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日本のパンデミックへの対処は如何に

先週、ようやく遅い“緊急事態宣言”が発出された。だが政府のモタモタ感は長く続いた。さらに宣言対象は、首都圏、近畿圏、中京圏、北九州圏と北海道に適用するのが普通の政治感覚のはずだが、一部地域は何故か外されていた。 日本は医師もICUも少なく、医療後進国だ。数字的には医療崩壊したイタリアより劣り、先進国ではない。この日本の取るべき感染症戦略は、重症者を出さないように素早く軽症者を検出し、手厚い看護を行い患者本来の持つ免疫力再生強化を図ることだ。だから、できるだけ多数の人々に検査スクリーニングして、陽性者は迅速に隔離し感染を抑制するべきだが、何故か逆のことをしている。つまり重傷者を検出し、これを救うという決定的な戦略間違いを犯している。 また経済対策も“財政支出39兆円、事業規模108兆円は、世界的に最大級の経済対策”との分かり難いウソをついて誤魔化している。実は真水の本当の部分は16兆円の政府支出としてはショボイし、実態は迅速性に欠ける。 しかし既に医療崩壊している埼玉県・大阪府を見れば、近々オーバーシュートにより医療崩壊するのは必定と思われる。 このような“非常事態”は近代人類社会で全く見たことがない未経験領域であり、歴史的に異常事態であることは間違いない。熟慮の上、生き方を見つめなおす必要がある。 . . . 本文を読む
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