森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

MarineBand

2010-05-04 19:20:37 | ハーモニカの機種

右から15年くらい前に買った金色のMB,最近のMBClassic, 最近谷口楽器で手に入れたMBMS, MBDeluxe

10Holesをやる者には避けては通れない存在、MarineBand。。
最初に手にした10Holesはこれでしたが、実はあまり好きではありませんでした。
・木が水分を吸うと盛り上がってきて、おまけにドイツマイスターの職人気質か恐ろしく鋭い角で唇や舌を切り血まみれになる(ホンマやでー)。
・一見マイナスネジのように見えるのは釘で、分解できない。

分解出来ない。。。そう!お掃除できないんです(普通しないんだけど。。)。

そんな理由で15年前はプラスティックボディのSpecial20ばかりを購入していました。最近ではSUZUKIのFireBreathなんかは木製でも分解出来るしカバーがボックス型ということもあり握った手に角が当たらず好んで使っていました。

しかし、妹尾隆一郎さんの「ブルースハープの常套句」に入っていた"His eye is on the sparrow"を聞いて「泣きじゃくる」ような音色が気に入ってしまい古いMarineBandを取り出し吹いてみると。。。
おぉー、なんだこれは!
昔に比べてオイラの吹き方も随分マシになったのか心地良い音がするではありませんか(妹尾さんには遠く及びませんが、自分が出した音としてはの話)。
もちろんSUZUKIの音も好きです。FireBreath, Fabulous, 特にPureHarpなんかは独特の前に飛んでいくような、広がりのある音も大好きです。HarpMasterも軽い音色が良いです。

しかし、MarineBandは全然違う音がするのです。
明るい音色で、輪郭がパリッとした音でありながらブチューと潰れたようでいながらも。。。上手く言えません。。
カバー両脇に空いたサイドホールが大きな理由なんでしょうが、それだけでも無さげ。。

というわけで、敬遠していたMarineBandを本格的に吹いてみたいと思い、木製釘止めのハーモニカとの付合い方を考えるようになったのでした。。

「そんならMBDeluxeがあるじゃん」ごもっともで。。
「プレートネジ止めに改造すればメンテできるよ」ごもっともで。。
「掃除すんなよ!」ごもっともで。。

といことで、次回から分解出来ない木製釘止めハーモニカのメンテナンスを紹介します。


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