こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

映画『岳-ガク-』

2011-06-09 05:30:30 | 我が家
日曜日、久々に映画を観てきました。いやぁ 今回は観ることができたらいいかな、と

思っていたので観ることができなくてもCS放送になったときでいいかも・・・と。

公開が5月7日からですからひと月遅くなり、ジストシネマでは最終週で朝9時40分

からと夜8時からの二回しか上映がありません。なんの映画か?他に上映している映画

は『パイカビ(パイレーツ・オブ・カリビアン)』と『もしドラ(もし高校野球の女子

マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら)』『軽蔑』『岳』・・・

 もちろん私が観るのは『岳』の小栗くんです!!でも~『軽蔑』に出ている高良健吾

(こうらけんご)も男前です。瞳がキラキラしている男子なんてこの世にいたのかと思

わせられます。入場を待つ間(朝一の回ですから、9時20分からの上映チケットを

買う人をみていた)、『パイカビ』を観る小学生(男子が多い)、『もしドラ』を観る

小中学生(女子ばかり)、『軽蔑』は若い女性や私より年上の男性で、なんでかという

と若い女性たちは高良健吾くんの美形に惹かれたのだろうし、男性はたぶんこの作品が

新宮出身の中上健次原作であり、新宮市内や太地で撮影ロケがあったためだと、私は

思っている。地元のエキストラも多数参加したと熊野新聞で載っていたし、公開前の

試写会も市民会館で高良健吾くんたち出演者もやってきたらしい・・・。でもたぶん

高良健吾くんはNHK朝の連続ドラマ『おひさま』で、主人公の陽子さんの旦那さん役

でなかなかきれいな坊主頭をしているのだ(戦争に行くからね)、それで女性たちが

こぞって映画鑑賞に来たのだと私はふんでいるのだ。

『岳』は9時40分からだから、ロビーに残ったのは数組って4組しかいません。

若いカップルと私達夫婦となぜか「なんで?」と思える老夫婦。でも私はこう思ったの

だ。「きっと夫婦で山歩きとか、もしかして若い頃登山とかした夫婦で この映画は

昔の事を思い出すために観にきたんだ・・・と。

『岳ーガクー』の原作はコミックだそうです。私は小栗が主演映画を撮っていると知っ

たときに、それが人気コミックだと知り深い内容も知らなかった。公開前にテレビ各局

で宣伝のために小栗が出ていて「あぁそんな内容か」くらいの知識で映画を観たわけだ



チケット売り場にあった ご自由にお持ち帰りください のパンフ。そうは書いてなか

ったけど、積まれていたから一冊いただいた。右の写真の小栗がこりゃまた私好みの

笑顔で、左は「くみちゃ~ん」と吹雪の中で叫んでる顔だ。私はこのような雪山に登っ

たことはない、私が行く山は杉やヒノキの針葉樹が植えられた山で、遭難はしないけど

山を甘く見てはいけません。小栗のような山岳ボランティア島崎三歩(さんぽ)が救助

にきてはくれません。三歩はすごい、北アルプスを庭に育った山をこよなく愛する登山

家で、暇があれば山に行き、頂上でコーヒーを沸かして「あちち」と言いながら飲み、

夜は崖から吊り下げたゴンドラみたいなので星を身近にしながら寝ている。今いる場所

から遭難者のいるところまで、的確にかかる時間をいい慌てることなどない(登山家が

慌てたらあかんものね)。なんでだろうなぁ、小栗の笑顔がとてもいい。クサイ台詞

もクサクナイ。私のひいき目かもしれないが・・・。他にもクールな渡部篤郎や佐々木

蔵之介が出ている。風景も老眼の目には優しく、こんな景色を一度でも見てみたかった

と思う。その前に 重装備には耐えられるか心配だけどね。

 三歩は言います「山に捨ててはいけないのは ゴミとなに?」久美ちゃん(長澤まさ

み)は「・・・」 観ていた私は「この映画からして山で遭難→あきらめ→死やろ、

あきらめやん!」と思ったのさ!でも答えは「命」・・・そうよねぇ命を捨てたらあか

んわ~と一人うなづく。あ、でも小栗のかぶってるキャップあれいいなとか、私は映画

に集中しないみたい。でも山男って設定にしては体細いなぁ・・・BE-PAL誌の写真より

映画中のほうがいいなぁ・・・「また、山においでよ。」小栗に助けられたらおばさん

また山に行くわ!!でもでも、一昨日テレビ観てたら7月の深夜ドラマで小栗、カッパ

になるっていうやん!カッパ=河童やで、特殊メークで。その原作もコミックっていう

やん、小栗!壊れたのか??でも映画の中で心臓マッサージをしながら「生きろ!」と

いうシーンは、あれはドラマ『獣医ドリトル』でも死んでいく野良犬に「戻ってこい」

と心臓マッサージをやっていた。あの時の小栗を思い出したわん!ってこれも原作コミ

ックだったんじゃ・・・


いくら映画でも、吹雪の中 高山で走ったらヤバいのでは?でも尾根を走るあのシーン

真っ白な雪の上を駆けてく姿は、惚れ惚れします。以上、一方的な小栗評でした。

映画は観てくださいね!ところでだ、映画にひたっていたら通路を挟んだ後ろの席から

ひそひそ話し声が。最初は小さかった声がだんだん大きくなって老夫婦がどうも言い争

いを始めたようで、ガサガサ、バタン!っと誰かが出てった。「なにか気にいらない

シーンでもあったのか?」とまたまた集中力を欠いてしまった。観客4組はエンドロー

ルまでしっかり観て、場内が明るくなり私が振り向いたら、おばあさんが慌てて出てい

った。どうやら旦那さんが怒って映画の途中で出てったみたい。う~ん、おばあさん

小栗ファンだったのか?

今朝の『おひさま』で高良健吾くんは実家のお蕎麦屋でお蕎麦をこねていました。そし

て出征していき、私もグススっと泪がでたのでした。
 

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2 コメント

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映画って好きですか? (ぼんくら)
2011-06-10 08:18:21
1時間もかけて新宮や田辺くんだりまで行くのでしょう?私には考えられへんことですね。
私はもともと、あぁいう場でじっとして観ているっていうことが好きじゃないのかも知れません。尼崎にも梅田にも難波にもすぐ近くにいくらでも映画館があるのに、あまり観にいきませんからね。大阪にいて通天閣に登らないのとは少し意味が違うようです。ビールや焼酎片手にだったら観るのかも・・・因みに野球観戦なんかはその通りですからね。

今観てみたい映画は手塚治虫の『ブッダ』、でもホントのお釈迦様のことを描いたのではないような・・・って、ホントのお釈迦様を知ってるわけではないのに、エラそうなことを言ってます。

ところで、このブログを投稿したのは・・・昨日今頃見たときは無かったから、お休みしたのかと思っていました。
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映画は (ぼんくらさんへ)
2011-06-10 17:17:49
たぶん好きなほうだと思います。知らないと思いますが、30年以上前まで串本にも映画館があったんです。が、公開は三ヶ月以上遅れ、それもほとんどがポルノみたいな映画ばかりでした。高校生の時に遅れて公開したのか、リバイバルだったのか『小さな恋のメロディ』を一人で観に行き、椅子がぼろくてもたれた途端ズコッと壊れて後ろに倒れました。誰にも見られてないと思ったのに、週明けに学校に行くと一番言われたくない男子に「お前、映画見に行って
椅子壊したやろ」と言われ、真っ赤になったことがあります。その頃から観たいと思った映画は観たい・・ようになったと思う。卒業して大阪に出て来たときも,一人で映画を梅田に観に行ったら寮生の友達に「女の子が一人で映画を観に行くなんていけないよ~」と不思議がられました。でも、観に行く映画の好みって違うでしょ。卒業前はやっと嗜好が似た友達に出会えたけど。田舎にいると映画は楽しみの一つです。本当なら一ヶ月に一本は何かしら観たいんですけど・・・。主人も映画好きです。バンバン撃って血がどばっと飛んだりするのなんか。家族で映画も行きますね、次男も映画好き。『岳』も『パイカビ』も観ていました。
『ブッダ』ですか?私は観ないですね、なんか手塚治虫にはあまり難しいモノを映画にしてほしくないなぁと思います。アトムやレオ、リボンの騎士世代ですから。というか、たぶん私には難しい映画のような気がします。

そうそう、昨日は書き足すところもあって下書きに時間がかかり、投稿が遅くなりました。でも時間はいつもの時間にしています。きょうはズルです(はははは)
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