一日中晴れです。気温は10℃前後なのですが、朝から風がやや強く北風のせいか、やたら寒く感じます。
まるで冬が逆戻りしてきた感じがします。その割に霜はおりませんでしたが。
ただ、雨上がりのあとの風なので、畑の土を舞い上がらせるということはありません。その点では埃っぽくは無くて助かっています。
昨日の雨を利用して、車に付いた花粉を流し落とさせようとしたのですが、失敗しました。
流し落とすことは出来たと思うのですが、その後に吹いた風に乗ってやってきた花粉が車体に積もってしましました。
今年は花粉が多いです。もわーっと薄く黄色がかった霧のように花粉が空中に漂っているのが杉の林の近くで見えるくらい多いです。
覆っているネットに焦点が合ってしまうので撮りにくいのですが、キャベツはこれくらいに育っています。
春のキャベツは甘さがあるような感じがします。別に野菜ですから甘くなくても良いのですが、甘味があるとプラスアルファの隠し味のような感じがしますので、おいしく感じますね。
親が、おそらく60年かそれ以上前に植えた栗の木です。ほとんどは虫の被害にあって無くなってしまいましたが、あと数本残っています。
それぞれがこのような無残な姿になっています。しかし、枝の数が少ないので実は多くは生りませんが。
直接に舐めてみても甘くは感じませんが、とにかく虫の被害が多いので、栗の木は他のと比べると虫にとっては甘味を感じるのかなと思ったりしています。
虫と言うのは幹の中に食い込むクワガタとカミキリムシですが。
もう、酷い状態なので伐採してしまっても良いのですが、子どもの頃からの名残ですから、思い出も捨ててしまうような気がして、切り倒せないでいます。
すべて人力で、広い面積を仕事に通いながら畑仕事をしていて、平日は母だけではやりきれないほどでしたので、それに代えて栗を植えたようです。
母は畑仕事の負担が影響して、過労から一時は目の病気にかかってしまいました。
戦後の復興の頃からですからね。大変だったですね。私も小学生の頃は、6月頃でしたか 「 農繁期(のうはんき)」 と言う名前がついていましたが、午後になると学校が終わり、生徒は皆、自宅に帰ってきて親の手伝いをする期間がありました。
その時に、私も麦畑などの中の草むしりをした記憶があります。「 よくやったね 」 と親から小遣いをもらいました。嬉しかったので覚えています。
光陰は正に矢よりも速く過ぎ 昨日の夢も今日は叶わず
今日の風で花粉はすべて木を離れてしまい、もう無くなってしまうと良いと思っているのですが、そんな都合の良いことはあり得ないでしょうかね。
でもまあ、これでずいぶん残りは少なくはなっているかな?と思ってはいるのですが。