こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

ながら運転か?

2014-03-24 05:30:00 | いろいろ

                  3月10日のヤマザクラ

あいかわらず病院に通う日々です。先週は金曜日に病院、土曜日はこげのワクチン接種で田辺に、日曜日は再び病院へと三日連続して往復100キロを繰り返しました。

金曜日だけ自分で運転して、土日はおとうさんが運転をしましたがさすがに若くない二人は 睡魔とだるさ、これは春の陽気のせいでしょうけど。金曜日のことです。

国道は連休初日の一般の車と 道路工事の大型ダンプにタンクローリー、ミキサー車、行楽のバイクの車列と、片側通行のせいで渋滞のまま白浜まで走りました。この日はグロンサンを飲んでいたおか

げで睡魔もだるさも感じずに、無事に帰宅の途についたのです。

病院から西越という地名の信号機のある交差点に来た時に、赤で停車前方に一台の軽自動車。バックミラーに見える顔は20代の若い女性、黒いサングラスを掛けています。一見して若い人にありがち

な派手な感じも見受けられたので、少し離れて停車したのですが信号が青に変わっても動きません。私の後ろにも車がついたので「早く出てよ」と思ったときに前車はゆっくりと動き出したので

続けて交差点を出たのです。そうしたら 前車がいきなりスピードを緩め私どもが後方についていることなど気にもせずに ゆっくりゆっくり走ります。よろよろと右に寄り左に寄りと蛇行を始めたの

で「オイオイまたスマホかなんかやってんの?危ないなぁ」と思いながらついて走っていました。そうしたら今度はいきなり急ブレーキで止まります。そのずっと先に 道路工事で片側通行のために

警備の人が赤旗を振っています。振ってはいるけど停車位置は止まった位置よりまだ十分先にあります。私は前車の彼女が片手と片目はスマホにくぎ付けで、赤旗を確認したからそこで停車したのだと

思ったのですが、どうやら後部座席に小さな子供が同乗していてその子供が運転席と助手席の間に立ち、座席につかまりながら運転席の女性(母親か?)になにやら話しかけたのか前の座席に移ろうと

したのかで女性が急ブレーキを踏んだため子供がシートの間に倒れこんだようです。そういうことは小さい子供を乗せたときによくあることで、チャイルドシートに座らせることが今は義務付けられて

いるはず。「まったく危ないやん」と私はブツブツ言っていたのです。白旗に変わると動き出すと思ったら、またスタートしません。子供の頭は両シートの間に動かずに見えるので女性に動かないよう

注意されたのでしょう。ミラーに映る女性のサングラスは左下のほうに目線がいっているように見えます。あちゃ~ スマホだよ、これは。子供を乗せて片手でスマホをいじって、あなたぁ交通違反で

しょ。

今どきの若い人は 運転中にスマホをよくいじっている姿を対向車線から見ます。そのたびに こちらの私は怖くなります。目線が完全にスマホに移っていながら片手で、またはハンドルの上にスマホ

を乗せて、両手で操作しています。それが乗用車や軽自動車だけでなく、大型ダンプの運転手や物流の運送トラックの運転手さんまでも・・・。生まれた時代が30年も違うと 人間はすごく器用に

進化した!わけではない。たかだか30年で人間片目片手でそれぞれ違うことを完璧にこなせるほどの進化はしないと思うのだ。ながら運転という恐ろしいことをやっているのだ。

運転中にほんの数秒視線を落とすと 車はかなり先まで進んでいく・・・ということを教習所で習ったはず。そういうことは教習所でもゆとり教育とかで 曖昧になってしまったんだろうか?

この車のあとについていくのはよほど注意しないと、いつなんどき急ブレーキを踏まれるやもしれないので 車間距離をとることにしました。やっと動き出した車はのろのろと走ります。小さい子供を

乗せているうえ 周りは住宅が両方にあり横道もあるから、逆に言えばのろのろ走っているほうが安全かもしれません。私は彼女が運転に集中して、両手でハンドルを握ってくれることを願っていたの

ですが・・・住宅が途切れたところでわりとまっすぐになりかかった時に、車はのろのろ走りながらぐぐっと左の路肩に寄っていきます。「危ない、危ないよ」という私の思いが通じたのか、彼女は

ハンドルを右に戻しかけたんだけどどうも、また左に寄っていきます。「バン!ガシャン!」後ろの私がびっくりしてブレーキを踏んでしまうくらい大きな音とともに前車は路肩の≪工事中≫と書かれ

た電柱にくくりつけられた看板にぶつかり、車体が電柱に当たった!瞬間に「パカン」となにやら路肩に飛んで落ちます。それはサイドミラーのミラー部分がスポッと外れて落ち、枠は車体に残った

まま。車はそこで止まるのかと思ったけど、そのまま進んでいきます。当然車内の子供もぶつかった衝撃で前に倒れているようです。女性は10メートル近く走ってやっと止まりました。私は

「ほらみなさい、こうなることわかってるやろ」とその横をすり抜けてバックミラーで見ると後続車もみなすり抜けてきます。あのスピードなら子供が大けがにはならずに、きっと大泣きで車内は

彼女の怒声が響き渡っていることだろう。だけども子供が悪いのではなく 彼女が悪いのだ。自損事故ってやつかな・・・。少しは目が覚めたのかなぁ・・・と思ったのだ。日曜日、同じ道を帰る

ときに電柱を見たらそこにはミラーが見えなかったので彼女は拾って修理に出したのか?と思ったけど ありゃ部品ごと取り換えだよな~と思ったのです。

私は運転中に携帯は触らない。電話が鳴ったら止める場所があるところまで走る。かけてきた相手がわかるし、電話帳に登録してない電話番号だと掛け直さない。でも若者は 運転中スマホゲームと

かまでやるそうだ。そんな車の事故に巻き込まれたら こちらは大迷惑です。なので 厳罰化してくれたら少しはする人も減ったりしないかな・・と思うのよ。


                         ユキヤナギ


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