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24年11月に鑑賞した映画の紹介

そろそろ、兵庫県知事選の背景が明かされてそれで収まるかと思いきや、PR会社社長のネット投稿が物議をかもしているようだ。その内容が“盛っている”のか、ということらしい。PR会社だから“盛る”のは当然、当たり前の真ん中であろう。
公選法違反容疑での警察当局の動きはない、という。斎藤陣営がこのPR会社に支払った額が70万円、その程度では動けないという、事情もあるようだ。それでもなおTV報道があり、ネット上の騒ぎが収まらないのは何故?
それに解せないのが、TV報道の写真ではこのPR会社社長の顔がマスキングされていることだ。御本人の社長は問題の“盛った”記事を消去せず、当該の写真も掲載したままなのだ。それにもかかわらず、TV報道では写真のマスキングを掛けたままなのだ。ある種、真実を隠したままなのだ。どうなんだろう・・・この既存メディアの対応は・・・???

兵庫県知事選をめぐって、何故か議論にならないのが“維新の会”の対応だ。元々、斎藤氏を応援して知事に推した維新の会だったはずが、県議会が不信任に傾くと、大勢に加担したのだった。そしてやり直しの知事選では、対立候補を応援し、もう滅茶苦茶。こうした兵庫維新の会の対応に今さらながら日本維新の会の吉村洋文共同代表はクレームを付けているようだが、この支離滅裂に公党としてどう始末をつけるのか。少なくとも兵庫維新の会は一旦解散させなければならないのではないか?
まぁ、“維新の会”の人を見る目の無さがオサムイ状態であるのは如何ともし難いことが、ますます明らかになったのだ。これまでも“維新の会”の推す人に不祥事が多かったのは事実であり、今後も“維新の会”の推す人は信じられないのは変わりないのだ。ということは、公党としても信じるに値しない政党なのだ。

トランプ氏への米政権移行で属国の日本の対応が問題になってきている、という。
その一つがIR汚職であるとされる。米司法当局は、トランプ氏への忠誠を示すために親中派の政治家をあぶりだそうとしていて、そのための突破口としての日本のIR汚職を考えているとのことだ。
“IR汚職事件”は、旧500ドットコムの政界工作として東京地検特捜部が捜査した。当時、内閣府副大臣でIR担当だった秋元司氏が逮捕され、2024年3月に東京高裁が760万円相当を賄賂と認定。懲役4年と追徴金の実刑判決となった。当時、特捜部の事情聴取を受けたのは自民党で現外務大臣の岩屋毅議員、中村裕之議員、宮崎政久議員、船橋利実議員、さらに日本維新の会(当時)の下地幹郎議員だった。
つまり、米司法当局が関連議員へ取り調べを始めて国際手配をかければ、日本の外務大臣・岩屋氏が日本から国外へ出れば逮捕の可能性が出てきたということのようだ。これを既存メディアは報じていない、というのはどういうことかというのだ。政権に関わることを報じるのは御法度ということか。報道の自由はもはや無きに等しい?日本にも親中派の政治家は意外にも多いらしい。これも禁句なのか!

トランプ氏への米政権移行でウクライナも影響を受けており、来年1月20日までに領土獲得が問題となっているらしい。トランプ氏は政権を握ったら“24時間でウクライナ戦争も終わらせる”と豪語している。その真偽はともかくとして、そうなると停戦の態様が問題となるが、停戦ラインつまり暫定的な領土の確定が前提となる。そこで今のうちに支配下地域を拡大させる思惑が出てきているということだ。そして、ウクライナとロシアのつばぜり合いが激化しているということだ。それが思わぬ脱線を招いて、核戦争へ発展しかねない国際問題となっている訳だ。ところがロシアは核攻撃へのタガを緩めたのだ。
何とも、国際感覚のない迷妄な米国民は恐ろしい選択をしたものだ。国内的には“労働者のミカタ”などと嘘八百を言い募り、ただでさえナチスにも親和的な政権であり、迷惑この上ないことなのだ。



さて、今回も月替わりとなった。例によって、先月鑑賞した映画の紹介としたい。先月は計24本であった。内、BSプレミアムシネマが、12本。ネット経由が10本。これは今回は全て、ソニーピクチャーズ100周年記念・映画100本無料公開映画によっている。こえまでも、ここからの映画を取り上げていたが、今回は全てとなった。そしてレンタルビデオが2本。結果的にアングラ的なピンク映画の選択となってしまった。

①11月1日“エル・ドラド El Dorado”1966年・米・監督:ハワード・ホークス
出演:ジョン・ウェイン、ロバート・ミッチャム、ジェームズ・カーン、アーサー・ハニカット、エドワード・アズナー、ミシェル・ケリー、クリストファー・ジョージ、シャーリーン・ホルト、ポール・フィックス、R・G・アームストロング、ジョニー・クロフォード、ロバート・ドナー、アダム・ロアーク、ロバート・ロスウェル
一寸、コミカルな仕上がり。だけどちゃんとしたオッサンが女に振られて簡単にアル中になるかなぁ?変な個性をあつめるのに、無理してるのか。それにしてもどこに当たるかわからん散弾銃は有効なのか?それでも最後はお定まりのハッピ-エンド。それで良いじゃないの!

②11月4日“植村直己物語”1986年・日本・監督:佐藤純彌
出演:西田敏行、倍賞千恵子、古尾谷雅人、若林豪、山本圭、小沢栄太郎、池部良、乙羽信子、山岡久乃、丹阿弥谷津子
今まで見れなかった映画。大学で初めて登山経験。たった4万円持って英語もできないのに単身米国へ。そこで稼いで36万持って渡仏。スキーもできないのに、得意だと言い切ってスキーのオリンピアンの経営する学校のスタッフとなる。気が小さいのに押しが強い。そんな人だったとは全く知らず。にもかかわらずエベレスト登頂日本隊に参加して登頂成功。瞬く間に4大陸最高峰を単独登頂。北米マッキンレーも単独登頂は許可されないのに、米国登山隊に紛れて単独登頂。国際エベレスト登頂隊に選出参加。・・・カナダ北部犬橇横断、北極点犬橇単独踏破、グリーンランド縦断・・・そしてマッキンレー遭難。体の弱い奥さんも大変だった。

③11月5日“北北西に進路を取れ North by Northwest”1959年・米・監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケイリー・グラント、エヴァ・マリー・セイント、ジェームズ・メイソン、ジェシー・ロイス・ランディス、マーティン・ランドー、レオ・G・キャロル、エドワード・ビンズ、ロバート・エレンスタイン
BSプレミアムシネマで2度目。"North by NorthWest"という方位は現実には存在せず、North-NorthWestが正解の由。映画はとにかく面白い。分かっていても展開が素晴らしいのだ。大筋は分かるが、未だに良く分からない部分がある。だから何度でも見れるのではないか。イヴがマイ・タイプでないのが残念!レナードは“TV版スパイ大作戦”のローラン・ハンド役、米諜報機関のボスは“0011ナポレオン・ソロ”のウェーバリー局長で懐かしい。

④11月6日“シコふんじゃった。 Sumo Do, Sumo Don't”1992年・日本・監督:周防正行
出演:本木雅弘、清水美砂、竹中直人、水島かおり、田口浩正、宝井誠明、梅本律子、松田優、宮坂ひろし、片岡五郎、六平直政、村上冬樹、桜むつ子、柄本明
BSプレミアムシネマで2度目。面白い。特に竹中直人のパフォーマンスは凄い。正子も良い!関テレの“よ~いドン!”に円広志が“シコふんじゃったのモデルとなった社長”と偶然出会っていたのを見ていたことがあり、実話なんだと呆れる。脚本は周防監督。教立大学が舞台で、応慶、本日大学と簡単に実在大学が分かる変名も愉快。

⑤11月11日“海峡”1982年・日本・監督:森谷司郎
出演:高倉健、吉永小百合、三浦友和、大谷直子、伊佐山ひろ子、東野英心、小林稔侍、中川勝彦、富川澈夫、小林昭二、新田昌玄、北村和夫、山谷初男、桑山正一、藤田進、大滝秀治、小沢栄太郎、笠智衆、森繁久彌
東宝創立50周年記念作品。ラスト・シーンではトンネル貫通が描かれたが、実際の先進導坑貫通は本作公開の翌年1983年、本坑全貫通は1985年の由。さすがに安全が徹底している時代に事故が無いと思っていたがやっぱり完全にはいかないものだ。金をかけない邦画、残念ながら昭和30年の風景ではない、貨車は完璧な鉄板、船体がFRPはありえない。女性が絡むのはフィクションか?

⑥11月13日“ナバロンの要塞 The Guns of Navarone”1961年・英・米・監督:J・リー・トンプソン
出演:グレゴリー・ペック、デヴィッド・ニーヴン、アンソニー・クイン、スタンリー・ベイカー、アンソニー・クエイル、ジェームズ・ダーレン、イレーネ・パパス、ジア・スカラ、ブライアン・フォーブス、ウォルター・ゴテル、ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス、リチャード・ハリス、アラン・カスバートソン、パーシー・ハーバート、アルバート・リーヴェン
昔からしばしばTV放映もされたが、見る機会なく来た。舞台となるケロス島もナヴァロン島も架空の島であり、第二次大戦中のエーゲ海での実戦(ドデカネス諸島戦役)に想を得たものの由。実話と思い込んでいたのが情けない。大作であるがストーリーがスッキリせず、ゴッチャゴチャな印象。映画としてはあまり面白くなかった。Wikipediaによれば、“戦争映画だが、戦闘シーン自体はあまりなく、アクション・冒険映画の要素が多分にあり、また人間ドラマとして「戦争と人間」というテーマにも挑戦”との評で盛り過ぎではないか。ところで、あんな動かない砲台、戦術・戦略的に有効なのか?あの大砲、撃つシーンあった?

⑦11月20日“スピード Speed”1994年・米・監督:ヤン・デ・ボン
出演:キアヌ・リーヴス、デニス・ホッパー、サンドラ・ブロック、ジョー・モートン、ジェフ・ダニエルズ、アラン・ラック、グレン・プラマー、リチャード・ラインバック、ベス・グラント、ホーソーン・ジェームズ、カルロス・カラスコ、デヴィッド・クリーゲル、ナツコ・オハマ
公開されて浅い日にレンタルビデオで見たが、記憶にあるのはバスで高速道路を走る場面だけで、冒頭のエレベータの場面やエンディングの地下鉄部分は忘れていた。で、面白かった!恐らく、残る映画だろう。同作がデビュー作となったヤン・デ・ボンや主演のキアヌ・リーブス、サンドラ・ブロックが一躍有名となった作品の由。

⑧11月22日“夕陽の群盗 Bad Company”1972年・米・監督:ロバート・ベントン
出演:ジェフ・ブリッジス、バリー・ブラウン、ジム・デイヴィス、ジョン・サヴェージ、ジュリー・ハウザー、デヴィッド・ハドルストン、エド・ローター、ビル・マッキーニー、ジェフリー・ルイス、チャールズ・タイナー、ジョン・ボイド
ハリウッドの伝統的で古典的な西部劇とアメリカン・ニューシネマを組み合わせカウンターカルチャーを映す「アシッド・ウエスタン」と呼ばれる西部劇の一作だという。西部の無法地帯で不良少年団が、リーダーが弱体で分裂するが結局銀行強盗に変身する。拳銃の扱いもそう上手くないので、恐らくいずれ命を落とすだろうと思われるが・・・。

⑨11月26日“エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事 The Age of Innocence”1993年・米・監督:マーティン・スコセッシ、原作:イーディス・ウォートン
出演:ダニエル・デイ=ルイス、ミシェル・ファイファー、ウィノナ・ライダー、リチャード・E・グラント、ジェラルディン・チャップリン、メアリー・エレン・トレイナー、ロバート・ショーン・レナード、メアリー・ベス・ハート、シアン・フィリップス、アレクシス・スミス、ミリアム・マーゴリーズ
一時ファンだったミシェル・ファイファー見たさだった。何故か日本では有名ではないがやっぱり美人大女優。本作は古典的ラブ・ストーリーで、展開がじれったい。そしてそのまま終わる。苦手な登場人物の多い映画かと思ったが、主要人物のニューランドとエレン、メイが分かれば鑑賞には耐えたのでよかったが、とにかくジレッタサは辛かった。しかし、まぁそういう人生もあるわなぁ。まして100年以上前の時代では・・・。
それにしても大変な御フランス趣向には呆れる。それが100年前の米上流社会の趣向か。印象画のようなシーン・水辺のピクニックなど満載。台詞にもモーパッサンの名、小道具はジャポニズムまみれ。

⑩11月27日“博士と彼女のセオリー The Theory of Everything”2015年・英・監督:ジェームズ・マーシュ・原作:ジェーン・ホーキング
出演:エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ、エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス、サイモン・マクバーニー、ハリー・ロイド、チャーリー・コックス、マキシン・ピーク、アダム・ゴドリー、エンゾ・シレンティ、カロル・スティール、ショーン・ルーカス
理論物理学者のスティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ワイルド・ホーキングを描く伝記映画。
ケンブリッジ大の学生だったスティーヴンとジェーンは恋に落ちるが、やがてスティーヴンは難病ALSを発症。ジェーンはホーキングの指導教授からスティーブンとの関係を諦めるほうが賢明だと諭されるが、ジェーンは“愛があるわ。自分はスティーブンを愛しているし、スティーヴンも自分を愛しているから”と言い、スティーヴンと結婚する。凄い勇気に感動。だが余命2年のはずが、子供をもうけ、学界では称賛される存在になる。ジェーンは家庭を作り、子育てをし、夫を守り、自分が生かされている意味を全うしようとする。映画では説明はなかったが、Wikipediaでは“「男性としての機能」というのは筋肉とは違うメカニズムで作動しているのでALSでも子供を授かった”とあった。その後、スティーヴンにはエレインという看護師、ジェーンにはジョナサンという教会・聖歌隊の指導者が配偶者となり離婚した、というが映画では明示はなかった。数年を経てスティーヴンが大英帝国勲章を受勲し、スティーヴンとジェーンはバッキンガム宮殿に招かれ、宮殿の庭で成長した3人の子どもたちが楽しげに遊ぶ光景があった。
事実はALSで余命わずか2年という初期診断は結局間違っており、病気の進行は医師の予想より遅かった。2018年死没、享年76歳の由。

⑪11月28日“秋刀魚の味 デジタル修復版”1962年・日本・監督:小津安二郎
出演:岩下志麻、笠智衆、佐田啓二、岡田茉莉子、三上真一郎、吉田輝雄、牧紀子、中村伸郎、三宅邦子、東野英治郎、杉村春子、加東大介、北竜二、環三千世、岸田今日子、高橋とよ、浅茅しのぶ、須賀不二男、織田政雄、菅原通済、緒方安雄
適齢期24歳の娘が嫁ぐまでの周囲の動きを描いた軽妙な物語!小津安二郎の遺作。主人公が岩下志麻だとは最後まで気付かず。NHK-BS放映後、岩下の“最後の講義”が流れた。若き俳優や志望の40人に初の“講義”。岩下は役作りに外から入る、つまり実際にその世界に浸ってみる、そして台詞100回以上暗唱して身に浸み込ませて肉化させる。お役御免後は白紙にする、と言う。その間の精神状態は不安定になるという。やっぱり役者は、大変な仕事!だけど他人の人生を生きることができる醍醐味があると言っていた。
ところで、“秋刀魚の味”では好きだった人がダメだったことが分かった時の路子の仕草つまり帯紐を右手左手に何度か巻きつけるシーンを監督からOKが出るまでに何度もをやらされたとの秘話を紹介。そこで人は哀しい時に必ずしも哀しい表情をするものとは限らないと言われた由。私もあのシーンが重要だと分かってはいたが・・・。

⑫11月29日“ロイ・ビーン The Life and Times of Judge Roy Bean”1972年・米・監督:ジョン・ヒューストン
出演:ポール・ニューマン、エヴァ・ガードナー、ヴィクトリア・プリンシパル、ジャクリーン・ビセット、アンソニー・パーキンス、ステイシー・キーチ、ジョン・ヒューストン、ロディ・マクドウォール、タブ・ハンター、ネッド・ビーティ、マット・クラーク
西部開拓史にその名を残す実在のアウトロー判事ロイ・ビーンの話だという。お尋ね者のロイはテキサス・ベコス川西岸に流れ着き、酒場を法廷に改造して判事と名乗る。やがてロイは、気の合ったならず者たちを保安官に任命、法廷には憧れの女優リリー・ラングトリー(実在)のポスターを飾って町の実力者となり、悪党や殺し屋を容赦なく縛り首にしていた。だが時代が進みロイの勝手気ままが通じなくなり、ロイは姿をくらます。その間、石油の時代となり町は繫栄するが、・・・どこまで本当の話か作り話か分からない・・・ロイの破天荒過ぎる話だ。主役・ポール・ニューマンは後年、本作について、“映画の出来も良かったが、監督も含め皆、この素敵な映画をどう終わらせれば良いのかわからなかった”と語った由。

次は、ネット経由で見た映画10本の紹介。既に言ったように、今回は全て、ソニーピクチャーズ100周年記念・映画100本無料公開映画からのものだった。

⑬11月1日“ディレイルド 暴走超特急 Derailed”2002年・米・監督:ボブ・ミシオロウスキー
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、トマス・アラナ、ローラ・ハリング、スーザン・ギブニー、ルーシー・ジェナー、ジェシカ・ボーマン、クリストファー・ヴァン・ヴァレンバーグ、ジョン・ビショップ、ジミー・ジャン=ルイ
作りがチープだが巧く誤魔化している。そもそも列車を乗っ取るのは不可能に近い。支線に都合よく追い込まれて御用となるが落ち。だから公然とやるのではなく、乗客も気付かないうちに闘争するはず。それにNATOの非情な列車を燃やし尽くす作戦なら、先頭の機関車だけではなく主人公がやっとの思いで切り離した後続の車両も燃やそうと必死になるハズ!これでは映画のシナリオが成り立たない。三流映画だ!

⑭11月2日“ザ・ファン The Fan”1996年・米・監督:トニー・スコット
出演:ロバート・デ・ニーロ、ウェズリー・スナイプス、エレン・バーキン、ジョン・レグイザモ、ベニチオ・デル・トロ、アンドリュー・J・ファークランド、パティ・ダーバンヴィル、クリス・マルケイ、ブランドン・ハモンド、チャールズ・ハラハン、ジョン・キャロル・リンチ、ウェイン・デュヴァル
音楽:ハンス・ジマー等、スタッフにも金を使ったようだが、興行的には失敗した?それにしてもあの放送局のスタッフは必要だった?それとは逆にもう少しギルの生い立ち、人となりに焦点を当てた方が、分かり易いストーリーになったのではないか。ナイフ・メーカーのファウンダーの息子にしてその会社のセールスマンって、ドイコと?優秀な少年野球の選手がどうなったの?肩入れしたボビーにファンをないがしろにされた恨みで、単純に息子を誘拐?一寸謎が多すぎるのでは?

⑮11月22日“MONSTER モンスター Lizzie Borden Took an Ax”2014年・米・監督:ニック・ゴメス
出演:クリスティナ・リッチ、クレア・デュヴァル、グレッグ・ヘンリー、スティーヴン・マクハティ、サラ・ボッツフォード、ビル・キャンベル、アンドリュー・ギリーズ、ジェレミー・エイクマン、ショーン・ドイル、ジョン・ダンズワース、ゲイリー・レヴァート
アメリカで起こった未解決事件“リジー・ボーデン事件”:1892年8月4日の白昼、資産家の名士・ボーデン家で父と継母が殺された事件。容疑者とされたのは末娘のリジー・ボーデンで、裁判では無罪となった。姉は妹を裁判でもかばったが、それ以降、離れて住んで生涯合うことはなかったという。

⑯11月23日“エル・マリアッチ El Mariachi”1993年・米・墨・監督:ロバート・ロドリゲス
出演:カルロス・ガラルドー、コンスエロ・ゴメス、ジェイム・デ・ホヨス、ピーター・マルカルド、レーノル・マルティネス
筋書き単純、下手な作りではないが、何がおもしろいのか分からない。低予算7千ドル映画の由。

⑰11月25日“ブラックオプス 最後の任務 Last Man Standing”2011年・米・監督:アーネスト・ディッカーソン
出演:キャサリン・ヘル、アンソニー・マイケル・ホール、メキー・ファイファー、ジョン・サンダース
ソニーピクチャーズ100周年記念・映画100本無料公開映画。アフガニスタンの現地人との関りが良く分からない!3人チームの仲間割れ?仲間だった男の会社のカネを狙っただけなのか?軍の機密でもなんでもない?とにかくアビーは華族を守った?そしてこの件で誰も殺さず、誰も死んではいない?

⑱11月26日“スリー・リバーズ Striking Distance”1993年・米・監督:ローディー・ヘリントン
出演:ブルース・ウィリス、サラ・ジェシカ・パーカー、デニス・ファリナ、トム・サイズモア、ブライオン・ジェームズ、ロバート・パストレッリ、、ティモシー・バスフィールド、ジョン・マホーニー、トム・アトキンス、ジョディ・ロング、アンドレ・ブラウアー
Wikipediaによれば原題のStriking Distanceは、“すぐそば”“手の届く範囲”の意。“スリー・リバーズ”は、アレゲニー川とモノンガヒラ川が合流しミシシッピー川の支流となるオハイオ川を指す。この合流地点一帯がピッツバーグのダウンタウン。
この映画を見た人何人かが言っている、“犯人の動機が分からん”って。それから、殺す前にパトカーの模型を走らす意味も不明。面白かったが、アクションかサスペンスかロマンスか。サラ・ジェシカ・パーカーは美人女優?

⑲11月27日“愛さずにいられない Fools Rush In”1997年・米・監督:アンディ・テナント
出演:マシュー・ペリー、サルマ・ハエック、ジョン・テニー、カルロス・ゴメス、トーマス・ミリアン、シオバン・ファロン、ジョン・ベネット・ペリー、ジル・クレイバーグ、アン・ベタンコート、スタンリー・デサンティス、クリス・バウアー
ロマンティック・コメディ。単純な作りだが、マシュー・ペリーがインタビューで、“最高の演技をした作品”として挙げていた由。2023年10月、ロサンゼルスの自宅のジャグジーで死去、享年54歳。薬物常習で死因は麻酔薬ケタミンの過剰摂取。主人公のニュー・ヨーカーとメキシカンの両者には様々なギャップに直面するが、ハッピーエンド。映画には偏見は無く巧く作っていて不快感無し。そしてプレスリーの“Kiss Me My Darling”と“I can’t help falling in love you.(愛さずにいられない)”で終わっていた。まっ、欧米の女の人は一寸のコミュニケーション途絶で怒り出す人も居るようだ。サルマ・ハエックのあっさりした色気が良かった。

⑳11月28日“セキュリティコール Home Invasion”2016年・米・監督:デイヴィッド・テナント
出演:ジェイソン・パトリック、スコット・アドキンス、ナターシャ・ヘンストリッジ、ウィリアム・ディキンソン、キーラ・ザゴースキー、マイケル・ロジャース、ブレンダ・クリックロウ、リアン・ラップ、ゲイリー・チョーク、ウェスリー・ソルター
面白い設定だ。川向こうの人里離れた場所の、厳重なセキュリティに守られている邸宅で暮らすクロエは、義理の息子と長期不在の夫の帰りを待ちわびていた。嵐の夜、3人の武装強盗が突然、家のドアを爆破し、不法侵入してくる。そこで携帯で警備会社とセキュリティーコールして危機突破物語。邸宅には簡単には破れない隠し金庫があった。

㉑11月29日“Uターン U Turn”1997年・米・監督:オリヴァー・ストーン
出演:ショーン・ペン、ジェニファー・ロペス、パワーズ・ブース、ニック・ノルティ、ビリー・ボブ・ソーントン、ジョン・ヴォイト、ホアキン・フェニックス、クレア・デインズ、リヴ・タイラー、エイブラハム・ベンルービ
マフィアからの借金を返済するためベガスへと64年製マスタングを走らせていた男が車の故障で、砂漠の町を訪れたが、そこの住民達に振り回され遂には殺し合いの愛憎劇に巻き込まていく様子をコミカルに描く。終盤では保安官まで絡んでどんでん返しが続く、結構面白い傑作。

㉒11月30日“ゴースト・オブ・マーズ Ghosts of Mars”2001年・米・監督:ジョン・カーペンター
出演:ナターシャ・ヘンストリッジ、アイス・キューブ、ジェイソン・ステイサム、クレア・デュヴァル、パム・グリア、ジョアンナ・キャシディ、デュアン・デイヴィス、ローズマリー・フォーサイス、リチャード・セトロン、リーアム・ウェイト、ロボ・セバスチャン、ロドニー・A・グラント、ピーター・ジェイソン、ワンダ・デ・ヘスース
ソニーピクチャーズ100周年記念・映画100本無料公開映画。B級SFホラー映画。西暦2176年、地球人は火星に植民地を築き天然資源を採掘をしている。学者が探索中に誤って火星先住民族の亡霊を封印から解き放ち、その亡霊が首切魔で地球人を襲いまくる。刑務所内のウイリアムズと数人の犯罪者が生き残る。久しぶりにジェイソン・ステイサムを脇役で見た。火星は夜の世界しかないのか?109件のレビューで支持率は23%、平均点は3.80/10となった、由。

次は、レンタルで借りたビデオで見た映画2本。何だか疲れていたせいか、変な選択となってしまった。だけどまぁ㉓はともかくとして、㉔はそれなりに社会の実相を反映していた映画ではある。

㉓11月11日“アナーキー・インじゃぱんすけ 見られて・・・”1999年・日本・監督:瀬々敬久
出演:佐野和宏、佐々木ユメカ、佐藤幹雄、奈賀毬子、下元史朗、諏訪太朗、沢田夏子、いずみゆきこ、薊千露、飯田孝男、港雄一、日野悦子、川瀬陽太、七瀬ミオ、田中要次、飯島大介、早川恭平、末広ゆい
誘拐された少年を巡り、翻弄されていく人間たちの姿を描いた、というが、そんな話か!?エンドレス・ストーリーか?そんな意図があるの?何だヨ?!ストーリー・レス?!変態オッサン3人組と卓球は何なんだ?田中要次・刑事チラと出てた!

㉔11月22日“(本)噂のストリッパー(まるほんうわさのすとりっぱー)”1982年・日本・監督:森田芳光
出演:岡本かおり、宮脇康之、三崎奈美、太田あや子、上野淳、吉川遊土、森田日記、金田明夫、鶴田忍、江藤漢、佐藤恒治
1度見ているが内容確認?卑猥そうな映画を森田はどう作ったのかの確認。さらに”ケンちゃん”シリーズの宮脇康之のンポルノ初挑戦の確認。やっぱり、面白い。制作当時の若者の実相を映していると感じる。オッパイの奇麗な女優ばかりで視覚的にも良かった。

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