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半夏生庭園鑑賞―建仁寺両足院にて

先々週、建仁寺両足院の庭園の半夏生特別公開の催しがあった。しかし、それがどういう花か知らず、興味があったので、見に行った。 建仁寺の開祖・栄西は日本に茶をもたらし、喫茶の習慣を根付かせたが、その後発展した茶道には欠かせない菓子・饅頭がある。その饅頭の始まりが両足院と開祖関係者による中国からの伝来だったという。小倉餡や饅頭の登場、その後約250年して秀吉の茶会で羊羹が現われる。いずれも京都を起点としているが、繰り返し京都を訪れていると、このような雑学整理が自ずと出来るようになるのは面白い。 ところで、半夏生の庭園は池の周囲に白い花が鮮やかであった。よく見ると、その花の下の葉が白くなっているのが分かる。この白い葉は、開花時期が終わると間もなく元に戻るものらしい。 . . . 本文を読む
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