマが進みません。

けんかして、それから気付かなかったお互いのよい所を見つけたりすることで、仲がよくなるのです。

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韓国ドラマのキーワード⑤「出会い・再会」

2007-12-28 | 韓国ドラマのキーワード

国ドラマでは、よく主人公の2人が少年・少女時代に出会います。

互いに強い印象を残し、2人は別れます。

大人になって2人は再会します。

そうすると、ドラマを見ている人は2人の関係は運命的なものだと思います。

逆に大人になって初めて出会った2人の恋愛は運命的なのかどうかわかりませんよね。

ドラマを見ている人は運命的な関係の2人が最後は結ばれるんだろうと期待しながら見ているので、最終回で別の人と結ばれると何だか裏切られた気がします。

こういうドラマでは子役の活躍が大切です。

子役時代の2人のドラマが、将来の2人を期待させるからです。

でも、子役時代と大人になってからの俳優のイメージが違うとがっかりします。

だから、「冬のソナタ」みたいにいい歳の俳優が高校生時代まで演じたりするのです。

「復活」でこんなセリフがありました。

「最初は偶然、二度目からは必然」これって実際生きていると本当だなって思います。

最初から必然というのはちょっと運命論過ぎます。

でも二度目からは必然と思ってもいいのかもしれません。

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韓国ドラマのキーワード④「記憶喪失」

2007-12-27 | 韓国ドラマのキーワード

、GYAOで「復活」見ています。とっても面白いです。

このドラマも主人公が記憶喪失の状態です。

記憶喪失がドラマチックなのは、記憶をなくすときに事故が起こることもあるでしょうし、今までの人生、人間関係がリセットされてしまうこと。記憶をどう取り戻していくかの過程。記憶が戻った時に謎が明かされることもあるでしょう。

韓国では家との結びつきが強いため、記憶をなくすと自分の家や家族、ルーツを失うことが日本よりダメージが大きいのでしょう。

記憶を失うことはそれまでの人生が終わること、すなわち、死を意味します。

記憶を失った状態は新たに別人に生まれること。

記憶が戻ることは再生を意味しています。

そして、再生した人物は別の自分を経験することで以前より一回り大きな人間になっています。

記憶喪失は韓国ドラマの登場人物たちを成長させる装置といえます。

記憶喪失を使って面白かったドラマは「ラストダンスは私と一緒に」です。

主人公は事故により記憶を失い、愛する人に出会いますが、交通事故に遭い昔の記憶を取り戻しますが、そのかわり記憶をなくしていたときの記憶をなくしてしまうのです。

この記憶喪失の設定がドラマを盛り上げます。

もう一つは「春の日」です。

このドラマでは主人公が交通事故により意識不明の寝たきり状態になります。

彼が目を覚ました時、彼は子供時代の記憶しか持たず、それ以降の記憶をなくします。

彼はもう一度子供に戻ってしまったのです。

だんだん記憶が戻るにつれて、彼も大人になっていくのです。

こんなこと、ありえないとは思いますが、ドラマの作り方で、ありかもしれないと思ってしまいます。 

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韓国ドラマのキーワード③「四角関係」

2007-12-26 | 韓国ドラマのキーワード

国ドラマは三角関係とよく言います。

でも実際は四角関係なんですよね。

男女主人公とそれぞれを愛する男女のライバル。

この4人がドラマの中心になります。

4人の人間関係が複雑であればあるほど面白いのです。

だから韓国ドラマの紹介には登場人物の相関図が必要なんですね。

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韓国ドラマのキーワード②「悪女」

2007-12-25 | 韓国ドラマのキーワード

国ドラマの女性主人公を罠にはめて困らせ、男性主人公との仲を引き裂こうとするのが悪女です。

この悪女がいかに活躍するかがドラマの面白さを左右します。

ただし、なぜ、そこまでするのという理由や原因がわからないと、つまらなくなります。

いかに魅力的な、悲しみを感じさせる悪女を作り出すかがポイントになります。

男性主人公の母親が女性主人公を困らせることもあります。悪女に力がない時はこの母親がドラマを盛り上げます。

女性主人公が男性主人公の人生を狂わせてしまう悪女であるときもあります。

「パリでの出来事」のハ・ジウォンの演じたイ・スジョンは結果的に2人の男性主人公を破滅させてしまいます。

でも、男たちが人生を破滅させるほど彼女は魅力的なのです。

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韓国ドラマのキーワード①「父親」

2007-12-24 | 韓国ドラマのキーワード

国ドラマはなぜ面白いのかを考えてみました。

面白い韓国ドラマの特徴のキーワードを探ってみます。

まず、第1に挙げたいのが「すべての原因は父親のせい」ということ。

韓国ドラマの主人公たちには、これでもかこれでもかと困難が待ち受けます。

もちろん主人公本人が原因で、苦労していることもありますが、ほとんどは主人公の父親が原因で主人公が苦しんでいます。

これは韓国では父親の地位が高いので、こどもが文句を言えないということもあるでしょうし、見ている人も父親が原因だと納得するところがあるのでしょう。

社会派ドラマだと父親の代わりに国や時代が原因のときもあります。

そして父親は主人公の恋の行く手を妨害したりします。

この父を乗り越えることが主人公の成長につながります。

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