連日危険な暑さの状態ですが 皆さん元気にしてるでしょうか?
Go Toトラベルなんて 今しなくてもいいものを政府が推し進めるもんだから
和歌山のこんな地方にも他府県ナンバーの車が押し寄せてきて これでお盆明け
に感染者がこっちで出たらどうすんじゃい!医療施設は発熱外来しかなく 田辺か
新宮に転送され、自宅療養って買い物にも不自由している独居老人はどうして二週
間も過ごせる?知事がお盆はレジャーで来るのはやめてとでもいえばいいものを
保守王国の和歌山だから たて突くこともできずに「来ないで」とは言えないなんて
きょうび女でも言わないような中途半端でよくわからん言い方だからイライラする。
少子高齢化になっていくから これからの日本は『観光立国』で外国からの旅行者
を増やそう・・って 、和歌山も観光客誘致で必死こいてるけど、こんな感染症が
起きたら一発に関連業者が倒産していく・・・観光なんて 平和な時代のもんで
戦争や不況、伝染病などが起これば水泡のようなものだとわたしゃ思っている。
先日の茂った畑に入っておばあちゃんの里芋を(まだ実ができてはいないのを)
掘り上げて出ていったイノシシがまた来るんじゃないかと 気が気ではない私。
でも この荒れた畑に今年植えているのは フルティカトマトとオクラ、ピーマンに
鷹の爪、ナス。ネギも植えたけど長雨で消えてしまった。それでも トマトとオクラは
4、5日に一回は収穫できている。おばあちゃんが作るはずだった畑が転倒、骨折、
入院じゃ素人の私では 水やりくらいしかしません(できません ではない)。
前回から二日後の早朝、気になって玄関下を上から覗いてみた。「うんうん、昨夜も
来なかったようだな。」と里芋のあたりを確認して、何気なく刈った草や草引きで
引いた草を山と積んだ中から、捨てたイモから生えてきた里芋があるあたりを見た
お隣の家の下当たりにある・・・・・無い。確かに昨日はあった。

黄色い円の中の里芋。
懐中電灯を持ち、再度そこを照らすとやはり前回と同じように茎から倒されている。
そうしたら、どこから入ってどこから出たのか?と畑を照らそうとまず覗いている塀の
下に明かりを向けたら、いきなり黒いものが塀の下を掘っていたらしく飛び出して
広い畑を走っている。畑は バレーコート一面以上あって ぐるりワイヤーメッシュ
網で囲ってしまっている。入り口も付けそこから人間は出入りする。でもこれまでは
タヌキやシカ対策で囲っていたから、イノシシのような獰猛系には破られそうだと
思っていたし、お隣の裏手から畑にダイブしてはいるという手もある。あとで見て
回ると 囲ったメッシュは破られていないからこの新しいダイビング説が有力だ。
逃げ回るイノシシを私は懐中電灯で照らしてイノシシだイノシシだと騒いでいても
こげは出てこない。老犬だから耳が遠く 危険を察知する能力にも限界が来たのか
代わりにおとうさんが出てきた。イノシシは出るところを必死になって探しているの
だろう。猪突猛進でバレーコート一面を走り回っては メッシュの柵にぶち当たって
ガチャン、ガチャンと暗闇に音をたてている。私は「出られるもんなら出てみろ」と
高みの見物という感じで どこから出ていくか見ていた。私と反対のところにある
ハマユウのところに行きそこから出ようとするのかブヒッとか鼻息が出ている。
そこは侵入するまえに外側から掘った形跡があったから 鉄棒を打ち込み補強して
んだよ。さぁさぁどこから出るんだ・・・あっちにぶつかり、こっちにぶつかりと走り回っ
て、入り口のメッシュにぶつかった。すごい音がしたから突き破っていくかも・・と思っ
たけど、紐でくくっているから失敗。方向を変えたと思ったら 私が立っている塀の
を下を疾走して そこの隅に突き当たった。そこには長い鉄棒を立てかけその足元
は何かで段ができていた。草が茂って様態もわからないのだけどガン!と音がしたと
思ったら、黒い影が そこを踏み台に飛び出していったのだ。「出たやん!」と照らし
ていくと、今度はまさに前方しか見えてないのか猪突猛進で母屋のブロック塀に
沿って走り、その先でけたたましくメッシュの柵にぶつかる音がして、はじき返された
様で態勢を立て直しその横からとなりの耕作放棄地に飛び込んでいった。
母屋の門の横には石垣があって シカが来るからということでメッシュ網で入り口
をつくり、空き缶をぶら下げていた。それが ガラガラガラとぶつかった拍子に鳴り
まさにイノシシにすれば≪ほうほうのてい≫で逃げ出したのでしょう。
明るくなってから畑の様子をみたら 里芋はやはりなくなっていて 塀の下も掘っ
ていた。そこはなにもなく ドクダミ(ジュウヤク)が茂ってるだけ、たぶんミミズを
探したのだろう。入口のメッシュは中から外に湾曲していて これはこげより大きい
イノシシだろうと思われる。母屋のメッシュ網の横に置いてあったプランターも
最後に出るときに蹴飛ばしたのか 横倒しになっていた。翌日猟師のさんにみても
らい、隣の耕作放棄地にヌカを撒いて食べるかどうか そこで食べに来るようなら
檻を置くことにしてもらった。向こうの谷には クマかと思うようなデカいイノシシ
もいるというし、そんなのと出くわしたらと思うと怖い。