破れる

2016年01月20日 | Weblog


天気は良いのですが、いかんせん風が冷たい。冷たくて、もちろん寒い風は外へ出ようとする気持をくじけさせようとします。
仕事ならば、えいっ、とばかり出て行くのですが、そうでない場合は 「 何も、この寒い風の中に・・・」 と言う気持にさせますから、運動不足になります。日陰の人間にしてしまいます。

 

これからは、主に午後になると、こういう千切れ雲が北とか北西の方からやってきて、お日様を隠します。お日様が隠れると寒い風がますます起こって益々寒くなります。
とても冷たい風は、本当かどうかは分かりませんが、何か雪国を通り抜けてきたような感じにさせます。

群馬県では赤城の山を越えてきた風が下ってきて赤城颪(おろし)という名前になります。茨城県では筑波颪と言います。六甲颪なんてのは阪神タイガースの、あれは難でしょうか応援歌というのでしょうか、有名ですね。

 

風が吹きまくり、家のところで逆に吹き返すので吹き溜まりになってしまい、木の葉やら捨てられたレジ袋やらなにやらが吹き寄せられてきます。
今朝は、蛇の抜け殻が泥落としに引っかかっていました。これはひょっとして、我家の敷地で生産?されたもの? だとすると、たぶんシマヘビだと思いますが、まだ居たんですね。

見つけては、石炭バサミで摘み上げて肥料袋に入れ、遠くの藪の中に 「 達者に暮らせよ 」 と言っておいてくるのですが、まだいたようです。シマヘビは別に悪いことはしないので大丈夫なのですが、保育園の方まで間違えていってしまうと、先生も園児たちも大パニックになるでしょうからね・・・・・。

 

強い風が吹いたので、ビニールハウスが破けてしまいました。こんなに大きく破けては修理のしようがありませんから、張りなおしです。
風には息があるので、フッと押された次はフワーっと上に引っ張り上げられたりして、それがしょっちゅうですと、少しでも傷があれば、そこからだんだんダメージを受けた部分が大きくなり、仕舞いにはこのようになってしまいます。

これはまだ良いほうで、屋根に当たる部分が全体に引っ張り上げられると壊れてしまいます。金属の骨が曲がってしまって、もう修理は出来ませんから全く使えなくなります。

 

良く見ると、古くなってくるにしたがって、彼方此方にこのような小さな傷が出来ています。薄い膜ではあり、それも四六時中ピンと張られていますから、やがては裂けてしまいます。
風化により、強度も時間が経つにつれてよわるでしょうし・・・。