宮脇俊三著「韓国・サハリン鉄道紀行」と「古代史紀行」に出てくる公州と扶余。
いつか、行きたいと思っていました。
おととしから、ロッテの懸賞のB賞の宿泊先に扶余が加わったので、応募したら、音沙汰がなくて、去年の応募で、ようやく行けることになったのでした。
公州で宮脇さんが行ったのは武寧王陵と国立公州博物館、扶余では定林寺址、国立扶余博物館、扶蘇山から観光屋形船に乗り、扶余ユースホステルに泊まっています。
2日目の2月17日朝7時30分。
ホテル内のレストランでアメリカンスタイルの朝食。
アメリカンスタイルってよくわからなかったけれど、こんな感じでした。
出発は8時40分なので、食後、散歩にホテルを出るとびっくりするくらい寒い。
ロッテプヨリゾートはU字形の建物なのでした。
ホテルの前は広い駐車場でした。
ホテルの前の道をたまに通る車は、信号が赤でも無視して走っていきます。
横断歩道の信号が青でも信じてはいけません。
駐車場を抜けるとロッテ建設の工事現場の塀がありました。
そして、唐突に歩道脇の芝生の上にへんな動物のオブジェがいました。
こういうの好きです。
こいつには、このあと、何度も出逢うことになります。
さて、百済文化団地が近くにあるはずと、西へ歩いて行くと百済歴史文化館の建物に続いてありました。
門まで行くと扉が開いていて向こうが見渡せます。
門をくぐろうとしたら、守衛さんがいたので、立ち止り、宮殿や五重の塔を見ていると、守衛さんが話しかけてきました。
たぶん「どこからきました?」って言っているんだろうなーとわかっているのに「イルボンサラン(日本人)」と言ってその場を去りました。
情けない。
出発時間が近づいたので、ホテルに戻りました。
あまりの寒さにデジカメのバッテリーが働かなくなってしまい、交換しました。
いよいよ、扶余へバスに乗り込みます。
きのうは暗かったので、車窓が新鮮です。
まず、扶蘇山へと思ったら、ガイドさんから、あまりの寒さに登山道が凍って危険なので、船着場から船に乗り、百花亭まで行って引き返すとのこと。
どうせ、復元建築物しかないのだし、百花亭まで行ければいいかと納得しました。
途中、ユースホステルがあって、ここに宮脇さんが泊まったのかーと思いました。
扶蘇山の陰になった白馬江は薄氷が張っていました。
氷を割って船は進む。
船着場から山登り。
提灯がきれい。
百花亭に着きました。
落花岩からの眺め。
5分時間があったので、1人で頂上の泗沘楼を往復しました。
船から見た落花岩。(次回へつづく)