今年、はじめて買ったものはサポーターやジーンズではなく、実は「SONY FX-300 ジャッカル」なのです。
暮れの旅行中、へたった状態で思っていたのは「日本に帰ったらジャッカルを買おう」ということでした。
日本に帰りヤフオクで物色すると出てきたのがケース付き、動作美品25500円というもの。
さすがに25500円だとだれも入札しませんでしたので落札できました。
送料込みで26688円となりました。
さて「SONY FX-300 ジャッカル」とは何か説明します。
私が子どもの頃、テレビは一家に一台の時代で、子どもたちはマイテレビにあこがれたものでした。
当時、ビデオデッキなんて夢のまた夢でテレビを記録に残すにはカセットテープに録音することしかできませんでした。
そして、なんとジャッカルはAM/FMラジオとテレビとカセットレコーダーがついた夢の複合家電なのでした。
当時は子どもに買えるものではなく、あこがれの一品でした。
わかっていたのはどんなに欲しくても絶対に手に入らないものだということ。
それが、今になって買うことができました。
あの日の私に会って、このジャッカルを渡してあげたいものです。
渡せなくても、いつかジャッカルは君のものになるよって教えてあげたいです。
で、届きましたが、ちらっと見て、しまってしまいました。
だって、スピーカーはステレオではないし、アナログテレビはどうせ映らないし、カセットも使わないし…(この無駄遣いヤローという声が聞こえてきそう)。
ということで、次はあこがれのジャッカルの3インチブラウン管テレビにどうデジタル放送を受信させるかということです(つづく)。