ヤフオクでランサムサーガ(岩波少年文庫)全24巻を手に入れました。
送料込10460円。
1冊880円なので本屋さんで買うと21120円かかります。
なぜこんなに安かったかというと数冊が汚れていたからです。
たぶん○○○○の汁まみれでした。
そこで汚れの着いた本は捨てて、後で同じ本を代わりに買えばいいと思っていました。
しかし、捨てる前に綿棒で漂白剤を汚れたページにぬりぬりしてみました。
本に着いた生物由来の汚れは漂白剤で落ちるのです。
何度もぬりぬりしたら黒い汚れは白くなりました。
本の紙は傷んだでしょうが、転売するわけでもないのでこれでよしとします。
やっぱり、文庫なのでふとんで読むにも持ちやすいです。
毎晩ランサム全集3巻目「ヤマネコ号の冒険」を読んでいます。
この話は冬休みの間に作ったお話という設定なので、子どもたちが小さな帆船ヤマネコ号に乗って大西洋へ航海に出るのも、あーそうなんだと受け止められますが、何も知らなかったら、なんて無茶なんだと思ったことでしょう。
で、ふとんの上で「ヤマネコ号の冒険」のページを開いた時に、読み終わったら、次にこれを読むのはいつだろうって考えてしまいました。
もしかしたら、次はないかもしれません。
そう考えるとちょっぴり怖くなりました。
そんなこと考えること自体意味はないんですが…。
同じ本を何度も読む方が普通じゃないことですもの。
これって、この人に次いつ会うんだろうと思いながら、お話ししているのと似ている感情なんでしょうね。
ということで日々大切に生きていきましょう。
いい時代です。
46年前の時刻表が1450円で手に入ります。
1978年10月は「最長片道切符の旅」の始まった月です。
ようやく、長い疑問が解けました。
最長片道切符の旅は期限切れ前提の旅だったのか?
答えはYesでした。
そりゃそうですね。
こんな長い距離を1日で行けるわけないもの。
しかし、この頃の時刻表はすごいです。
無くなってしまった路線が綺羅星のごとく載っています。
そして気づきました「最長片道切符の旅」を再現しようとしたら、無くなった路線を代行バスで行ったりするより、この時刻表を読んで経路を誌上でたどっていった方がよほど有意義なんじゃないかと。
だってこの時刻表の世界では当時の国鉄の路線が現存しているんですもの。
きのう、ツバメの谷のお話をしましたが、ネットで調べたら何年の出来事かちゃんと答えを教えてもらえるページがありました。
で、確認したらツバメ号とアマゾン号の中で同盟する場面に1929年8月とちゃんと書いてあったんです。
ということでツバメ号とアマゾン号は1929年8月あたりの出来事だったんです。
そしてツバメの谷は1931年8月の出来事です。
二つの物語の間は1年のはずなのに2年後なのはあんまり考えなくていいみたいです。
で、ツバメ号とアマゾン号の映画が見たくなってYouTubeを見たら、オオバンクラブ物語(の無法者)と六人の探偵たちがアップされていました。
このDVDは持っていて、ツバメ号とアマゾン号のDVDは持っていたのですが行方不明になってしまいました。
YouTubeのよいところはむりやり日本語翻訳字幕をつけられて、なんとか理解できるようになることです。
イギリス製のDVDは日本語字幕がなくて意味不明でしたがYouTubeだとなんとかなります。
ぜひ、ご覧になってください。Full Movie: Swallows and Amazonsで検索してみてください。
でSwallows and Amazonsはフルムービーはなくて、BBCの音声ソフトが見つかりました。
あと英語の朗読動画もありました。
ゆっくり楽しもうと思います。
夜中に目覚めて明かりをつけて本を読む。また楽しからずや。
ツバメの谷読み終わりました。
びっくりするほど中身を覚えていませんでした。
なので展開を読めず、おもしろかったです。
こんな読書の楽しみ方もあるんですね。
昔、読んだ時はただの続編くらいしか思わなかったんですが、今回はツバメ号とアマゾン号よりおもしろかったぐらい。
もちろんツバメ号とアマゾン号を読んだ後だからこそのおもしろさです。
この後、3巻目の「ヤマネコ号の冒険」は登場人物たちが冬休みに作ったお話ですし、4巻目の「長い冬休み」になると新しいメンバーが加わって、物語の世界観が変わってしまいます。
「ツバメの谷」は失敗・不運からの回復の物語です。
ジョンはツバメ号を難破させてしまい、アマゾン海賊姉妹は家に大おばさんがやってきて、監視下に置かれ自由行動ができなくなります。
この状況にどう対処し、回復させていくかが描かれています。
もちろん大人のフリント船長が手助けをしてくれますが、子どもたちは子どもたちでできることを一所懸命していきます。
そして、カンチェンジュンガ登山をして、湖の西に広がる荒野を探検して地図に描きます。
カンチェンジュンガでアマゾン海賊姉妹の両親とフリント船長が30年前に残した登頂記念のメッセージが書かれた紙を見つけます。
子どもたちは紙の裏に自分たちの名前と登頂した日を書きます「1931年8月11日」って93年前の今日じゃないですか。シンクロしてます。
1931年は日本関連だと9月18日に満州事変のあった年です。
きな臭くなる前のつかの間の平和な時代だったのかな。
となるとツバメ号とアマゾン号は1930年の夏の物語ということになります。
Wikiの1929年説は間違っているみたい。
ランサムサーガ第2作「ツバメの谷」を読み始めました。
岩波少年文庫を買っていないので、ランサム全集2巻のハードカバーで読んでいます。
何度も読んだのにまったく内容を憶えていません。
なのでその後の展開が読めません。
これはある意味しあわせなのかもしれません。
前回読んだ時は子どもたちが死に至る危険を冒しているように感じたのに、今回はそんなことを感じないのも不思議です。
この本を寝る前に読むしあわせ。
毎日、こんなでいいのかもしれない。
きのう、区間阿房列車について録画していたら、ぐずぐずで途中であきらめました。
その後、ちゃんと原稿を作り、今朝までかかって原稿を完成させ、録画しました。
区間阿房列車というのは阿房列車の第二作で御殿場線とか興津、由比あたりでぶらぶらした旅をシリーズ最長の原稿量で書いたものなのです。
なので、内田百閒独特のテクニックでいろんなエピソードが組み込まれています。
そのあたり、気づいたところを語ってみました。
区間阿房列車を読んだ方ならわかってもらえそうなんですが、読んでなければちっともおもしろくないでしょうね。
ということで下のイラストをクリックしてください。
なんと現在チャンネル登録者99人なんですよー。