森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

横浜美術館コレクション展 リズム 反響 ノイズ

2019-01-13 20:54:55 | デフォ
あれま。王様がいっぱい。。

2019年仕事始めのフルスペック1週間も過ぎ週末になりました。職場でもインフルエンザがポツポツ。森のなかまも何だか頭や体が痛かったりしましたが暖かくして葛根湯で乗り切りました。いかがお過ごしでしょうか。

「これは。。ニクだろう。。。」と森のなかま。
「うん♪ニクだ♪ニクだ♪」のワイフ。

夕飯に「いきなりペッパーランチ」でニクを食べることだけは決まりました。ニク・オリエンテッドな週末であります。あとはどこに出かけるか。。。折しも土曜日は夜から雨か雪の予報でした


14:24 みなとみらい駅。天井が面白いです。なぜか美術館口でなくグランモール口から出てしまう森のなかま夫婦。単に表示を見落としているだけという話も。。。混雑していなくて結構好きな出口です。


チロリチロリと水が出ていた水飲み場。すごい立派な水飲み場なんです。

この日は観光案内で見つけた「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」を見にいくことにしました。なんと初日。。
雪が降るかもしれないというようなお天気のお陰かゆったりと見学することができました。長谷川三郎さんの字がとっても気に入りました。写真撮影はNGであります。

で、企画展に合わせて常設展が特集展示になっているとのこと。こちらも楽しみにしていたのであります。こちらは写真撮影OKなのでした。


村上善男さんの「Polymerization - N.V(W)の場合または腔内弾道学」という作品です。なんだか好きですねぇ。。


たくさんの注射針がポリエステル樹脂でピタピタとくっついています。こういった細かい造形が少しずつ形を変えながらリピートしています。作品はバーンと大きく目の前で見るとなかなかの爽快感があります。


白髪一雄さんの「曲流」という作品。グァーッと意思の力で曲げてる流れ。荒々しいながらもグラデーションがあってトドメは飛び散るような白のハイライト。ワイフも暫く足を止めていました。


中原浩大さんの「ConS:KConWS_6p」という作品。大きさの異なる黒丸が描かれた6枚組の作品。どこかへ通じていそうな通じていないような黒い入口があるようで、危うく作品に触れてしまいそうになりました。


なんだか妙な音がかすかに聞こえる空間。作品が作られている時と思われる映像と静的に配置された作品。


ロクロのように見えたのはレコードでした。そして。。。作品名のプレートを撮るのを忘れていました。。


作品が作り続けられる映像とピタッと止まっている作品。方法論だけみれば「ひと昔前にもあったじゃないか」と思うかもしれませんが、自分が面白いと思う見方で楽しめればよいのではないでしょうか。


高嶺格さんの「水位と体内音」という作品。水槽の裏側からプロジェクタで映像を投影しています。オーロラのような変化する光の像は自分が水中にいるかのような気分になってきます。


武田州左さんの「GLOBE・216」という作品。なんだか妙に気に入ってしまい色んな角度から撮ってしまいました。工業デザイナーの経歴を持つ方かと思ったらなんと日本画家の方でした。調べながら驚いてしまいました。


石原友明さんの「I.S.M. Kit」シリーズ。それぞれKit-A#2, Kit-B#2という名称がありました。


こういう見方もどうだろう。。。と思いながらも中に入って遊べるような遊具になったら。。森のなかまはコッソリと中に入ってモニョモニョ動いてニンマリしてみたいです。


中上清さんの「Untitled」という作品。こういう月夜に出会うことが時々あります。写真ではわかりませんが光を反射しないマットブラック巨大なキャンバスを覆っています。こういった黒い面が目の前にあるという体験は日常生活ではなく不思議な感覚です。実際に作品を目の前にしないと体験できない感覚だと思います。


佐藤亜土さんの「虹の森」という作品。大変失礼な書き方かもしれませんが以前だとこういった同じ形のものがリピートするような作品にレンズを向けてみようとはしなかったのですが、今回は自然とレンズが向いてしまいました。歳をとると色々かわるもんだなぁと思います。


桂ゆきさんの「はだかの王様」という作品。冒頭の「王様」はこの王様です。好きですね。オレンジ色の小ちゃいドットの一つ一つはお目々が描かれた顔だったりします。


冒頭の「王様」をたくさん映し出していたのは大村俊二さんの「創生」という作品です。


外界によって作品が変わっていくことに目を奪われてしまうのでありました。


やなぎみわさんの「案内嬢の部屋 1F」という作品。一人の人間が描き出す作品とは異なるパワーを感じる作品であります。おそらく写真だと思いますが緻密で巨大な劇場。。好きになってしまいました。ご本人のホームページの「elevatorgirl」でも作品を見ることができます。


お帰りがけは壁に展示されている「小西六(現コニカ)チェリー手提用暗函」も見ていってくださいね。
気に入った作品のごく一部を写真で紹介しました。お気に入りの作品を是非見つけてみてください♪

それでは!

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