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‘24年4月に見た映画の紹介

“太陽フレア”と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が5月8日から10日にかけてあわせて6回発生し、電気を帯びた粒子が地球に到達して地球の磁場が乱れる「磁気嵐」の発生が各地で観測されている、という。通信衛星などの人工衛星やGPSの位置情報、それに短波の無線通信などに影響が出るおそれがある、という。影響の程度については現時点で不明らしい。それでは何にどう対応すればいいのかよく分からない。PCに悪いことがおきるのか?1991年3月以来ということだが、ならば大変だがどうすればよいのか?

環境省・伊藤環境大臣の水俣病の患者・被害者団体との懇談で、団体側の発言中に環境省の職員がマイクの音を下げ、切り、発言マイクを取り上げていた。何のための懇談なのか。環境省は何のためにあるのか。仕事をしているのか。 
情けないこと極まれり!水俣病の問題は既に終わったものだと思っていたがまだ環境省は放りっぱなしで、保障問題は解決していないという。一体環境省は何年経てば解消させるのだろうか。皆さんが亡くなるのを待っているダケなのか。亡くなれば文句を言わなくなる!
そもそも環境省は、沖縄の環境を破壊し生物多様性を積極的に阻害する辺野古米軍基地建設の差し止めもせず、一体何をしているのか。米国EPAなら恐らく必ず差し止めるはずの問題だ。辺野古米軍基地建設は正に泥沼の無駄な工事なのだ。それを差し止めない。このように存在意義のない、仕事をしない環境省は予算の無駄遣いではないのか。無くても大して国政に良い影響はなく、悪い影響だけを残す官庁に存在意義があるのか?
岸田政権の“聞く力”はどうなっているのか?

米大学でのガザ攻撃反対の学生運動について、シオニストによる歪んだプロパガンダが日本でも意図的に行われている。もっと冷静な議論が日本では行われるべきである。肝心の米国ではマスコミもシオニストが牛耳っているので議論が歪むのだ。だがガザ攻撃反対の議論が徐々に欧州でも拡がっている。 
残念なことに日本の学生には響いていないようである。日本の若者は、日本の衰退を映すように無気力であり、60年代のような活力がないのが残念である。何にもましてアホな政治家のせいで、日本が衰退していくことを看過せざるを得ないのが無念である。これも日本人の根強い保守的指向の結果であり、無意味な自民支持の結果なのだろう。環境省のあの理不尽な失態も、その結果である。日本全体のアホアホ指向もいい加減にセントアカンデェ~!

急激な円安と言ったがそれが持続するかのような傾向にある。これは日銀が利上げできないためだ。日銀は利上げしないのは、日本の不景気が回復していないからだと言っているが、実は利上げできない理由がある。円ドルトレーダーはそれを見透かしていて、円をたたき売っているのだ。
利上げできない理由とは何か。それは利上げすれば日銀が破綻するからだという噂が絶えない。つまり利上げすれば既にアホノミクス主導の政府によって大量に買わされた低金利の国債を持っていて、それが不良債権化するからなのだ。既にどうしようもない罠に日銀が陥っているのだ。円の信認が国際的に落ち始めている。つまり円安は極限にいたり、ハイパーインフレへの懸念が発生しているのだ。
日本全体のアホアホ指向もいい加減にセントアカンはずなのだが、客観的にはどんどん日本の衰退が深く静かに進行しているのだ。経済学者最早手のつけようのない事態が進行している。どうすれば良いのか?????
今週は“どうすれば良いのか?”で終わっている!困ったものだ。ついでに“温暖化”も“どうすれば良いのか?”人間文明の破綻か?



さて、月替わりで先月見た映画の紹介としたい。ここらで、ちょっと真向臭さから抜け出すのも良いだろう。先月は合計33本見れた。年度初めで仕事なくヒマだったこともある。NHK-BSのBSシネマで13本。TV放映されたものの録画したものを見直したのが、2本。残り18本はネット経由だった。レンタルビデオは見ることはなかった。
それではBSシネマで見た13本の紹介から始めたい。

①4月2日“60歳のラブレター”2009年・日本・監督:深川栄洋
出演:中村雅俊、原田美枝子、井上順、戸田恵子、イッセー尾形、綾戸智恵、星野真里、内田朝陽、石田卓也、金澤美穂
わざとらしさ満載で嘘っぽいが、分かっていながら何故か見てしまった。変なの!初老のよろめき、仕方なく貫き?そんな話。バカみたい!

②4月3日“ここ(地上)より永遠に From Here to Eternity”1953年・米・監督:フレッド・ジンネマン
出演:バート・ランカスター、モンゴメリー・クリフト、デボラ・カー、フランク・シナトラ、ドナ・リード、フィリップ・オーバー、ミッキー・ショーネシー、アーネスト・ボーグナイン、フィリップ・オーバー、ジャック・ウォーデン、ミッキー・ショーネシー、クロード・エイキンス、アルヴィン・サージェント、バーバラ・モリソン
番組予定ではポセイドン・アドベンチャーだったのに何故か差し替えられていた。アカデミー賞受賞作品。
米陸軍を愛した男のPR映画か?戦前は米陸軍の帽子はハットだったのだ。ヘルメットは英軍と同じ浅いもの。兵士に対するいじめは日本軍とあまり変わらないのは驚きだった。将校の奥さんは結構浮気もしていた?映画は真珠湾攻撃があってそこで終わった!

③4月5日“ダンディー少佐 Major Dundee”1965年・米・監督:サム・ペキンパー
出演: チャールトン・ヘストン、リチャード・ハリス、ジェームズ・コバーン、ジム・ハットン、マイケル・アンダーソン・Jr、センタ・バーガー、マリオ・アドルフ、ブロック・ピータース、ウォーレン・オーツ、ベン・ジョンソン
二度目のはずだが、記憶鮮明でなく見たが、話がダラダラ続いて、尻すぼみ。何だかつまらぬ武勇伝だから記憶に残っていないのか。そう言う点で名画の資格なし。銃で撃ち合う時代場所に、場違いな仏軍槍騎兵が登場して、あっけなく終わるのもバカバカしい印象。史実には基づいてはいない?

④4月9日“ア・フュー・グッドメン A Few Good Men”1992年・米・監督:ロブ・ライナー
出演:トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン、デミ・ムーア、ケヴィン・ベーコン、キーファー・サザーランド、ケヴィン・ポラック、ウォルフガング・ボディソン、ジェームズ・マーシャル、J・T・ウォルシュ、クリストファー・ゲスト、J・A・プレストン、マット・クレイヴン、キューバ・グッディング・Jr、ノア・ワイリー、ザンダー・バークレイ
グワンタナモ基地は軍規違反の伝統的場所か?幹部の総入れ替えが必要だろう。ジョアン・ギャロウェイ少佐が何故、ダニエル・キャフィ中尉の法廷指揮に従うのかが理解できなかった。海兵隊は海軍の下なので、軍規違反は海軍法廷で裁かれるのだろう。まぁそれはともかくもジャック・ニコルソンの演技は凄い!また被告のダウニーとドーソンは無罪にもかかわらず、不名誉除隊となる理由が分からない。いたみ分けにしたがる軍の傾向か?

⑤4月10日“愛は静けさの中に Children of a Lesser God”1986年・米・監督:ランダ・ヘインズ
出演:ウィリアム・ハート、マーリー・マトリン、パイパー・ローリー、フィリップ・ボスコ、アリソン・ゴンフ、ジョン・F・クリアリー、ジョン・ベイシンガー、ボブ・ヒルターマン
多分見るのは2度目だが、記憶のかなたなので見た。障碍者の話は見ていてやっぱりつらい部分がある。主演のマーリー・マトリンは本作が映画デビューであり、ろう者でもある。当時21歳だった彼女は史上最年少でアカデミー主演女優賞を受賞した。健常者との違いをこくふくすることの難しさを乗り越えようとする美しさ。

⑥4月11日“パリで一緒に Paris When It Sizzles”1964年・米・監督:リチャード・クワイン
出演:ウィリアム・ホールデン、オードリー・ヘプバーン、トニー・カーティス、ノエル・カワード、マレーネ・ディートリッヒ、グレゴワール・アスラン、レイモン・ブシェール、トマス・ミシェル
以前に見たような気がする。今回はバカにしながらも真剣に見た。トニー・カーチスがあんな役でよく我慢できたのだ。何となくウィリアム・ホールデンはミスキャストのような気がするが、彼はよく頑張っている。

⑦4月15日“アン・ストッパブル Unstoppable”2010年・米・監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン、イーサン・サプリー、ケヴィン・ダン、ケヴィン・コリガン、ケヴィン・チャップマン、リュー・テンプル、T・J・ミラー、ジェシー・シュラム、デヴィッド・ウォーショフスキー、ミーガン・タンディ、エリザベス・マシス、ディラン・ブルース、ジェフ・ウィンコット、アイシャ・ハインズ
以前、TV放映で見たが、もう一遍は見たいと思っていたので見た。鉄道事故の実話をベースに映画化されているので迫真性があって面白い。(2001年5月15日にオハイオ州で発生した暴走事故を元に制作された。)Rotten Tomatoesでの支持率は86%(160名中138名)で、平均点は10点満点で6.9点を獲得し、「新鮮映画」に認定された由。

⑧4月16日“ミセス・ダウト  Mrs. Doubtfire”1993年・米・監督:クリス・コロンバス
出演:ロビン・ウィリアムズ、サリー・フィールド、ピアース・ブロスナン、ハーヴェイ・ファイアスタイン、リサ・ジャクブ、マシュー・ローレンス、マーラ・ウィルソン、ロバート・プロスキー、ポリー・ホリデイ
一度見逃した映画。ロビン・ウィリアムズの好演一致するところ。誰かが“決して誰かを一方的に断罪するようなつくりになっていないところが誠実”と言っていたのは首肯する。やっぱり“お互いを思いやる気持ちが大切なんだ”。

⑨4月17日“レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い Legends of the Fall”1995年・米・監督:エドワード・ズウィック
出演:ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス、エイダン・クイン、ジュリア・オーモンド、ヘンリー・トーマス、カリーナ・ロンバード、ゴードン・トゥートゥーシス、クリスティナ・ピックルズ、ポール・デスモンド、タントゥー・カーディナル、セクワン・オウガー
三兄弟の夫々の身勝手な生き方。そんな男所帯に意味なく婚約者を連れ帰る.ジワッと亀裂が入るのは当然。そこへ第一次大戦。意気って志願したが、戦場では“神の御加護を願う”身勝手。そして三男は偵察に志願して戦死。次男は世界を放浪。長男は婚約者との結婚を望む。そこへ熊が要所に絡む。問題を起こしてはそれに苦しむ。何じゃこりゃ!!?
原題は“秋の伝説”なるが、ここでは“堕落”や“衰退”の意味も含まれる由。

⑩4月18日“風とライオン The Wind and the Lion”1975年・米・監督:ジョン・ミリアス
出演:ショーン・コネリー、キャンディス・バーゲン、ブライアン・キース、ジョン・ヒューストン、ジェフリー・ルイス、スティーヴ・カナリー、ヴラデク・シェイバル
何かのロード・ショウを見た時に予告編を見た記憶があるが、本編をついぞ今まで見る機会がなかった。その後不運にも“風に立つライオン”などという紛らわしい題名の邦画を見て残念にも終わっていた。
モロッコ族長のライズリと米国大統領セオドア・ルーズベルトの大西洋をはさんでの植民地政策時代の対立の話だと了解。ペルディカリス事件が下敷きになっている由。だが、映画では米海軍が海兵隊を伴って大戦まで覚悟してタンジールでの太守を保護下に置き主導権を握ったはずが、いつの間にか独軍に支配されてライズニも捕獲されてしまっている。なんだかしっくりしない筋書き。まっ、そうでなければラスト・シーンのライズニからのルーズベルトへの手紙の意味が無いのだが。これは恐らく架空のアメリカ万歳の大作になり切れなかった話。

⑪4月22日“プリティ・リーグ A League of Their Own”1992年・米・監督:ペニー・マーシャル
出演:トム・ハンクス、ジーナ・デイヴィス、マドンナ、ロリ・ペティ、ジョン・ロヴィッツ、デヴィッド・ストラザーン、ゲイリー・マーシャル、ロージー・オドネル、ビル・プルマン、ティア・レオーニ、
マドンナが居たはずなのだけど!トム・ハンクスのジミー・ドゥーガン監督のモデルは、1930年代の強打者、ジミー・フォックスの由。史実とは少々違う点があったようだ。劇中のような姉妹が存在、活躍した事実もない、という。だが、批評家からは好評だったようだ。Rotten Tomatoesでは79件のレビューで支持率は81%、平均点は7.00/10となった。

⑫4月23日“志乃ちゃんは自分の名前が言えない”2018年・日本・監督:湯浅弘章
出演:南沙良、蒔田彩珠、萩原利久、小柳まいか、池田朱那、柿本朱里、中田美優、蒼波純、渡辺哲、山田キヌヲ、奥貫薫
吃音で話せない。だが歌は歌える。そうなんだ。自分で自分を責める、そして他人から逃げる。そういう境遇、もう一つ良くわからない。どうすれば解消できるのか、この映画では分からない。ロケ地、沼津なんだ!

⑬4月30日“クリムゾン・タイド Crimson Tide”1995年・米・監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン、ジョージ・ズンザ、ヴィゴ・モーテンセン、ジェームズ・ガンドルフィーニ、マット・クレイヴン、リロ・ブランカトー、ライアン・フィリップ、ダニー・ヌッチ、リック・シュローダー、スティーヴ・ザーン
多分2~3度目の鑑賞で、好きな映画の一つ。だが、よくわからないのがロシアのチェチェン紛争をきっかけに超国家主義者ウラジーミル・ラドチェンコの軍による反乱が勃発。なのに何故か極東ウラジストックでの反乱。したがって日本への核脅迫もしているという。ところが地中海で仏軍の空母も待機していて、そこからマスコミが中継している。このチグハグが大きな違和感。主人公等の原潜アラバマはこの反乱軍鎮圧のため極東ロシアへの核攻撃を企図していて、西太平洋つまり日本近海のどこかに潜んでいる。そこでのロシア原潜との水中戦闘、艦内での反乱闘争、隔絶された状況での判断の是非にハラハラドキドキが面白い。反乱軍へのミサイル発射の是非をめぐり、艦長と副長の艦内での権力闘争になったという話。これも痛み分けに裁いている。どちらかというと艦長の横暴は裁かれるべきだと思うのだが。
初見のころは荒唐無稽な印象だったがワグネルの反乱を想起させ現実味あり、まして極東での反乱となればゾッとする。
かつて艦長に核攻撃決断の権限が委譲されていたが、今は大統領権限となっている由。タイトルは“深紅の潮流”でアラバマ大学のフットボール・チームの愛称の由。

次はTV放映の録画の見直し2本。これにいつもつきまとうのが放映に当たってのカットの程度が果たしてどの程度なのかだ。だからいつもコメントにそれを記しているつもりだ。

⑭4月24日“キューブ Cube”1997年・加・監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演:モーリス・ディーン・ウィント、デヴィッド・ヒューレット、ニコール・デ・ボアー、ニッキー・グァダーニ、アンドリュー・ミラー、ウェイン・ロブソン、ジュリアン・リッチングス
TV大阪シネマ・クラブ24/4/24放映CM含め105分。実上映時間90分。近未来SF。意味なく生産して成り立つ社会という設定?世界的には有名な映画?
意味なく作られた立方体(キューブ)で構成され各キューブに殺人罠が張り巡らされたのと安全なのがある謎の迷宮に、突如放り込まれた男女6人の脱出劇を描く。結局感情的になって殺人となり精神障碍者だけが助かる。「ワンセット物で登場する役者は7人」の低予算作品の由。ところで素数にどんな意味がるのか。順列とは?私にはイミフ!だった。

⑮4月30日“ブルーサンダー Blue Thunder”1983年・米・監督:ジョン・バダム
出演:ロイ・シャイダー、マルコム・マクダウェル、ウォーレン・オーツ、キャンディ・クラーク、ダニエル・スターン
TV大阪シネマ・クラブ24/2/28放映。CM含めて110分。実上映時間109分。分かり易い内容だがそれだけにカットが多かったように感じる。ロサンゼルス市警航空隊の話。登場するヘリコプターはAH-64 アパッチであろうか。機首下部の20mm6銃身ガトリング砲1門、機体は厚さ2.5センチのセラミック製装甲で防弾仕様だという。

⑯4月7日“超極道”2001年・日本・監督:瀬々敬久
出演:哀川翔、鬼丸、松重豊、中村麻実、下元史朗、寺島進、川瀬陽太
不法者によって覚醒剤が蔓延し支配され、寂れた町に、抗争で殺されたはずの幽霊・滝島が戻って来た。そしてつるんでいた刑事・寺島進もろとも壊滅。何だかスッキリしたようなしないような。南・松重豊が一寸浮いた感じだったのが残念!

⑰4月1日“グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち Good Will Hunting”1997年・米・監督:ガス・ヴァン・サント、脚本:マット・デイモン、ベン・アフレック
出演:ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン、ベン・アフレック、ステラン・スカルスガルド、ミニー・ドライヴァー、ジョン・マイトン、レイチェル・マヨロースキー、コリーン・マッコーリー、ケイシー・アフレック、コール・ハウザー、マット・メルシエ、アリソン・フォランド、ヴィク・サハイ、スコット・ウィリアム・ウィンタース
以前、BSシネマで見た。まるで実話のよう。何度見ても良い。「君は何も悪くないIt’s not your fault.」そしてGood Will Hunting!恋人スカイらーを追って贈られたぼろ車でカリフォルニアへ・・・。

⑱4月2日“インターセクション Intersections”2013年・仏・監督:デヴィッド・マルコーニ
出演:ジェイミー・アレクサンダー、フランク・グリロ、ロシュディ・ゼム、マリ=ジョゼ・クローズ、ムーサ・マースクリ、チャーリー・ビューリー、アフィフ・ベン・バドラ、カルロス・レアル
リュックベッソンに釣られて見た。陰謀を見抜いたが、事故って計画が狂う。それに他の事件が絡む。なかなかスリリング。

⑲4月3日“スマート・チェイス 原題:極致追撃、米題: S.M.A.R.T. Chase”2017年・中国・監督:チャールズ・マーティン
出演: オーランド・ブルーム、レオ・ウー、サイモン・ヤム、ハンナ・クィンリヴァン、リン・ホン
昔あった“0011ナポレオン・ソロ”のような感覚、何故か意味なく踊る大勢の男女、その中国版、バッカみたい!1つのドローンで人や車を追跡可能か?当然、内容無し。こういうのを見た時の対処法を知りたい。アホ臭!確かに“オーランド ブルーム様が なぜか 格好よく見えない作品”だ。

⑳4月4日“セインツ -約束の果て- Ain't Them Bodies Saints”2013年・米・監督:デヴィッド・ロウリー
出演:ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラ、ベン・フォスター、キース・キャラダイン、ネイト・パーカー、ラミ・マレック
ギャングを裏稼業とする男に育てられた男女の悲劇だという。その前提が示されないまま不思議な展開に見えた。しかも結構町じゅうが彼らに好意的。だから何故かと変な映画だと最後までもどかしかった。原題も直訳すればその人達は聖人ではないか(聖人だ)“”となり、私にはイミフ!私はアホか?この謎に疲れる!

㉑4月5日“ザ・ワーズ 盗まれた人生 The Words”2012年・米・監督:ブライアン・クラグマン
出演:ブラッドリー・クーパー、ゾーイ・サルダナ、オリヴィア・ワイルド、ジェレミー・アイアンズ、ベン・バーンズ、デニス・クエイド、ノラ・アルネゼデール
中々いい小品。売れない新人作家がパリで買った鞄の中の原稿を自分の作品として“ザ・ワード”として出版して大当たりをした。予期せぬ入れ子構造に多少の違和感あるも面白かった。盗作した作家の生き方がどうなるのか。

㉒4月6日“ファング一家の奇想天外な秘密 The Family Fang”2015年・米・監督:ジェイソン・ベイトマン
出演:ニコール・キッドマン、ジェイソン・ベイトマン、クリストファー・ウォーケン、メアリーアン・プランケット、キャスリン・ハーン、マイケル・チャーナス、マッケンジー・ブルック・スミス、ユージニア・カズミナ、リンダ・エモンド
奇妙な映画、というより脚本が・・・原作の小説が変なんだろう。前衛芸術家の一家で、変なドッキリ事件を起こしていた。それが行き詰まり・・・。
果たして芸術とは何?思い込みで周囲の人の人生を破壊しても良いのか?姉弟は自分の人生を守り切った!

㉓4月8日“ストレンジ・アフェア(吹替版) Strange But True”2019年・加・監督:ローワン・アトリー
出演:エイミー・ライアン、マーガレット・クアリー、グレッグ・キニア、ニック・ロビンソン、ブライアン・コックス、ブライス・ダナー、コナー・ジェサップ、ジャナヤ・ステファンズ、メナ・マスード、サラ・アレン
これもまた、変な映画。メリッサが妊娠したのは大家の爺さんのせい!好々爺のはずが、殺人鬼に変身?この爺さんの常用薬は何だったのか?子供は無事生まれて皆で喜んで終わり?極端にヒステリックなシャーリーンも一寸異常!最初と最後のナレーションも変、結局、真実はどうでもいいのか?投げ遣りなイミフの台詞!

㉔4月9日“エビデンス -全滅- Evidence”2013年・米・監督:オラントゥンデ・オスンサンミ
出演:スティーヴン・モイヤー、ラダ・ミッチェル、ケイトリン・ステイシー、トーレイ・デヴィート
荒野の中で事故に遭ったバスの運転手や乗客が、殺人鬼によってバーナーで焼き殺される事件が起きる。警察は事件現場から押収したカメラや携帯に残された映像を証拠エビデンスに捜査。意外な人物が犯人と判明する・・・それだけの映画。B級!だけど面白い?犯人の動機が不明!?元恋人が鬱陶しかった?そんなことで殺すの?もう一人は?

㉕4月10日“サイド・エフェクト Side Effects”2013年・米・監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、チャニング・テイタム、マリン・アイルランド、アン・ダウド、ジェームス・マルティネス、ウラジーミル・ベルサイユ
面白かった。精神病と治療薬の製薬会社やかかわる医師の思惑に関連した隠れた犯罪に、善良な医師がかかわっていく複雑な話。現代ならば大いに有り得る話だと思う。しかもヴィクトリアとエミリーがレズだった。ジュード・ロウが渡辺謙に見えて仕方なかった。side effect:副作用。

㉖4月11日“ジョナサン -ふたつの顔の男- Jonathan”2018年・米・監督:ビル・オリヴァー
出演:アンセル・エルゴート、パトリシア・クラークソン、スキ・ウォーターハウス、マット・ボマー、ダグラス・ホッジ
二心同体のSF話。結末が不明なのがつらい。やっぱり一心同体に統合するのだろう。その兆候が現れて、映画を終わらせた。でなければ映画にならない?だけどそれを空港に向かわせてのことは理解不能!批評家支持率は65%、平均点は10点満点で6.45点となっている由。

㉗4月12日“ミッシング・デイ Reclaim”2014年・中・馬・米・監督:アラン・ホワイト
出演:ライアン・フィリップ、ラシェル・ルフェーブル、ジョン・キューザック、ジャッキー・ウィーヴァー、ブリアナ・ロイ、ルイス・ガスマン
養子縁組を望むアメリカ人夫婦と彼らから大金を巻き上げようとするプエルトリコの詐欺集団との戦い。養子縁組業者の信頼性を確認・担保することが基本。有り金むしり取られるが現地警察もいい加減なこと多いハズ。Reclaimはこういう犯罪組織の呼称!結構分かり易くハラハラドキドキだった。

㉘4月13日“ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度 Time Out of Mind”2014年・米・監督:オーレン・ムーヴァーマン
出演:リチャード・ギア、ベン・ヴェリーン、ジェナ・マローン、キーラ・セジウィック、スティーヴ・ブシェミ、ジェレミー・ストロング、ダニエル・ブルックス、マイケル・ブシェミ、アビゲイル・サヴィッジ、ジェラルディン・ヒューズ
まるでドキュメンタリーのようなタッチで一人のホームレスの男の生き様をただひたすら追う。最初と最後に若い女の子がでてくるが、これが実の娘のようだ。何故か身分証も失った男、ラストでどうやら娘に助けて貰う?ミュージシャンが何かのはずみで社会的落伍者になった?

㉙4月14日“エンド・オブ・ウォッチ End of Watch”2012年・米・監督:デヴィッド・エアー
出演:ジェイク・ジレンホール、マイケル・ペーニャ、ナタリー・マルティネス、アナ・ケンドリック、デヴィッド・ハーバー、フランク・グリロ、アメリカ・フェレーラ、クリー・スローン、コディ・ホーン、ションドレラ・エイヴリー
もっとピッタリのドキュメンタリー、B級だが重犯罪多発地区、ロサンゼルスのサウス・セントラル地区警官という職業柄が分かって良かった。制服警官・2級巡査、ブライアンとマイクはでコンビで市中パトロール。火災現場から子供を救出。ある麻薬組織への何度かの摘発で、目を付けられ逆襲される。マイクは死亡し警察葬となる。エンド・オブ・ウォッチは警官日誌の最後つまり、殉職ということの由。166件の批評家レビューで支持率は85%の由。

㉚4月16日“ロスト・イン・ザ・サン 偽りの絆 Lost in the Sun”2016年・米・監督:トレイ・ネルソン
出演:ジョシュ・デュアメル、ジョシュ・ウィギンス、リン・コリンズ、エマ・ファーマン、アル・ヘイター、ラリー・ジャック・ダットソン、ルイス・オルメダ、マイケル・アンソニー・ジャクソン
Lost in the Sonなのか?失敗ばかり犯してきた情けない父親・ジョンは地平線に昇る日の出を見て“途方に暮れた”のか?祖母の家にたどり着いしばらくホッとしても、また祖母は間もなく亡くなるのでは?悲しいネ、ルイス。悲劇はまだまだ伝染していくのか?辛いヨネ!

㉛4月17日“エリカ&パトリック事件簿 踊る骸/ヒドゥン・チャイルド 埋もれた真実 Tyskungen/The Hidden Child”2013年・瑞典・独・監督:ペール・ハネフョード
出演:クラウディア・ガリ、リチャード・ウルフセーテル、イーヴァ・フリショフソン、エドヴィン・エンドル、ペル・ミルバーリ、ヤーコプ・オフテブロ、インガ・ランドグレー
ナチス侵略時代に遡る話で、ややこしい。邦題も定まらぬほどか。アクセルはナチスのスパイだったのは分かったが、何故実の兄が殺される必要があったのか分からない。それよりも母の死だ、今更の殺人?それに母はその過去をどうやって消した?このアクセルの直近での殺人はどうやって可能だったのか?仲間が居たのか?結局、フランスもその孫ペールもどういう役回りだったのか?原作を読まないと分からないのか?一連の事件の必然性の希薄さを感じざるを得ない。必然性が無ければ事件は起きないし、殺人も実行は容易ではない!複雑にして煙に巻く気なのか?

㉜4月18日“インポッシブル Lo Imposible”2012年・西・監督:J・A・バヨナ
出演:ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー、トム・ホランド、サミュエル・ジョスリン、オークリー・ペンダーガスト、マルタ・エトゥラ、ズンケ・メーリング、ジェラルディン・チャップリン、ダグラス・ヨハンソン
男の子3人の家族が、日本からタイのリゾーに過ごしにやってきたが、クリスマス翌日、2004年のスマトラ沖地震に伴う未曾有の津波に巻き込まれる。母親は重傷を負い離れ離れになる恐怖があったが、全員無事だったというもの。津波に巻き込まれるシーンが実写かと思うほど凄い。異国での災害は辛い。

㉝4月23日“映画 日本刀〜刀剣の世界〜”2016年・日本・監督:大内達夫
出演:月山貞利、本阿彌光洲 等
ドキュメンタリー。刀の歴史、名刀の紹介、製造工程で構成。たたら、玉鋼、鍛冶、砥ぎ。そして実際の刀鍛冶師・月山貞利、刀研磨師・本阿彌光洲よいう匠たちの秘伝の技を映している。炭素量の異なる鋼の複合材料のはずだが、その複合の工程が重要だと思ったが、意外に簡単に紹介されていて残念。


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