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“世界経済はこう変わる”を読んで

10歩遅れの読書、今回はそういった印象を与える本を取り上げる。と言うのもブックオフで見つけた刺激的標題で、2009年5月発行となっている本だからである。あたかも偶然見つけた本のような言い方だが、最近 衛星放送のTVチャンネルを捻っていて、不安定な欧米金融市場の解説をしている2つの別の番組があって、そこで よく似た斬新な解説をしている別々の識者が居た。私はその見解が ある経済学者の間での“常識”になっているのかと思い、どういう分析結果なのか知りたいと思った。その内の一人が小幡績(おばたせき)氏で、『すべての経済はバブルに通じる』という本を書いた気鋭の経済学者だった。もう一人は諸富徹氏だったが、こちらは気軽に読めそうな著書が少なかったようなので、小幡氏の著書を追っかけていて見つけた本がこの本だったのだ。 . . . 本文を読む
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