韓国ドラマのお約束「展開に困った時には旅に出る」ですなー。
なぜだか、チサン一行は旅に出ました。
そして、イ・ソンゲが合流なんて、今の情報化社会じゃあるまいし、チサン達を見つけられるわけないじゃない。
シンドンもいきなり偉くなっちゃって、よくわかりません。
結局、シンドンみたいに汚れた人間には汚れた国を立て直せるわけないんでしょう。
最近、ぐっすり昼寝をしてしまいます。
なぜかというと夜の眠りが浅いから。
なぜ夜の眠りが浅いのかというと雨戸を開けて、網戸で寝ているから。
網戸で寝ているとお日さまが出てくると部屋が明るくなります。
お日さまが出ていなくても、街灯の明かりが部屋に入ってきます。
私は寝室が明るいとどうしても眠りが浅くなってしまいます。
夜が眠れない分、昼寝は深くなるのでした。
「空くらい地くらい」見続けています。
こういう毎日放送ドラマは、問題を抱える家族を描くことで延々とエピソードを続けられるんだなーと感心しています。
当初はおばさんたちの言いたい放題のセリフに食傷気味でしたが、もうすっかり慣れました。
何かに似ていると思ったら「渡る世間」の世界にそっくりなのでした。
「渡る世間」にハン・ヒョジュが出てたら「空くらい」になるんでしょう。
今回の旅の裏テーマは「山形のブックオフ巡り」でした。
はたして、全国のブックオフを巡って、せどり(安く古本を買って高く売る)稼業は成立するのでしょうか?
まず、ネットで山形のブックオフの中型店の電話番号を調べました。
あとはカーナビに案内してもらいます。
まず山形寿店に行きました。
いきなり108円の文庫本コーナーで読みたかった柳家小三治の「ま・く・ら」を見つけました。
やったー。でも、それ以外は見つかりませんでした。
次は山形天童郵便局前店。
ここで、武田百合子の「犬が星見た」410円を見つけました。
この本は最近しばらく探していた本です。
調子に乗ってこの店で中森明菜のCD「オールタイム・ベスト歌姫」2450円と「歌姫4」1950円を買いました。
旅行中はこのCDを聞きながらドライブしました。
鶴岡では鶴岡7号バイパス店と茅原店に行きました。
7号バイパス店では何も見つからず、茅原店では「ま・く・ら」の続編「もひとつま・く・ら」410円を見つけました。
「ま・く・ら」と「もひとつま・く・ら」はホテルで読みふけって読了してしまいました。
今回のブックオフ巡りの結論は「ほしい本のリストがなければ本は探せない」ということです。
骨董巡りと同じです。
そして、体力と気持ちの余裕がなければ、本も探せません。
まーしょせん、100円、400円の本の世界じゃせどり稼業は無理でしょう。
それより、CDやDVDを探した方がよいでしょうね。
でも、ブックオフ巡りってなかなかおもしろいものです。
カーナビがあればかんたんですし、これから、はまりそうです。
8月13日(木)朝、雨が降っていました。
ホテルの温泉に入り、朝食後チェックアウトしました。
おみやげに肘折カルデラ炭酸水を買いました。
ところで肘折温泉の名所でまだ行っていないところがありました。
それは地蔵倉です。肘折温泉開湯伝説の地です。
実は朝食前に散歩してこようかと思っていましたが(温泉街から行って帰って60分とのこと)、雨なので止めて、チェックアウトしてから、車で肘折トンネル前の通行止めの柵まで行ってから歩くことにしました(行って帰ってくるのに40分かかりました)。
山の中に入り、
崖の先にお地蔵さんが並び、
祠(ほこら)がありました。
初めにこの場所を見つけた人はいったいどうやってここまで来たのでしょう?
帰りに説明板を読んだら、お地蔵さんの上の崖に穴が開いていて、こよりを通して5円玉が下がっていたのは、縁結びのおまじないだと書いてありました。
あとはひたすら雨の中をインサイトを走らせて帰りました。
最後に鶴岡で買った陶器を紹介します。
左がぐい呑み、右がおちゃわんです。4390円と3330円って安いと思います。その10倍の値段がついていても(買わないけれど)納得してしまいそうです。
しばらく、韓国で買ってきたお膳の上にポジャギを敷いて飾っておきます。
もちろん、そのうち使いますが、最近うちでご飯を食べていないし、日本酒も飲んでいないものですから…。
8月12日(水)朝風呂、朝食ごはん3杯。ホテルの食事の度にごはん3杯食べてだいぶ体重増えました。
鶴岡へ向かいます。カーナビは県道57号を行けと指示しますが、途中せまい道が続きます。対向車がなくてよかった。
朝から雨が降る中、致道博物館に着きました。
ここは宮脇さんの「最長片道切符の旅」に出てきます。
ここは旧西田川郡役所です。旧鶴岡警察署は解体改修工事中で見られませんでした。
ここは田麦俣の民家です。博物館内の民具の蔵や収蔵庫では民具や工芸品が見られて満足しました。
致道博物館を出ると雨が止みました。次に鶴岡公園の大宝館に入りました。
さらに藤沢周平記念館を見学しました。
ガイドブックに出ていた教会も見ました。
さて、いよいよ今日一番行きたかった「温故希林」に出ていた骨董店に到着しました。
残念、お店は開いていませんでした。古伊万里を買おうかとお金を持ってきたのに…。
古伊万里はあきらめて、鶴岡のブックオフを回りました。
このままでは物足りないので「温故希林」に出ていた喫茶店に行ってみました。
なつかしいトアルコトラジャコーヒーを頼みました。
この喫茶店の奥に古伊万里のギャラリーがあって、見させてもらいました。
テレビに出ていた「くらわんか」の小皿が壁に掛かっていました。
展示販売していたのは現代作家の作品らしく、いろいろな陶器が並んでいました。
そこで茶碗3330円とぐい呑み4390円を買いました。古伊万里を買いたかった気持ちがすっきりしました。
マスターのお話では、かつては古伊万里を販売していたのが売れてしまい、最近はよい古伊万里が手に入らず、作家ものを展示販売するようになったそうです。
帰りに寄った戸沢村の道の駅にはとざわ高麗館という韓国コラボの建物がありました。
遅いお昼にしようと韓国食レストランに行ったら閉まっていました。
そこで軽食コーナーでキムパを食べました。おみやげにすいか1300円も買いました。
帰りはカーナビを無視して県道を通らず、国道で帰りました。
肘折温泉最後の夜は日帰り温泉施設の肘折いでゆ館に行きました。
ここは50円割引券で400円のところ350円で入りました。
3階建ての3階がお風呂場でした。
ホテルに戻りビールと夕食で日が暮れました。
8月11日(火)朝風呂に入り、朝ごはんを食べました。
この日はまず山寺を目指します。
山寺はこどもの頃、行った記憶がありますが、山を上った憶えがありません。
今回、上ってみたら、上ったことがなかったのがわかりました。
芭蕉さん。
曽良さんがいました。
石段を上って奥の院につきました。
ここが山寺の絵になるところです。
展望台がありました。
次は山形市に行きます。まず山形市にあるブックオフを回りました。
霞城公園(旧山形城)内の山形市郷土館(旧済生館本館)はずっと実際に見たかった建物です。
開放されていて中に入れました。
こういう建物だいすきです。
こちらも有名な最上義光の銅像がありました。
それから、たかぎさんの本に載っていたおそばやに行きました。
一寸亭本店で肉そばを食べました。
味は思っていたより濃かったです。鶏の脂がくちびるにつきます。
そして、あらきそばでうす毛利を食べました。
あとは肘折温泉に戻ります。
肘折温泉では山崩れがあって、温泉街へ行くために新しく橋をかけたのでした。
ホテルに戻り、日帰り温泉施設のカルデラ温泉館へ歩いて行きました。
歩いて20分、ようやく着きました(ふつうは車で行く所です)。
ここは50円の割引券をホテルでもらって、料金450円のところを400円で入りました。
ここでは炭酸の温泉を飲むことができました。
風呂上り、また、歩いて帰りました。
ビールを飲んで、ごはんを食べました。
宮脇俊三の「ローカルバスの終点へ」という本をたびたび読んでいます。
この本に出てくるローカルバスの終点は、だいたい何にもないところが多いのですが、山形の肘折温泉という温泉街に行っているエピソードが載っていて、行ってみたいとぼんやり思っていました。
夏休みが取れたので、どこかに行こうと思ったら、とりあえず肘折温泉くらいしか行きたいところが思い浮かびません。
ネットで、宮脇さんの泊った肘折ホテルに3泊予約しました。
もう一冊、たかぎなおこの「愛しのローカルごはん旅」も愛読書なんですが、ここにも山形編として山形市周辺や肘折温泉が出てきます。
そこに出てくるお店やら観光地に行ってみようと思いました。
さらに「ゴリパラ見聞録」#11に出てくる喜多方ラーメンを食べて「温故希林」第1回に出てくる鶴岡に行ってみようと決めました。
8月10日(月)インサイトのカーナビに喜多方のラーメン屋さんの電話番号を入力して出発しました。
いまさらながら、車で旅する時は事前に目的地の電話番号さえメモしておけばいいと気がつきました。
開店時間を気にしながら「ゴリパラ」のラーメン屋さんについてみると朝ラーということで朝7時から開店していたらしく、さっそく店に入り、ゴリさんの頼んだチャーシューメンを食べました。
おいしく食べました。
次は肘折ホテルの電話番号をカーナビに入力しました。
温泉街に入ると本にあったとおり、道がせまいのでした。
ようやくホテルについて、温泉に入りました。
本にあったように、本館と別館(ホテル)に温泉があって、本館の方は入口が男女別で入ってみると混浴でした。
誰もいない温泉に足を入れるとピリピリするのに体を浸けるといいお湯(本の表現のまま)です。
部屋で一休みして散歩しました。
たかぎさんの本にあったダムの滝を見ました。
宮脇さんの本にあった神社の階段を上りました。
赤いビルが肘折ホテルです。
旧郵便局の建物がよいです。
肘折ホテルの本館はこんな感じ。
それから、共同浴場の上の湯に入りました。ホテルで上の湯の無料入浴券をもらいました。
宮脇さんの頃は男湯、女湯がわからなかったようですが、今はちゃんと表示されていました。
お風呂はふつうでした。
ビールを飲んで、夕食を食べて、今度は別館の温泉に入りました。
こちらは男女別で寝湯ができるようになっていました。
本館より新しいのでピリピリは弱いようでした。
前から言っていることですが…。
温泉って体の奥にたまった疲れが表面に出てくるものだと思っています。
そしてお酒も同じ仕事をしてくれます。
11日は温泉に入ってビールを飲んで…そうしたら疲れはダブルで出てくるもんですから、ブログを更新するのを忘れてしまいました。
そしたら、次の日だってもういいかーとなって温泉とビール効果なのです。
さて、私の今の状況ですが、温泉で疲れと肩の痛みが表面に出てきて、どっかへ行きかけたような状態です。