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京都大学原子炉実験所学術公開に参加して

先に近畿大学の研究用原子炉での実習について報告したが、何せ出力が1Wの炉だったので、暴走の危険はほとんどないことが分かった。密集した街中の原子炉だったので、その実態に一安心したものだったが、逆に、これでは原子炉の本質が体感できたようには思えなかった。 そこで、地元大阪にあるもう1つの研究用原子炉・京大熊取原子炉の視察を思い立ち数ヶ月前に原子炉学術公開の催しに参加を申し込んでおいたのだった。今度は友人2名と一緒だった。そして、ようやくその日が来たのだった。こちらの炉の出力は最大5000kWで、意外に大きい。福島の事故を意識したのか、この研究所の案内パンフレットには、100万kWの約1/600程度とあるが、この計算は合点がいかない。まぁ とにかく近大原子炉に比べると500万倍なので何かが分かるのではないかと期待した。 . . . 本文を読む
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