公州から扶余に戻り、国立扶余博物館へ。
この博物館でまず、見つけたのが、オットセイみたいな虎の焼き物。
陶板。
メイン展示物の百済金銅大香炉(国宝287号)は写真撮影禁止なのでした。
うすぐらい照明の中、ぼんやりした香炉は、細部がよく見えませんでした。
見たいのに、見えない、幻のような、夢のような…。
扶余のシンボルである百済金銅大香炉は、街のそのここに巨大なレプリカがあるのでした。
もちろん、ミュージアムショップのおみやげのモチーフになっています。
博物館の駐車場のところにあった看板。
「ペクチェ エ ミソ(百済の微笑) クンニププヨパクムルクァン(国立扶余博物館)」
よいです。
香炉のゴミ箱。
バスは百済文化団地に向かいます。
朝の散歩で立ち止った正陽門を抜け、中に入りました。
そこには泗沘宮がありました。
以前、行った景福宮を思い出す建物がありました。
結局、景福宮の再建で蓄えた建築技術が、地方に波及してきているんでしょうね。
ただ、景福宮には土地に沁み込んだ歴史がありましたが、百済文化団地には、それがないのが空しいです。
しかも、寒いし、我々ツアー客以外にお客さんがいないし…。
泗沘宮のとなりには五重塔。
大香炉のレプリカもありました。
小部屋にも大香炉。
あとはフリータイム。
ホテルに帰りたい人は歩いて帰り、4時30分のバスで帰っても、残ってもよいとのことで、1人、ふらふら回りました。
山の上の望楼に上りました。
生活と文化の村という復元家屋が並んでいます。
その奥には慰礼城。
クンチョゴワンの世界です。
しかし、寒い、さびしい、くたびれた。
ホテルに帰ろうとしたら、ちょうどバスに乗れたので、バスで帰りました。
冷え切った体でベッドに入り、うたたね。
6時に夕食のため、バスに乗り、また扶余市街に行き、食堂街のクドレドルサムパプに入りました。
ごはんとおかずをいろんな葉っぱで、巻いて食べます。
今回行ったお店はみんな「地球の歩き方」に載っていました。
食べ終わって、ホテルに戻り、きのうの飲み残しのマッコリを飲んで、寝ました。
明日の出発は7時40分。
チェックアウトを7時前にして、朝食を食べて出発とのことで、早起きしなきゃと思ったらなかなか寝付けませんでした。
(3日目に続く)