The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
欠陥マンションを生んだデヴェロッパーを育てたのは誰か?
さて どうして雨後の竹の子のように欠陥マンションを生んだデヴェロッパーが 繁茂してきたのか 不思議な気がしていました。
この疑問への 答えが、11月27日(日)のTBS番組“サンデー・モーニング”で 金子勝教授の指摘でした。というのは、不良債権処理としての 土地資産処理の促進の結果、これまで手に入らなかったような値段の土地が 一定の広さで放出され、それが デヴェロッパーに渡り、回転の速い投資対象としてマンションとなって行ったというような指摘でした。それが 欠陥マンション建設の背景なのだと。
なるほど、しかし そのようなデヴェロッパーに融資しているのは 性懲りも無い銀行ではないのか、と思い始めたのです。これが本当となると、あの失われた10年で銀行は生まれ変わったというのは 全くのウソではないのでしょうか。
その朝の引続く番組 テレビ朝日の“サンデー・プロジェクト”で 銀行の融資先は 相変わらず そのビジネス自身や ビジネスの経営者の人品骨柄の 厳しい評価の結果のものではないらしい、ということを 実際に倒産した中小企業への融資実態を伝えるドキュメンタリ-報道をしていました。
現状、どうやら日本の金融システムは安定化に向かっているのは事実のようですが、これは 相も変わらず 景気回復による土地価格の上昇に支えられているのが実態では ないのか、と思わざるを得ないのです。
景気回復し、銀行も 収益を回復した。不良債権で首が廻らなくなった銀行は、国民の金融資産を人質ににして 税金を投入してもらい、延命しただけで中身は旧態依然なのか。そして 健全な 中小企業を育てることをせずに、また土地絡みで、悪徳デヴェロッパーを育てたのか。
こうなると あの声高に叫ばれた構造改革は 何だったのか、と疑問になります。とりわけ金融改革は 何だったのか。
まるで、金融改革を主導し日本を適切な方向に導いたかのような顔をしている現内閣や大臣達は 一体何をしたというのでしょうか。経済の自律回復に支えられているだけではないのでしょうか。にもかかわらず、欺瞞的“改革”を自己の業績とし、選挙でも国民を欺いた。実は小泉改革は 何重もの罪を犯しているのではないか。
何も知らずに リストラの嵐をくぐり抜けて生き延び、ホッとしたところで なけなしの金をはたいてと言うより、生涯最大の借金をして欠陥マンションを買った サラリーマンは気の毒である。
改革の犠牲者累々、彼らも全く浮かばれない。彼らには “靖国” も無い。歴史の中で名も無く、消え行くのみなのか。
こういう憶測に基づく感想を述べることは ISOマネジメントでない分野への“領空侵犯”になりますので、本来は 避けるべきことかも知れませんが、どうにも 苛立ちを抑えることが できず 思わずブログ投稿する、という愚行を犯してしまいました。
大方の ご批判をお願いし、その上で真実を確認したい。素人の我が 憶測が誤りであることを願うのみです。
〔拝見したブログ〕
http://longtail.exblog.jp/3546088
http://blog.goo.ne.jp/psycho-sedric/e/0d759e004f7003effd8666501ad39592
http://blog.goo.ne.jp/psycho-sedric/e/6afa282980242d6ebfcce62a1f85723c
この疑問への 答えが、11月27日(日)のTBS番組“サンデー・モーニング”で 金子勝教授の指摘でした。というのは、不良債権処理としての 土地資産処理の促進の結果、これまで手に入らなかったような値段の土地が 一定の広さで放出され、それが デヴェロッパーに渡り、回転の速い投資対象としてマンションとなって行ったというような指摘でした。それが 欠陥マンション建設の背景なのだと。
なるほど、しかし そのようなデヴェロッパーに融資しているのは 性懲りも無い銀行ではないのか、と思い始めたのです。これが本当となると、あの失われた10年で銀行は生まれ変わったというのは 全くのウソではないのでしょうか。
その朝の引続く番組 テレビ朝日の“サンデー・プロジェクト”で 銀行の融資先は 相変わらず そのビジネス自身や ビジネスの経営者の人品骨柄の 厳しい評価の結果のものではないらしい、ということを 実際に倒産した中小企業への融資実態を伝えるドキュメンタリ-報道をしていました。
現状、どうやら日本の金融システムは安定化に向かっているのは事実のようですが、これは 相も変わらず 景気回復による土地価格の上昇に支えられているのが実態では ないのか、と思わざるを得ないのです。
景気回復し、銀行も 収益を回復した。不良債権で首が廻らなくなった銀行は、国民の金融資産を人質ににして 税金を投入してもらい、延命しただけで中身は旧態依然なのか。そして 健全な 中小企業を育てることをせずに、また土地絡みで、悪徳デヴェロッパーを育てたのか。
こうなると あの声高に叫ばれた構造改革は 何だったのか、と疑問になります。とりわけ金融改革は 何だったのか。
まるで、金融改革を主導し日本を適切な方向に導いたかのような顔をしている現内閣や大臣達は 一体何をしたというのでしょうか。経済の自律回復に支えられているだけではないのでしょうか。にもかかわらず、欺瞞的“改革”を自己の業績とし、選挙でも国民を欺いた。実は小泉改革は 何重もの罪を犯しているのではないか。
何も知らずに リストラの嵐をくぐり抜けて生き延び、ホッとしたところで なけなしの金をはたいてと言うより、生涯最大の借金をして欠陥マンションを買った サラリーマンは気の毒である。
改革の犠牲者累々、彼らも全く浮かばれない。彼らには “靖国” も無い。歴史の中で名も無く、消え行くのみなのか。
こういう憶測に基づく感想を述べることは ISOマネジメントでない分野への“領空侵犯”になりますので、本来は 避けるべきことかも知れませんが、どうにも 苛立ちを抑えることが できず 思わずブログ投稿する、という愚行を犯してしまいました。
大方の ご批判をお願いし、その上で真実を確認したい。素人の我が 憶測が誤りであることを願うのみです。
〔拝見したブログ〕
http://longtail.exblog.jp/3546088
http://blog.goo.ne.jp/psycho-sedric/e/0d759e004f7003effd8666501ad39592
http://blog.goo.ne.jp/psycho-sedric/e/6afa282980242d6ebfcce62a1f85723c
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