きのうおばあちゃんを乗せて国道を走っていました。ちょうど串本町田子(たこ)の
シーサイドサンワ(旧田子の浦ドライブイン)前にさしかかったときに左側が海岸に
降りて行けるようになっている広場から、私からすれば左斜め前方から国道に向かって
何か走ってくるように見えたので、「デカイなに?」と思いつつ「イノシシやん!」
の判断がコンマ何秒かの出来事に自分でも一瞬、すごいなぁと感じたけどもそのイノシ
シがそのまま走り、私も直進すると絶対車の後ろに当る!と時間と距離の計算をすばや
くしてハンドルをセンターラインを越えてキュキュ!と切って走行車線に戻って停車
した。いきなり私がスタントマンのようにハンドルを切ったもんだからおばあちゃんは
「なに、なに、なにがあったん、どうしたん!!」と体を揺さぶられたのに動転して
私をみているけど私は「そこそこ!そこからイノシシが出てきた」と左の広場を指さす
けど とうのイノシシはうまいこと車の後方を走ってドライブインに走り込んで行く
のだ。ちょうどドライブイン手前から工事のため片側通行で交通誘導員の若者が対向
車線の車に徐行の旗をひろげて見せるために立っていたそちらに直進していくさまが
私達から丸見えだった。若者はたぶん走っている車(私)がいきなりハンドルを右左と
切って道路に停まったとしか見えなかったと思う。つまり イノシシが走りだしたのは
車の死角で見えず、その車の後ろを自分に向かって黒い大きなモノが走ってきた・・・
くらいだったんじゃないかな。それとも仕事優先でよそ見なんかしておらず、イノシシ
にも気がつかなかったかもしれません。うまい具合に後続車も対向車も途切れた何秒か
の出来事で、イノシシは国道を横切り若者の前でピッと方向を変え、建物に沿って走り
建物が切れたところで山に上がって行った。朝の9時半すぎだぜぇ~、こんなのあり
かよ~って感じだ。こげの大きさくらいで毛も黒っぽく子供と大人の中間くらいかも
前に見たウリボウなんかよりはずっと大きかった。「海に何しにきたんやろ」と
おばあちゃんと話したんだけどまったく 猪突猛進ってやつなのね。おまえも前を
みて走れよと言いたいけど、まぁ車の往来が途切れたところで走りだしたのかもしれ
ないけど、この車に当られずに良かったと胸をなで下ろしたのだ。当られても弁償して
くれへんし・・・
三尾川のおじさんに会ったのでてん末を言って「海になにか獲りにいったんかな」
と言うと「そりゃ追われて海まで逃げて 頃合いを見て山に戻ろうとしたんや」と
言われた。そうかもしれないな、イノシシも国道は車が走ってくる危険な道だとわかっ
ているけど、なにもこんな陽の高い時にウロチョロしなくてもいいのに。町内では
猟期が終わって、いまは有害駆除でハンターや犬を山に入れたり、仕掛けわなを仕掛け
ていると聞きます。山奥にいればいいのに・・・と思うけど人間が思う以上にケモノも
山奥に棲みにくくなってきたのかもしれません。
シーサイドサンワ(旧田子の浦ドライブイン)前にさしかかったときに左側が海岸に
降りて行けるようになっている広場から、私からすれば左斜め前方から国道に向かって
何か走ってくるように見えたので、「デカイなに?」と思いつつ「イノシシやん!」
の判断がコンマ何秒かの出来事に自分でも一瞬、すごいなぁと感じたけどもそのイノシ
シがそのまま走り、私も直進すると絶対車の後ろに当る!と時間と距離の計算をすばや
くしてハンドルをセンターラインを越えてキュキュ!と切って走行車線に戻って停車
した。いきなり私がスタントマンのようにハンドルを切ったもんだからおばあちゃんは
「なに、なに、なにがあったん、どうしたん!!」と体を揺さぶられたのに動転して
私をみているけど私は「そこそこ!そこからイノシシが出てきた」と左の広場を指さす
けど とうのイノシシはうまいこと車の後方を走ってドライブインに走り込んで行く
のだ。ちょうどドライブイン手前から工事のため片側通行で交通誘導員の若者が対向
車線の車に徐行の旗をひろげて見せるために立っていたそちらに直進していくさまが
私達から丸見えだった。若者はたぶん走っている車(私)がいきなりハンドルを右左と
切って道路に停まったとしか見えなかったと思う。つまり イノシシが走りだしたのは
車の死角で見えず、その車の後ろを自分に向かって黒い大きなモノが走ってきた・・・
くらいだったんじゃないかな。それとも仕事優先でよそ見なんかしておらず、イノシシ
にも気がつかなかったかもしれません。うまい具合に後続車も対向車も途切れた何秒か
の出来事で、イノシシは国道を横切り若者の前でピッと方向を変え、建物に沿って走り
建物が切れたところで山に上がって行った。朝の9時半すぎだぜぇ~、こんなのあり
かよ~って感じだ。こげの大きさくらいで毛も黒っぽく子供と大人の中間くらいかも
前に見たウリボウなんかよりはずっと大きかった。「海に何しにきたんやろ」と
おばあちゃんと話したんだけどまったく 猪突猛進ってやつなのね。おまえも前を
みて走れよと言いたいけど、まぁ車の往来が途切れたところで走りだしたのかもしれ
ないけど、この車に当られずに良かったと胸をなで下ろしたのだ。当られても弁償して
くれへんし・・・
三尾川のおじさんに会ったのでてん末を言って「海になにか獲りにいったんかな」
と言うと「そりゃ追われて海まで逃げて 頃合いを見て山に戻ろうとしたんや」と
言われた。そうかもしれないな、イノシシも国道は車が走ってくる危険な道だとわかっ
ているけど、なにもこんな陽の高い時にウロチョロしなくてもいいのに。町内では
猟期が終わって、いまは有害駆除でハンターや犬を山に入れたり、仕掛けわなを仕掛け
ていると聞きます。山奥にいればいいのに・・・と思うけど人間が思う以上にケモノも
山奥に棲みにくくなってきたのかもしれません。