こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

山に行く! ①

2017-04-21 05:30:00 | 我が家
気候も春らしくやっとなってきたので 山に行ってそろそろ山椒の葉を摘みに行かねば・・という

頃合いです。このところの 気温変動でまだ早いか、でも行かないとタケノコ掘りと重なってくるし

とあれやこれやと忙しい四月五月なのです。散歩しながら ゴンパチ(イタドリ)を採っている人も

多くなり、それは紀南地方の姿で この間田辺から帰ってくるときにも海岸筋の国道では 何人もの

おばさんがゴンパチとりのいで立ちで歩いているのを見かけました。熱湯につけて皮をむいて

煮物に、ワラビやタケノコ、フキと一緒に。。立派な一品になります。

山椒の葉を佃煮にして ご飯にのせればどれだけでも食が進み 真夏の食欲不振も乗り切れます。

そのためには 春に山椒の葉を採りだめないとならず 88歳のおばあちゃんも引き連れ、というか

こちらがおばあちゃんの勢いにひきつられていくのですが(笑)

先週土曜日に アンパンと飲み物を持っていざ出陣!!

山は 自分ちの山と、自生している道々の山椒の木を片っ端からみつけては指で葉っぱだけをちぎります。

昨年は おじいちゃんの死後でいけなかったはず。その前の年には 大量に採って佃煮にして冷凍保存したので

いまも残っているけど、おばあちゃんもそういつまで山に行けるかという不安もあって、それだけでなく

おばあちゃんは山を歩くと、日々の生活で歩くより足が動くから嬉しいそうです。

冬から春になる時期なので 草も夏のようには茂っておらず歩きやすいと言えば歩きやすいけど やはり山。

ふだんの平坦な道ばかりを歩くのとは違います。それでも 半時間もすれば慣れてくるのです。

今年は 山椒も不作なのか いつもの時期より葉の成長が遅く どれもこれも小さい。

私は 二年前に植樹したサクランボの苗木を探すものの 枯れすすきの中ではどこに植えたのかさっぱり

わからず 山椒も採れず 山の中を歩いては山野草の花を探す羽目に・・。まわりは ススキとシダと雑木。

足元を確認しないと イノシシやシカのフン。ときおり サカキやびしゃこと呼ぶ仏花を盗りに来たあとを

みつけては 「まったくもぅ」という気分。最近は ミツバチの強羅という蜜桶を勝手に設置している人も

多く それを売ってお金にするならいくばくかの利益を払ってほしいものだ。固定資産税を払っているのは

うちなんだからね!!とこの山から 下界に向かって叫んでやりたいわ・・・

そうしていると 前方に見なれない山野草・・もとい木に花が。このあたりは アセビの木がたくさんあり

パッと見 アセビ?と思ったけどどうも姿かたちが違うようなので 物知りのおばあちゃんを呼ぶことに。

しかし いくら呼んでもバシャバシャと歩く音はするのに近づいてこないので 待ちくたびれて

「アセビなんだ」と思い 一応写真だけ写しておいた。



アセビはもっとたくさん花が付いているので、これはフジの花みたいやねとおとうさんに言うものの、興味のない

おとうさんは「そうかもしれん」と適当なあいづちを打つだけ。



でもフジとは明らかに葉っぱが違うし、根元から出てるし・・・



こちらがアセビ。一つ一つの花は似ているし 葉も似ている気がする。もしかしたら 変種かもしれません。これ一本しか

ないし。





二年前 森林組合からの要請で ≪漁民の森≫として植林をしました。おじいちゃんはもう施設に入っていましたが

了解は倒れる前にしていたので 代理で私たち夫婦も見学にきましたが、その時は きれいに植樹するように整備されていた

山もいまは 茂り放題。何を植えているのかわかりません(笑)。

漁民の森


            足元に 綺麗なすみれ フイリミヤマスミレみたいな・・・


       ナツトウダイ 名前は爽やかだけど 誤食すると 出血性の下痢やけいれんを起こすそうな・・こわッ



コメント (2)
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