The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
7月に鑑賞した映画の紹介
先週末は広島原爆の日だった。
毎年、同じようなことを繰り返して来て、77年経ったのではないか。世界に“核廃絶” を訴えて、既に80年近くなるのだ。
この80年で何か進歩があったのだろうか。
“核廃絶”の一歩手前の“核不拡散”の方が現実的?という考え方もあるが、実際には核は拡散している。
それは世界各地の武装勢力やゲリラが、拡散した核を手に入れる可能性が高くなっていることを意味する。
核を手放したウクライナが酷い目にあっている。
逆に、核を入手した北朝鮮が堂々と米国と渡り合っている。
やっぱり“核”は交際政治では重要な決め手になるのだ。だからこそ、世界各地の怪しい政府や反政府武装勢力やゲリラが核入手に必死になる。
だからこそインドは、核不拡散条約は不平等条約だと主張している。
ウクライナ戦争は、核大国のロシアがその使用をちらつかせながら、作戦を展開している。いよいよその本性が明らかになった。
このような世界情勢に在って、日本及び日本人の“戦争観”に変化があったのだろうか。
日本の大人たちは、“平和こそ大切だ”とは言いつつも、“平和のための政治学”を構築する“戦略”を構想することなく、“戦略”という言葉を忌避して形式論に堕し、思考停止して来た。
日本の子供たちは、“平和のために何ができるか考えたい”と言いつつも、日常性に堕し、“受験勉強”にいそしんで、大人になった。
結局は日本全体が“平和のために”思考停止して来た。そしてその“平和ボケ”は永遠に続くかのようだ。
そして憲法改正論議も、何時まで経っても“昭和の議論を繰り返している”。80年近く“何ら進歩なく”、いつの間にか“伝統”となってしまった。
だが、世界情勢はその怠惰を許さない。
ロシアは急に変な“ファンタジー”を信じ、それを唱え始めて、それに基づいてウクライナ侵攻を果たした。それに対して核を手放したウクライナ人は命を懸けて戦っている。
中国も“台湾解放”という“ファンタジー”を奉じている。“台湾解放”のためなら武力も辞せずという勢いだ。
世界中に“一つの中国”という“ファンタジー”を信じさせたまでは良かったが、やはりそれはメッキが剥げて“ファンタジー”でしかなかったという偽物の正体が見え始めて来ているのだ。
このように沖縄・西表島の鼻先に出没する中国がヤバイ。拡張主義中国は、尖閣でもヤバイ傍若無人。
80年前、中国には海軍力は皆目無かった!だが、今はまだハリコのトラとは言え、空母も3隻も持っている。
そこへ、アメリカ精神の敷衍主義者ペロシ米下院議長がやって来た。
中国は米要人の台湾訪問に反発して、台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習を実施している。国際法ギリギリのところをどこまでで許容されるのかを見極めるのが、意図だという。今後、その許容される部分に間合いを詰めて来るだろう、それも常時だという。つまり、許容された部分に艦船を常時派遣して常態化させる計画だろうというのだ。
そうなれば日本のシーレーンにも危機が迫る。これぞエネルギー危機の始まり。否、台湾武力解放となれば、前哨戦で沖縄駐留米軍攻撃があるのは確実。それには核攻撃も十分に考えられる。そうなれば、日本の平和主義はどうなるのか。
既に、中国は台湾周辺演習で5発のミサイルを日本のEEZ内に落としたという。これも国際法ギリギリのところだが、北朝鮮ですら大ぴらにやらないことを今回中国はやったのだ。
そこで“平和こそ大切だ”、“平和のために何ができるか考えたい”と唱えることだけが、有効なことになるのか。
日本の集団安全保障も米国一辺倒で、大丈夫なのだろうか。勿論、食糧安保も不十分では意味がないのだが。ならばエネルギー安保も・・・。とにかく、国家戦略としての日本の生き残り政策はどうするのか・・・。否、それでも“平和こそ大切だ”として、戦わず滅亡するのか。ウクライナ人のように戦うのか。
理想と現実を見つめて・・・思考停止は滅亡への道なのだ。
このような時にまして、外国の新興宗教に政府中枢が洗脳されているなど論外なのだ。その外国新興宗教は日本人搾取の装置だったのだ。それにもかかわらず元首相がその先鞭だったのは論外中の論外のこと。それでも“美しい日本”なのか?外国人のための“美しい日本”なのか?そこまでアホアホ汚染が進んでいたのか?それでも国葬か?
“お人好し”もエエカゲンにセェ!喝!
それにしても何はともあれ、ナムアミダブツ!・・・??・・・。
さて、今回は8月に入って最初の投稿なので、7月に見た映画の紹介としたい。7月には全26本鑑賞。内、NHK-BSプレミアムのBSシネマでは12本、ネット経由で12本、レンタル・ビデオ1本、TV放映のビデオ1本であった。
いつも通り、BSシネマでは12本の紹介から始める。
①7月1日“リバティ・バランスを射った男 The Man Who Shot Liberty Valance”1962年・米
監督:ジョン・フォード、製作:ジョン・フォード、ウィリス・ゴールドベック
出演:ジョン・ウェイン、ジェームズ・ステュアート、ヴェラ・マイルズ、リー・マーヴィン
女に惚れられる男は運も持っているものだろうか。振られた男が死んでこの物語は始まった。
②7月4日“7月4日に生まれて Born on the Fourth of July”1989年・米
監督:オリバー・ストーン
出演:トム・クルーズ、キーラ・セジウィック、レイモンド・J・バリー、ジェリー・レヴィン、フランク・ホエーリー、ウィレム・デフォー
ロン・コーヴィックの同名の自伝的小説(1976年)を映画化した作品。7月4日とはアメリカ独立記念日で、アメリカ人の愛国心を呼び起こし奮い立つ日。話の筋は陳腐で分かり易いが、しかし‥‥。米国はベトナム戦争によって大きく傷付いた。”世界の警察官を降りた”のはこれが原因であることを日本人は深く知るべきだ。アメリカ精神の敷衍主義が押し付けが余計なことだったのだ。その国力が低下したからでは決してなく、未だに世界一の大国であることは維持している。日本人は何がその活力の源泉かを深く知る必要がある。そこには先月見た“ペンタゴン・ペーパーズ”、“大統領の陰謀”や“ザ・シークレットマン”のように言論の自由と正義を通す意地がある。正義を論理的客観的に見極めようとする社会の力がある。一時的に不正義が社会を席巻しても、彼等にはそれを巻き返す復元力があることを知るべきだろう。
③7月6日“インビクタス/負けざる者たち Invictus”2009年・米
監督:クリント・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン、マルグリット・ウィートリー
「invictus」とは、ラテン語で「征服されない」「屈服しない」を意味する語。原題は直訳すれば「征服されない者(単数)」である。南アの政治改革者・ネルソン・マンデラのエピソードで感動的だった。スポーツのラグビーを使って国民意識の統合を図るという目の付け所が苦労人だと感じる。マディバがピナールに贈った詩の全文が知りたい。モーガン・フリーマンは良い俳優だ。
④7月11日“ゼロ・グラビティ Gravity”2013年・米・英
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー
2度目。“ゼロ・グラビティ”をどうやって撮影したのだろう。最後まで緊張する。
⑤7月12日“マラソンマン Marathon Man”1976年・米
監督:ジョン・シュレシンジャー
出演:ダスティン・ホフマン、ローレンス・オリヴィエ、ロイ・シャイダー、ウィリアム・ディヴェイン、マルト・ケラー
ウーン!1970年代半ばは未だナチの残党が生きていたのだ!だが、ストーリーに未だしっくり理解できない部分がある。例えば、ゼルがユダヤ人から巻き上げたダイヤモンドは誰のものだったのか?矢張りゼル兄のモノだったのか、ナチ残党の組織のモノだったのか?
⑥7月13日“栄光のル・マン Le Mans”1971年・米
監督:リー・H・カッツィン
出演: スティーブ・マックイーン、ヘルガ・アンデルセン、ジークフリート・ラウヒ
3度目。1度目はロードショウ、2度目は以前のBSシネマ。車の走りのカメラワークが斬新だったようだが、今や普通の印象。レーサーの人生模様が多少入っている。ルマンのルールも映画の中で自ずと分かるように説明している。
⑦7月14日“暗くなるまで待って Wait Until Dark”1967年・米
監督:テレンス・ヤング
出演:オードリー・ヘプバーン、アラン・アーキン、リチャード・クレンナ、エフレム・ジンバリスト・Jr
肝心の始めのシーン、ロートが二人組に背景を説明している場面に周囲のノイズが入って詳しい事情が不明のままになった。それでも映画を見ながら舞台劇の映画化だと直感したが、その通りだった。(フレデリック・ノットによる同名戯曲を映画化した作品。なお同戯曲の舞台初演は1966年。)NYのマンションの半地下の1室が舞台だが、田舎の家のように勝手に見知らぬ人々が次々入り込んで来るのには違和感を覚えた。
⑧7月15日“大いなる勇者 Jeremiah Johnson”1972年・米
監督:シドニー・ポラック
出演: ロバート・レッドフォード、ウィル・ギア、ステファン・ギーラッシュ、ジョシュ・アルビー、アリン・アン・マクレリー、リチャード・アンガローラ、デル・ボルトン
伝説的なマウンテンマン、レバー・イーティング・ジョンソン(1824年頃 - 1900年)という野人の人生を元にしたという。それが現代にどのような影響を与えたのだろうか。若干イミフ。
⑨7月18日“アポロ13号 Apollo 13”1995年・米
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ビル・パクストン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリス、キャスリーン・クインラン
2度目の鑑賞。アポロ13号爆発事故の実話に基づく作品で、実際の船長・ジム・ラヴェルのノンフィクション"Lost Moon"が原作。宇宙飛行士・野口聡一氏は、「再現性が本当に高い」とコメントしたという。
⑩7月19日“フリー・ウィリー Free Willy”1993年・米
監督:サイモン・ウィンサー
出演:ジェイソン・ジェームズ・リクター、ロリ・ペティ、オーガスト・シェレンバーグ、マイケル・マドセン、ジェイン・アトキンソン、ミケルティ・ウィリアムソン、リチャード・リール、マイケル・バコール
子供向けの映画。シャチ・ウィリーの本名はケイコの由。映画撮影後、劣悪な環境に戻されたが、映画によって基金が設立されて救出されたという。映画人もチョットいい加減?ケイコは日本を意識しての命名か?
⑪7月25日“アルマゲドン Armageddon”1998年・米
監督:マイケル・ベイ
出演:ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー、ピーター・ストーメア、スタンリー・アンダーソン
これで見るのは2度目だが、今回多くの謎・不合理に気付いた。ロシアの宇宙ステーションで補給したのは燃料?液体酸素?爆発したのはどっち?燃料、液体酸素どちらも単独では宇宙では爆発しないのでは。宇宙で炎があがるの?掘削で火花が出ていたが?何故かバルカン砲を撃つ場面があるが、宇宙で火砲が使えるのか?薬莢に火薬と酸化剤が混入できるなら可能だが、逆にそんな銃弾はいつ爆発するかわからない。小惑星は鉄でできていて固い?宇宙で物質として安定的なのは多くは酸化鉄ではないか?そんな初歩の理科知識なしで作ったシナリオ?見ていて面白かった!!流星群の中で別の流星群の嵐が起きるのか?元々流星群と分かっていてオペレーションしたのではないか。だのにNASAの作戦で、その流星群にぶつかって遭難するの?とにかく突っ込みどころ満載のシナリオが傑作だ!これが受賞作か?映画の作り方が問題で16週間という短期間で撮影を行い作品を完成させた、ためという。コストダウンで受賞作ができるなら、それで良い?!
⑫7月27日“フィールド・オブ・ドリームス Field of Dreams”1989年・米
監督:フィル・アルデン・ロビンソン、原作:ウイリアム・パトリック・キンセラ・小説『シューレス・ジョー』
出演:ケビン・コスナー、エイミー・マディガン、レイ・リオッタ、ジェームズ・アール・ジョーンズ、バート・ランカスター
幻聴に始まる幻想的映画。作家テレンス・マンは実在かと思ったが、そうではないようだ。夢の中に居て亡父への悔いは解消できたが、借金は返せるのだろうか。その懸念だけが残る。
ネット配信で見た12本は以下の次の通り。
⑬7月2日“紀元前1万年 10,000 BC”2008年・米
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:スティーヴン・ストレイト、カミーラ・ベル、クリフ・カーティス、アフィフ・ベン・バドラ、モー・ゼイネル
時は紀元前1万年。人も動物も自然のままに生き、マンモスが大地を闊歩する時代。まぁ何と申しましょうか、史実でもないもっともらしいウソばかりの現代人の目の勝手な御伽噺と申しましょうか。その点での娯楽性か。
⑭7月9日“ザ・シークレットマン Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House”2017年・米
監督:ピーター・ランデズマン
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・レイン、マートン・チョーカシュ、トニー・ゴールドウィン、アイク・バリンホルツ、ジョシュ・ルーカス、マイケル・C・ホール、トム・サイズモア、ブルース・グリーンウッド、マイカ・モンロー
ウォーターゲイト事件の捜査情報を流した真犯人はFBI副長官だったマーク・フェルトだった。様々なホワイト・ハウスからの捜査妨害行為にリークによって対抗しFBIの独立性を守ったのだ。何が守るべき正義かを見極めて行動する米国人一人一人の判断力に敬服する。
⑮7月10日“制覇(1982)”1982年・日本
監督:中島貞夫、原作:志茂田景樹
出演:三船敏郎、岡田茉莉子、菅原文太、名高達郎、中井貴恵、秋吉久美子、松尾嘉代、梅宮辰夫、清水健太郎、にしきのあきら、大信田礼子、高岡健二。丹波哲郎、
ヤクザ映画。田岡一雄晩年存命中のエピソード。豪華キャストなので見た。ストーリーはキャバレーで狙撃される所からスタートし、病気で亡くなって後、収監中の若頭・山本健一も亡くなり終わる。田岡一雄の家族関連は創作かもしれない。内容は何となくしんどい印象しかない。
⑯7月11日“ネイビーシールズ Act of Valor”2012年・米
監督:スコット・ウォー、マイク・マッコイ
出演:ローク・デンバー、ロゼリン・サンチェス、ジェイソン・コットル、アレックス・ヴィードフ
原題は直訳すると”勇気ある行為”。本作に登場する武器・兵器は本物を使用しており、実弾で撮影を行った。また現役のNavy SEALs隊員、及びSWCC(海軍特殊舟艇チーム)が出演。https://ja.wikipedia.org/wiki/ネイビーシールズ_(2012年の映画)ベトナム戦争における南ベトナム解放民族戦線掃討を目的として1962年1月1日に結成された。前身として第二次世界大戦中に活躍した水中破壊工作部隊 (UDT / Underwater Demolition Team) があり、その歴史は米軍の近代特殊部隊の中で最も古い。https://ja.wikipedia.org/wiki/Navy_SEALs米国の主権の及ばない領域に勝手に兵力を投入している。
⑰7月12日“不機嫌な果実”1997年・日本
監督:成瀬活雄、原作:林真理子
出演:南果歩、鷲尾いさ子、美木良介、根津甚八、鈴木一真
夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。衝撃の問題作!”隣の芝生は青い”原作とは終わりが少し違うようだが?
⑱7月13日“お気にめすまま Man Trouble”1992年・米
監督:ボブ・ラフェルソン
出演:ジャック・ニコルソン、エレン・バーキン、ビヴァリー・ダンジェロ
意外と複雑な筋。ハリーの妻イオウジマは日本人なのか?
⑲7月16日“陰謀のセオリー Conspiracy Theory”1997年・米
監督:リチャード・ドナー
出演:メル・ギブソン、ジュリア・ロバーツ、パトリック・スチュワート、シルク・コザート
久しぶりに面白い映画だった。私には分かり易い筋書きだが、最後まで種明かし無いのが良い。ひょっとして見たのは2度目なのかも知れない。既に見たような気がかすかにする。それにしても主題歌Can't Take My Eyes Off Youも好きでクセになるし、ジュリア・ロバーツも好い。メル・ギブソンもジュリアとの社会的階級差を巧く表現していた。米国一般ではCIAよりもFBIの方が好感を持たれているのだろうか。この映画に限らず米国映画を見ているとそんな気がする。
⑳7月17日“ラブシェア Eat, Drink & Be Married”2019年・米、加
監督:ヘザー・ホウソーン・ドイル
出演:ジョスリン・フードン、ジェイク・フォイ、シドニー・スコシア、サム・ロバート・マウク、ビヴァリー・エリオット
ハッピーエンド。All Right!たまには良いけど、何だかねぇ~。チャーリーの存在感皆無!不動産屋ならもっと知恵を出せ!そんな知恵のないことで既に社長の恋人ビリーがリスペクトしてくれるハズがない。それで良いのか?シナリオが貧弱!
㉑7月21日“マダム・クロード Madame Claude”1977年・仏
監督:ジュスト・ジャカン
出演:デイル・ハドン 、フランソワーズ・ファビアン、モーリス・ロネ、クラウス・キンスキー、マレー・ヘッド、 フランソワ・ペロー
ファーストシーンはコンコルドからマダム・クロードの“娘”が降りてくる。車が出迎えて、ホワイトハウスに向かう。ホワイトハウスは残念な建物で少々げんなり。そこにカメラマンがスキャンダルネタで金にしようとして空港で撮影しまくっていたが、所詮殺されることになる。政界ネタは命懸け。マダム・クロードは高級コールガールの元締め。実在したのか?無駄にオッパイが沢山見れる。
㉒7月23日“X-ミッション(吹替版) Point Break”2015年・米・中合作
監督:エリクソン・コア
出演:エドガー・ラミレス、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、デルロイ・リンドー、レイ・ウィンストン
字幕も疲れたので娯楽なら吹替にしようと見た。かつてTVで見たかもしれない。意味不明の映画。仏教の修業とは異なるパフォーマンス。それで悟りを開くとは思えない!
㉓7月25日“マダム・クロード2情事の罠 Intimate Moments Madame Claude 2”1981年・仏
監督:フランソワ・ミメ、音楽:フランシス・レイ
出演:アレクサンドラ・スチュワルト、ベルナール・フレッソン、ジャン・トゥルリエ、フランソワ・ミメ、 ティッキー・オルガド
高級コールガールの4人の話。新人歌手、経営コンサルタント、テニスプレイヤー、そして美しき人妻。またも、きれいなオッパイが無駄に沢山見れる。新聞社にスキャンダルを嗅ぎつけられて、バレる前にマダムクロードは200万ドルを儲けて引退し、渡米した。
㉔7月31日“ナポリ、熟れた情事 Napoli velata/Naples in Veils”2017年・伊
監督:フェルザン・オズペテク
出演:ジョヴァンナ・メッツォジョルノ、アレッサンドロ・ボルギ、アンナ・ボナイウート、ペッペ・バーラ、Biagio Forestieri、ルイーザ・ラニエリ、Maria Pia Calzone、イザベラ・フェラーリ
セックス、サスペンス要素も多く、現実と非現実が交差し、後から謎が増えてくるけど、色々な解釈がありそう。
ナポリの街を舞台。ジョヴァンナ・メッツォジョルノ」の女優魂を感じられる作品。公開時43歳だという。
最後にTV放映の録画とレンタルビデオ2作の紹介。
㉕7月24日TVビデオ“キングダム KINGDOM”2019年・日本
監督:佐藤信介
出演:山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、阿部進之介、深水元基、六平直政、髙嶋政宏、要潤、橋本じゅん、坂口拓、宇梶剛士、加藤雅也、石橋蓮司、大沢たかお
7/15放映分のビデオ録画を視聴。コミック原作なのでやっぱり漫画そのもの。”山の民”?何者?歴史として、そのような社会が成立する訳が無い!"青天を衝け"の吉沢のような演技を山崎がやっていた!
㉖7月26日レンタルビデオ“フォーゴットン・ドリームス”2011年・日本
監督:日向朝子
出演:中村麻美、川岡大次郎、加藤貴宏、岸井ゆきの、篠崎美羽、古舘寛治
現代日本の若い夫婦。大変だね。派遣社員の夫の雇止め!それでも何とか生きていく?仕事どうするのか、人生設計?衿(えり)がラストシーンで夜勤の裕介に朝帰る時何を考えているかと聞く。朝、仕事をしに出かける人々を見てどう思うのか、本当は失業した後、どうするつもりかを聞いているのだが、ノンキに(ワザと?)街の様子を感想を交えて話している、で終わっている。衿の祐介への気持ちが変化するのか?
来週は、お盆。私も夏休みを頂戴したい。このブログも来週はお休みとしたい。ヨロシク!
毎年、同じようなことを繰り返して来て、77年経ったのではないか。世界に“核廃絶” を訴えて、既に80年近くなるのだ。
この80年で何か進歩があったのだろうか。
“核廃絶”の一歩手前の“核不拡散”の方が現実的?という考え方もあるが、実際には核は拡散している。
それは世界各地の武装勢力やゲリラが、拡散した核を手に入れる可能性が高くなっていることを意味する。
核を手放したウクライナが酷い目にあっている。
逆に、核を入手した北朝鮮が堂々と米国と渡り合っている。
やっぱり“核”は交際政治では重要な決め手になるのだ。だからこそ、世界各地の怪しい政府や反政府武装勢力やゲリラが核入手に必死になる。
だからこそインドは、核不拡散条約は不平等条約だと主張している。
ウクライナ戦争は、核大国のロシアがその使用をちらつかせながら、作戦を展開している。いよいよその本性が明らかになった。
このような世界情勢に在って、日本及び日本人の“戦争観”に変化があったのだろうか。
日本の大人たちは、“平和こそ大切だ”とは言いつつも、“平和のための政治学”を構築する“戦略”を構想することなく、“戦略”という言葉を忌避して形式論に堕し、思考停止して来た。
日本の子供たちは、“平和のために何ができるか考えたい”と言いつつも、日常性に堕し、“受験勉強”にいそしんで、大人になった。
結局は日本全体が“平和のために”思考停止して来た。そしてその“平和ボケ”は永遠に続くかのようだ。
そして憲法改正論議も、何時まで経っても“昭和の議論を繰り返している”。80年近く“何ら進歩なく”、いつの間にか“伝統”となってしまった。
だが、世界情勢はその怠惰を許さない。
ロシアは急に変な“ファンタジー”を信じ、それを唱え始めて、それに基づいてウクライナ侵攻を果たした。それに対して核を手放したウクライナ人は命を懸けて戦っている。
中国も“台湾解放”という“ファンタジー”を奉じている。“台湾解放”のためなら武力も辞せずという勢いだ。
世界中に“一つの中国”という“ファンタジー”を信じさせたまでは良かったが、やはりそれはメッキが剥げて“ファンタジー”でしかなかったという偽物の正体が見え始めて来ているのだ。
このように沖縄・西表島の鼻先に出没する中国がヤバイ。拡張主義中国は、尖閣でもヤバイ傍若無人。
80年前、中国には海軍力は皆目無かった!だが、今はまだハリコのトラとは言え、空母も3隻も持っている。
そこへ、アメリカ精神の敷衍主義者ペロシ米下院議長がやって来た。
中国は米要人の台湾訪問に反発して、台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習を実施している。国際法ギリギリのところをどこまでで許容されるのかを見極めるのが、意図だという。今後、その許容される部分に間合いを詰めて来るだろう、それも常時だという。つまり、許容された部分に艦船を常時派遣して常態化させる計画だろうというのだ。
そうなれば日本のシーレーンにも危機が迫る。これぞエネルギー危機の始まり。否、台湾武力解放となれば、前哨戦で沖縄駐留米軍攻撃があるのは確実。それには核攻撃も十分に考えられる。そうなれば、日本の平和主義はどうなるのか。
既に、中国は台湾周辺演習で5発のミサイルを日本のEEZ内に落としたという。これも国際法ギリギリのところだが、北朝鮮ですら大ぴらにやらないことを今回中国はやったのだ。
そこで“平和こそ大切だ”、“平和のために何ができるか考えたい”と唱えることだけが、有効なことになるのか。
日本の集団安全保障も米国一辺倒で、大丈夫なのだろうか。勿論、食糧安保も不十分では意味がないのだが。ならばエネルギー安保も・・・。とにかく、国家戦略としての日本の生き残り政策はどうするのか・・・。否、それでも“平和こそ大切だ”として、戦わず滅亡するのか。ウクライナ人のように戦うのか。
理想と現実を見つめて・・・思考停止は滅亡への道なのだ。
このような時にまして、外国の新興宗教に政府中枢が洗脳されているなど論外なのだ。その外国新興宗教は日本人搾取の装置だったのだ。それにもかかわらず元首相がその先鞭だったのは論外中の論外のこと。それでも“美しい日本”なのか?外国人のための“美しい日本”なのか?そこまでアホアホ汚染が進んでいたのか?それでも国葬か?
“お人好し”もエエカゲンにセェ!喝!
それにしても何はともあれ、ナムアミダブツ!・・・??・・・。
さて、今回は8月に入って最初の投稿なので、7月に見た映画の紹介としたい。7月には全26本鑑賞。内、NHK-BSプレミアムのBSシネマでは12本、ネット経由で12本、レンタル・ビデオ1本、TV放映のビデオ1本であった。
いつも通り、BSシネマでは12本の紹介から始める。
①7月1日“リバティ・バランスを射った男 The Man Who Shot Liberty Valance”1962年・米
監督:ジョン・フォード、製作:ジョン・フォード、ウィリス・ゴールドベック
出演:ジョン・ウェイン、ジェームズ・ステュアート、ヴェラ・マイルズ、リー・マーヴィン
女に惚れられる男は運も持っているものだろうか。振られた男が死んでこの物語は始まった。
②7月4日“7月4日に生まれて Born on the Fourth of July”1989年・米
監督:オリバー・ストーン
出演:トム・クルーズ、キーラ・セジウィック、レイモンド・J・バリー、ジェリー・レヴィン、フランク・ホエーリー、ウィレム・デフォー
ロン・コーヴィックの同名の自伝的小説(1976年)を映画化した作品。7月4日とはアメリカ独立記念日で、アメリカ人の愛国心を呼び起こし奮い立つ日。話の筋は陳腐で分かり易いが、しかし‥‥。米国はベトナム戦争によって大きく傷付いた。”世界の警察官を降りた”のはこれが原因であることを日本人は深く知るべきだ。アメリカ精神の敷衍主義が押し付けが余計なことだったのだ。その国力が低下したからでは決してなく、未だに世界一の大国であることは維持している。日本人は何がその活力の源泉かを深く知る必要がある。そこには先月見た“ペンタゴン・ペーパーズ”、“大統領の陰謀”や“ザ・シークレットマン”のように言論の自由と正義を通す意地がある。正義を論理的客観的に見極めようとする社会の力がある。一時的に不正義が社会を席巻しても、彼等にはそれを巻き返す復元力があることを知るべきだろう。
③7月6日“インビクタス/負けざる者たち Invictus”2009年・米
監督:クリント・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン、マルグリット・ウィートリー
「invictus」とは、ラテン語で「征服されない」「屈服しない」を意味する語。原題は直訳すれば「征服されない者(単数)」である。南アの政治改革者・ネルソン・マンデラのエピソードで感動的だった。スポーツのラグビーを使って国民意識の統合を図るという目の付け所が苦労人だと感じる。マディバがピナールに贈った詩の全文が知りたい。モーガン・フリーマンは良い俳優だ。
④7月11日“ゼロ・グラビティ Gravity”2013年・米・英
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー
2度目。“ゼロ・グラビティ”をどうやって撮影したのだろう。最後まで緊張する。
⑤7月12日“マラソンマン Marathon Man”1976年・米
監督:ジョン・シュレシンジャー
出演:ダスティン・ホフマン、ローレンス・オリヴィエ、ロイ・シャイダー、ウィリアム・ディヴェイン、マルト・ケラー
ウーン!1970年代半ばは未だナチの残党が生きていたのだ!だが、ストーリーに未だしっくり理解できない部分がある。例えば、ゼルがユダヤ人から巻き上げたダイヤモンドは誰のものだったのか?矢張りゼル兄のモノだったのか、ナチ残党の組織のモノだったのか?
⑥7月13日“栄光のル・マン Le Mans”1971年・米
監督:リー・H・カッツィン
出演: スティーブ・マックイーン、ヘルガ・アンデルセン、ジークフリート・ラウヒ
3度目。1度目はロードショウ、2度目は以前のBSシネマ。車の走りのカメラワークが斬新だったようだが、今や普通の印象。レーサーの人生模様が多少入っている。ルマンのルールも映画の中で自ずと分かるように説明している。
⑦7月14日“暗くなるまで待って Wait Until Dark”1967年・米
監督:テレンス・ヤング
出演:オードリー・ヘプバーン、アラン・アーキン、リチャード・クレンナ、エフレム・ジンバリスト・Jr
肝心の始めのシーン、ロートが二人組に背景を説明している場面に周囲のノイズが入って詳しい事情が不明のままになった。それでも映画を見ながら舞台劇の映画化だと直感したが、その通りだった。(フレデリック・ノットによる同名戯曲を映画化した作品。なお同戯曲の舞台初演は1966年。)NYのマンションの半地下の1室が舞台だが、田舎の家のように勝手に見知らぬ人々が次々入り込んで来るのには違和感を覚えた。
⑧7月15日“大いなる勇者 Jeremiah Johnson”1972年・米
監督:シドニー・ポラック
出演: ロバート・レッドフォード、ウィル・ギア、ステファン・ギーラッシュ、ジョシュ・アルビー、アリン・アン・マクレリー、リチャード・アンガローラ、デル・ボルトン
伝説的なマウンテンマン、レバー・イーティング・ジョンソン(1824年頃 - 1900年)という野人の人生を元にしたという。それが現代にどのような影響を与えたのだろうか。若干イミフ。
⑨7月18日“アポロ13号 Apollo 13”1995年・米
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ビル・パクストン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリス、キャスリーン・クインラン
2度目の鑑賞。アポロ13号爆発事故の実話に基づく作品で、実際の船長・ジム・ラヴェルのノンフィクション"Lost Moon"が原作。宇宙飛行士・野口聡一氏は、「再現性が本当に高い」とコメントしたという。
⑩7月19日“フリー・ウィリー Free Willy”1993年・米
監督:サイモン・ウィンサー
出演:ジェイソン・ジェームズ・リクター、ロリ・ペティ、オーガスト・シェレンバーグ、マイケル・マドセン、ジェイン・アトキンソン、ミケルティ・ウィリアムソン、リチャード・リール、マイケル・バコール
子供向けの映画。シャチ・ウィリーの本名はケイコの由。映画撮影後、劣悪な環境に戻されたが、映画によって基金が設立されて救出されたという。映画人もチョットいい加減?ケイコは日本を意識しての命名か?
⑪7月25日“アルマゲドン Armageddon”1998年・米
監督:マイケル・ベイ
出演:ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー、ピーター・ストーメア、スタンリー・アンダーソン
これで見るのは2度目だが、今回多くの謎・不合理に気付いた。ロシアの宇宙ステーションで補給したのは燃料?液体酸素?爆発したのはどっち?燃料、液体酸素どちらも単独では宇宙では爆発しないのでは。宇宙で炎があがるの?掘削で火花が出ていたが?何故かバルカン砲を撃つ場面があるが、宇宙で火砲が使えるのか?薬莢に火薬と酸化剤が混入できるなら可能だが、逆にそんな銃弾はいつ爆発するかわからない。小惑星は鉄でできていて固い?宇宙で物質として安定的なのは多くは酸化鉄ではないか?そんな初歩の理科知識なしで作ったシナリオ?見ていて面白かった!!流星群の中で別の流星群の嵐が起きるのか?元々流星群と分かっていてオペレーションしたのではないか。だのにNASAの作戦で、その流星群にぶつかって遭難するの?とにかく突っ込みどころ満載のシナリオが傑作だ!これが受賞作か?映画の作り方が問題で16週間という短期間で撮影を行い作品を完成させた、ためという。コストダウンで受賞作ができるなら、それで良い?!
⑫7月27日“フィールド・オブ・ドリームス Field of Dreams”1989年・米
監督:フィル・アルデン・ロビンソン、原作:ウイリアム・パトリック・キンセラ・小説『シューレス・ジョー』
出演:ケビン・コスナー、エイミー・マディガン、レイ・リオッタ、ジェームズ・アール・ジョーンズ、バート・ランカスター
幻聴に始まる幻想的映画。作家テレンス・マンは実在かと思ったが、そうではないようだ。夢の中に居て亡父への悔いは解消できたが、借金は返せるのだろうか。その懸念だけが残る。
ネット配信で見た12本は以下の次の通り。
⑬7月2日“紀元前1万年 10,000 BC”2008年・米
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:スティーヴン・ストレイト、カミーラ・ベル、クリフ・カーティス、アフィフ・ベン・バドラ、モー・ゼイネル
時は紀元前1万年。人も動物も自然のままに生き、マンモスが大地を闊歩する時代。まぁ何と申しましょうか、史実でもないもっともらしいウソばかりの現代人の目の勝手な御伽噺と申しましょうか。その点での娯楽性か。
⑭7月9日“ザ・シークレットマン Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House”2017年・米
監督:ピーター・ランデズマン
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・レイン、マートン・チョーカシュ、トニー・ゴールドウィン、アイク・バリンホルツ、ジョシュ・ルーカス、マイケル・C・ホール、トム・サイズモア、ブルース・グリーンウッド、マイカ・モンロー
ウォーターゲイト事件の捜査情報を流した真犯人はFBI副長官だったマーク・フェルトだった。様々なホワイト・ハウスからの捜査妨害行為にリークによって対抗しFBIの独立性を守ったのだ。何が守るべき正義かを見極めて行動する米国人一人一人の判断力に敬服する。
⑮7月10日“制覇(1982)”1982年・日本
監督:中島貞夫、原作:志茂田景樹
出演:三船敏郎、岡田茉莉子、菅原文太、名高達郎、中井貴恵、秋吉久美子、松尾嘉代、梅宮辰夫、清水健太郎、にしきのあきら、大信田礼子、高岡健二。丹波哲郎、
ヤクザ映画。田岡一雄晩年存命中のエピソード。豪華キャストなので見た。ストーリーはキャバレーで狙撃される所からスタートし、病気で亡くなって後、収監中の若頭・山本健一も亡くなり終わる。田岡一雄の家族関連は創作かもしれない。内容は何となくしんどい印象しかない。
⑯7月11日“ネイビーシールズ Act of Valor”2012年・米
監督:スコット・ウォー、マイク・マッコイ
出演:ローク・デンバー、ロゼリン・サンチェス、ジェイソン・コットル、アレックス・ヴィードフ
原題は直訳すると”勇気ある行為”。本作に登場する武器・兵器は本物を使用しており、実弾で撮影を行った。また現役のNavy SEALs隊員、及びSWCC(海軍特殊舟艇チーム)が出演。https://ja.wikipedia.org/wiki/ネイビーシールズ_(2012年の映画)ベトナム戦争における南ベトナム解放民族戦線掃討を目的として1962年1月1日に結成された。前身として第二次世界大戦中に活躍した水中破壊工作部隊 (UDT / Underwater Demolition Team) があり、その歴史は米軍の近代特殊部隊の中で最も古い。https://ja.wikipedia.org/wiki/Navy_SEALs米国の主権の及ばない領域に勝手に兵力を投入している。
⑰7月12日“不機嫌な果実”1997年・日本
監督:成瀬活雄、原作:林真理子
出演:南果歩、鷲尾いさ子、美木良介、根津甚八、鈴木一真
夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。衝撃の問題作!”隣の芝生は青い”原作とは終わりが少し違うようだが?
⑱7月13日“お気にめすまま Man Trouble”1992年・米
監督:ボブ・ラフェルソン
出演:ジャック・ニコルソン、エレン・バーキン、ビヴァリー・ダンジェロ
意外と複雑な筋。ハリーの妻イオウジマは日本人なのか?
⑲7月16日“陰謀のセオリー Conspiracy Theory”1997年・米
監督:リチャード・ドナー
出演:メル・ギブソン、ジュリア・ロバーツ、パトリック・スチュワート、シルク・コザート
久しぶりに面白い映画だった。私には分かり易い筋書きだが、最後まで種明かし無いのが良い。ひょっとして見たのは2度目なのかも知れない。既に見たような気がかすかにする。それにしても主題歌Can't Take My Eyes Off Youも好きでクセになるし、ジュリア・ロバーツも好い。メル・ギブソンもジュリアとの社会的階級差を巧く表現していた。米国一般ではCIAよりもFBIの方が好感を持たれているのだろうか。この映画に限らず米国映画を見ているとそんな気がする。
⑳7月17日“ラブシェア Eat, Drink & Be Married”2019年・米、加
監督:ヘザー・ホウソーン・ドイル
出演:ジョスリン・フードン、ジェイク・フォイ、シドニー・スコシア、サム・ロバート・マウク、ビヴァリー・エリオット
ハッピーエンド。All Right!たまには良いけど、何だかねぇ~。チャーリーの存在感皆無!不動産屋ならもっと知恵を出せ!そんな知恵のないことで既に社長の恋人ビリーがリスペクトしてくれるハズがない。それで良いのか?シナリオが貧弱!
㉑7月21日“マダム・クロード Madame Claude”1977年・仏
監督:ジュスト・ジャカン
出演:デイル・ハドン 、フランソワーズ・ファビアン、モーリス・ロネ、クラウス・キンスキー、マレー・ヘッド、 フランソワ・ペロー
ファーストシーンはコンコルドからマダム・クロードの“娘”が降りてくる。車が出迎えて、ホワイトハウスに向かう。ホワイトハウスは残念な建物で少々げんなり。そこにカメラマンがスキャンダルネタで金にしようとして空港で撮影しまくっていたが、所詮殺されることになる。政界ネタは命懸け。マダム・クロードは高級コールガールの元締め。実在したのか?無駄にオッパイが沢山見れる。
㉒7月23日“X-ミッション(吹替版) Point Break”2015年・米・中合作
監督:エリクソン・コア
出演:エドガー・ラミレス、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、デルロイ・リンドー、レイ・ウィンストン
字幕も疲れたので娯楽なら吹替にしようと見た。かつてTVで見たかもしれない。意味不明の映画。仏教の修業とは異なるパフォーマンス。それで悟りを開くとは思えない!
㉓7月25日“マダム・クロード2情事の罠 Intimate Moments Madame Claude 2”1981年・仏
監督:フランソワ・ミメ、音楽:フランシス・レイ
出演:アレクサンドラ・スチュワルト、ベルナール・フレッソン、ジャン・トゥルリエ、フランソワ・ミメ、 ティッキー・オルガド
高級コールガールの4人の話。新人歌手、経営コンサルタント、テニスプレイヤー、そして美しき人妻。またも、きれいなオッパイが無駄に沢山見れる。新聞社にスキャンダルを嗅ぎつけられて、バレる前にマダムクロードは200万ドルを儲けて引退し、渡米した。
㉔7月31日“ナポリ、熟れた情事 Napoli velata/Naples in Veils”2017年・伊
監督:フェルザン・オズペテク
出演:ジョヴァンナ・メッツォジョルノ、アレッサンドロ・ボルギ、アンナ・ボナイウート、ペッペ・バーラ、Biagio Forestieri、ルイーザ・ラニエリ、Maria Pia Calzone、イザベラ・フェラーリ
セックス、サスペンス要素も多く、現実と非現実が交差し、後から謎が増えてくるけど、色々な解釈がありそう。
ナポリの街を舞台。ジョヴァンナ・メッツォジョルノ」の女優魂を感じられる作品。公開時43歳だという。
最後にTV放映の録画とレンタルビデオ2作の紹介。
㉕7月24日TVビデオ“キングダム KINGDOM”2019年・日本
監督:佐藤信介
出演:山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、阿部進之介、深水元基、六平直政、髙嶋政宏、要潤、橋本じゅん、坂口拓、宇梶剛士、加藤雅也、石橋蓮司、大沢たかお
7/15放映分のビデオ録画を視聴。コミック原作なのでやっぱり漫画そのもの。”山の民”?何者?歴史として、そのような社会が成立する訳が無い!"青天を衝け"の吉沢のような演技を山崎がやっていた!
㉖7月26日レンタルビデオ“フォーゴットン・ドリームス”2011年・日本
監督:日向朝子
出演:中村麻美、川岡大次郎、加藤貴宏、岸井ゆきの、篠崎美羽、古舘寛治
現代日本の若い夫婦。大変だね。派遣社員の夫の雇止め!それでも何とか生きていく?仕事どうするのか、人生設計?衿(えり)がラストシーンで夜勤の裕介に朝帰る時何を考えているかと聞く。朝、仕事をしに出かける人々を見てどう思うのか、本当は失業した後、どうするつもりかを聞いているのだが、ノンキに(ワザと?)街の様子を感想を交えて話している、で終わっている。衿の祐介への気持ちが変化するのか?
来週は、お盆。私も夏休みを頂戴したい。このブログも来週はお休みとしたい。ヨロシク!
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 古田織部美術... | このお盆休み... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |