The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
菅政権
先日、現政権は国家戦略会議の構想を後退させるとの新聞報道があった。また看板を降ろすのか。それも“一丁目一番地”の大看板だ。官僚をコントロールするという理念は いつの間に消し去ったのか。
実現させるべき政策は後退させるし、少し現実の政治状況を知って 覚悟も無く舞い上がり、官僚の言いなりになってしまう。選挙前の段階で、党内で全く議論して成案になっていないような“消費税検討開始”などを 言い出す無定見、無戦略は 酷い。経済学の“お勉強”を この期に及んで始めるのでは手遅れもいいところだ。経済学は近代政治家の必須科目だからだ。菅氏は もっと狡猾なマキャベリストと思っていたが、全く 視野狭窄の永田町の政略家と言えば聞こえは良いが、単なる ケンカ上手だった。
だから、野党に連立を呼びかけても 足下を見透かして いずれも全く応じる気配はない。国民新党すら 微妙にポジションを変えて来ている。菅氏への党内外からの求心力は 極端に低下している。
それに引き換え ご当人は 首相公邸に引籠もりのニート状態だと言う。梅雨の集中豪雨被害で困窮している地域もあるにもかかわらずなのだ。これでは、求心力は向上しない。求心力のない 首相に指導力は全く期待できない。まさに やることなすことが負のスパイラルだ。レーム・ダックどころか完全な死に体である。そのような人に首相を任せる訳には行かない。今の 日本は一刻の猶予も無い危機管理状態なのだ。
菅氏には もはや 首相辞任しか 残された道はないのではないか。
一方、“政治と金”の闇で生きている大物政治家が未だに注目を集めている。しかし、ご当人は 現在 闇のかなた。このような不透明な人物が 透明性を求められる現代政治家としてふさわしい人物と言えるのか。いつまでたっても検察審査会に怯える人物が 政界の重要人物であって良いのか。説明責任を果たせない人物は政治家としての初歩的能力に欠けている政治屋だ。これが大物政治家だとすれば、日本政界は 前近代的後進性を引きずっていることになる。
この人は 政治を政局にして、それを生きがいにしているとしか思えない。誰もが 彼には政治家に肝心な政策は無いと言っている。主義、主張が無いならば 選挙コンサルタントを生業とするべきだ。コンサルならば主義、主張無く、多少土地ころがしをサイド・ビジネスとしていても誰からもとやかくは言われまい。
こういう人が ゾンビまがいに復活することは許されない。
しかも菅氏も 選挙前“静かにしていて欲しい”と言い放ったはずなのに、この政治屋に “会いたがっている”という。こんなにブレる覚悟無き 軽い人物が首相で良いのか。
菅氏を よく知るという人物は“彼は変化する状況の中で それに応じて変わっていく”人物だと評していた。言葉を変えれば 状況に応じて変化するカメレオン政治家だというのが その本質なのだ。
何度も 繰り返すが 政治家こそIntegrityを大切にするべきなのだ。主義、主張の下でIntegrity(ぶれない・劣化させない)を持っていることは信頼獲得の基本なのだ。
日本の首相がこうも頻繁に交代するのはいかがなものか、などという議論もある。
しかし、いずれ国会運営で必ず行き詰る。そこで衆議院解散 だろうが、民主党内が 代表をそのままでは戦えまい。
いや、そのもっと手前の8月には、辺野古米軍基地建設という どう考えても解決不能の問題が 持ち上がる。現政権は米国と沖縄の板ばさみでどっちらへも動けまい。この時点で、引責辞任というのが せめてもの菅氏の“鳩山政権の負の遺産清算”ということで、妥当なところではあるまいか。

実現させるべき政策は後退させるし、少し現実の政治状況を知って 覚悟も無く舞い上がり、官僚の言いなりになってしまう。選挙前の段階で、党内で全く議論して成案になっていないような“消費税検討開始”などを 言い出す無定見、無戦略は 酷い。経済学の“お勉強”を この期に及んで始めるのでは手遅れもいいところだ。経済学は近代政治家の必須科目だからだ。菅氏は もっと狡猾なマキャベリストと思っていたが、全く 視野狭窄の永田町の政略家と言えば聞こえは良いが、単なる ケンカ上手だった。
だから、野党に連立を呼びかけても 足下を見透かして いずれも全く応じる気配はない。国民新党すら 微妙にポジションを変えて来ている。菅氏への党内外からの求心力は 極端に低下している。
それに引き換え ご当人は 首相公邸に引籠もりのニート状態だと言う。梅雨の集中豪雨被害で困窮している地域もあるにもかかわらずなのだ。これでは、求心力は向上しない。求心力のない 首相に指導力は全く期待できない。まさに やることなすことが負のスパイラルだ。レーム・ダックどころか完全な死に体である。そのような人に首相を任せる訳には行かない。今の 日本は一刻の猶予も無い危機管理状態なのだ。
菅氏には もはや 首相辞任しか 残された道はないのではないか。
一方、“政治と金”の闇で生きている大物政治家が未だに注目を集めている。しかし、ご当人は 現在 闇のかなた。このような不透明な人物が 透明性を求められる現代政治家としてふさわしい人物と言えるのか。いつまでたっても検察審査会に怯える人物が 政界の重要人物であって良いのか。説明責任を果たせない人物は政治家としての初歩的能力に欠けている政治屋だ。これが大物政治家だとすれば、日本政界は 前近代的後進性を引きずっていることになる。
この人は 政治を政局にして、それを生きがいにしているとしか思えない。誰もが 彼には政治家に肝心な政策は無いと言っている。主義、主張が無いならば 選挙コンサルタントを生業とするべきだ。コンサルならば主義、主張無く、多少土地ころがしをサイド・ビジネスとしていても誰からもとやかくは言われまい。
こういう人が ゾンビまがいに復活することは許されない。
しかも菅氏も 選挙前“静かにしていて欲しい”と言い放ったはずなのに、この政治屋に “会いたがっている”という。こんなにブレる覚悟無き 軽い人物が首相で良いのか。
菅氏を よく知るという人物は“彼は変化する状況の中で それに応じて変わっていく”人物だと評していた。言葉を変えれば 状況に応じて変化するカメレオン政治家だというのが その本質なのだ。
何度も 繰り返すが 政治家こそIntegrityを大切にするべきなのだ。主義、主張の下でIntegrity(ぶれない・劣化させない)を持っていることは信頼獲得の基本なのだ。
日本の首相がこうも頻繁に交代するのはいかがなものか、などという議論もある。
しかし、いずれ国会運営で必ず行き詰る。そこで衆議院解散 だろうが、民主党内が 代表をそのままでは戦えまい。
いや、そのもっと手前の8月には、辺野古米軍基地建設という どう考えても解決不能の問題が 持ち上がる。現政権は米国と沖縄の板ばさみでどっちらへも動けまい。この時点で、引責辞任というのが せめてもの菅氏の“鳩山政権の負の遺産清算”ということで、妥当なところではあるまいか。

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