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ポチ外交のなれの果て

どこまでも 付いて行く。
蹴られても、踏まれても 笑顔絶やさず、付いて行く。
どんなに不利益を蒙っても、お金を出すことはいとわず、イソイソと出す。
これだけはダメと言われていたことも そそのかされるまま いろいろやってきた。
それでも、見捨てられそう。
君こそ 命!!!ワガ命!!!
これが 日本外交だ。まるで、イジメラレッ子。

孤立を恐れず主張すべきことを主張し、得るものを得る。それが 外交だ。
日本は 一体、何を得たいのか。それが明確なのだろうか。日本の国益は何か。
そして、それを得るために戦略を構築する、それが普通のやり方だと思う。

得るものが不明確なまま、とにかく 小声でブツブツは言うが、結局は 付いて行く。
それでは 何も得られない。失うばかりだ。今 それが鮮明になった。
獲得目標が不明確だから、戦略構築ができない。当然だ。
要するに まず主体性が欠如している。
注意深く敵を観察している主体思想の国に 敗北するのは当然の結果だ。
それに“空気”だけでは戦略は定まらない。綿密なロジックの積み上げが必要だ。
このロジックが時としてマジックを生む。それは 偶然や魔法ではない。
この実現ロジックにも欠けたまま“外交”しているのだ。

思えば、北方領土をはじめとする領土問題に拉致問題、一向に解決しない。
国土と国民を 守ることができない国家は 近代国家と言えるのか。
外からみれば 19世紀の植民地政府そのままだ。
とにかく、日本の役人や政治家は 事なかれ主義者ばかり。国益にはうといが、私的利益には 実にさとい。

日米安保は形骸化していると言われて久しい。だが、その現実に目を背けて、すがっている。
そして 全てを失おうとしている。誇りなど とっくの昔に無くなった。
こんな国 世界中の誰が 信用するだろうか。物笑いにしかならない、実に アホな話だ。
主体性の無い“空気”の国に 独自外交はできない。

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